タトゥーと刺青
先日、友人が初めてのタトゥーを入れた。
足の甲にリンドウの花のような星のマーク、かわいらしいかった。
今は日本でもワンポイントで、タトゥーを入れる人が多いと聞いている。彼女のを見ていると、刺青というよりもタトゥーと言ったほうが合う。
彼女がタトゥーを彫ってほしいと、店に入って行ったら、何人もの若者が待っていて、
「予約をしてくれないとすぐにはできないよ」
と、言われたらしい。
そんなに人気があるんだと彼女は感心し、翌日の空いている時間に予約を入れた。
興味津々の私は、いろいろな質問をした。
私「ねえ、やる前に誓約書とか書くの?病院で手術を受けるみたいに、失敗しても文句は言わないとかさ」
彼女「別になかったよ」
私「タトゥーは一生消えないから、やる前に本当にいいんだねって念を押されたの?」
彼女「別に」
それでいいのか・・・・・と思ったが、まだまだ私の質問は続いた。
私「ねえ、痛いって騒いだ?」
彼女「まわりに人が順番を待っていたから、恥ずかしくてあまり声がだせなかったの」
私「えええええ~」
なんと彼女は仕切りのない解放された部屋で、ベッドの上に寝転がり、タトゥーを彫ってもらっていたそうです。待っている人はそれを見ている状態で。
私「じゃあ、背中とか胸とかでも、そこでやるの?」
彼女「一応、布で隠してくれるけど、私が待っている時見た女性は、おっぱい出してた」
私「ひえええええ~」
まるで美容院へ行って、気軽に髪の毛を切ってもらうイメージ。
日本はどんな感じでやるのだろう。私の頭の中では、映画の一シーン、密室で、布団に寝そべり、彫り師(?)が道具を持ってきて、彫ってもらう・・・・みたいな。
やくざ映画のシーン、古すぎるかも。
私自身はやってもらう予定はないけれど、一度見学に行ってみたいな。
ちなみに、彼女の横で彫ってもらっていた女の子は、キティちゃんの顔だったらしい。
おばあさんになってもキティちゃんって・・・・。
タトゥーとは、ボディアート。でも、何かを決心するとか、タトゥ―を入れると勇気がわいてくるようなことを言っていた人もいる。その人は、体中、ものすごい絵が書かれている。
自分の体だから自由だろうけど、自分の体だから大切にすることも大事。




