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夜と希

だから

作者: 希夜

自分らはなぜ生きてるのか

自分らはなぜ生まれたのか

そんなの、誰にも分からない

元々この世界は、狂ってるから

今日を必死に生きた人が、生きづらくなる

明日を生きたいと願う人が、生きられない世界だから


僕が生きてる価値は、僕が決めます

努力は、しなくてもいい

生きたいと、願わなくてもいい


死にたいと、思ってもいいよ

人に話さなくても、一人でつぶやけばいい


僕らは生きたいと思って生まれてきたわけではないから

死んでもいいんだ

生きる権利があるなら、死ぬ権利もあるはずだろう?


だけど

明日を、少しでも「生きたい」と

未来に、少しでもしたいことがあるなら

それを君の希望にしてほしい

「できるかも」と思うだけなら

この狂った世界でも可能だから

可能性がゼロじゃないなら、希望も抱ける


どこかで、自分じゃない自分を演じているのなら

どこかで、その仮面を取ってほしい

無理にとは言わないけれど

大切な人の側とか、一緒にいて楽しい人の側とかで

素直な"きみ"で居てほしい


大切な人がいない?

僕と同じだね

僕も、大切な人はいないかな

けれど、僕を大切に思ってくれる人はいるみたいだ

きっと、きみのことを大切に想う人はいて

きみが大切に想う人はいるよ

そんな未来を、希望にしてもいいんじゃないかな

どんな希望でも、抱く権利はあるから

だから、希望だけは抱いていてほしい


ただ生きるだけなのに苦しむって、おかしいよね

けど、それはこの世界では、普通なんだってさ

君は、今日まで必死に生きてきたんだね

それはさ、すごいことだよ

君がそう思ってなくても、僕はそう思ってるよ

頑張らなくても、いいんだよ

「頑張る」の基準なんて、君が決めていいんだ

頑張るのは君だから


一緒にさ、共感し合おうよ

この世界の理不尽さを

過ぎ去った過去の

今なお続く現在の

つらさを、苦しさを

それでさ、今日を生きられたのなら、十分だよ

今までを生きててくれて、ありがとう


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