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4 無限の魔力の限界

 俺は知る。

 無限の魔力の限界というものを。


「くっそ。こりゃもう動けないかな。」


 おれは疲れたようにそう呟く。

『無限の魔力』は、使いすぎるとどのみち限界は来るというより、魔力総量が無限なだけで、それに溜まっていくのは自然なのだから、それが尽きれば終わりなのだ。

 MPポーションを無限に飲み続ければいいだけかもしれないな。

 そういうことを今日知ったこの頃。

 兵士に助けてもらい、バトラーに礼を言われる。

 実は助けた女子3人組が、『王女』『聖女(公爵令嬢)』『公爵令嬢』の3人組だと知り驚愕する。


「え?なんでそんな御三方が、あんな場所にいたんですか?」


 バトラーに反射的に聞いてしまったよ。

 不思議だろ。

 あんな場所にいるのって誰かの我儘か、3人揃ってお花摘みに行った(黙れ)ぐらいしか思いつかないと思っていたら、前者だったようだ。


「私が弱いばっかりに……すみませんでした。」


「いえいえ、僕も力量不足で、生きたままの『動く魔国』を捕らえることができませんでしたし……ここはお互い様ということで!」


「……!?ありがとうございます。」


 そして、僕は解体したモンスターを片手に『冒険の都』というクランに行くことにした。

 理由として、モンスターの解体品を提出することで買い取ってもらえ、王都で一番信頼されていると太鼓判を押されているからだ。


「これお願いします。」


「はい、承り……」


「よいしょ、よいしょ」


 そう言い、レッドグレートビッグボアの毛皮と牙が24枚と48本(Sランク)

 グレートビッグボアの毛皮67枚と牙134本(Aランク)

 オークの毛皮と睾丸71枚と142個に肉の余った量の半分を差し出した。


(推定肉の量、、、レッドグレートビックボア一体の肉の重さ320キログラム


         グレートビッグボアの一体の肉の重さ240キログラム


         オークの肉の量の一体120キログラム


 [少ないと感じた皆さん、これは平均ですし、独断なので実際は違う可能性もあります])


 その量に唖然とする、受付嬢の人。

 そした慌てたようにこういう。


「ちょっと、専用の所に行ってください。」


 そして、案内されて倉庫に行く。


 とりあえずもう一回出せと言われたので出していく。


 ***


 出し終わったのだが、それにもう一度唖然とされる。

 鬼も出したからだ。

 そいつらはどうやら、特殊指定個体Zと言うもので、所謂Zランクモンスターだそうだ。

 なんか、特攻ないとクリアできない某ソシャゲみたいな感じかな?

 因みに、一般的にはオーガジェネラルと言われているらしい。

 こいつと、阿久良王が同等ってのはムカつくな!

 それは置いといて、話が進まないんで早く買い取ってもらえないかなぁ……

 なんて思っていると。


「すまないがこっちに来てくれ。」


 そう、壮年の男性に言われたのだが、その人が強そうなのなんの。

 王都の冒険者ってみんなこのレベルなんだ!?ってびっくりしたよ。

 全然勝てそうにないって感じだね。


「このレベルの狩りができるのってすごいな、お前。」


 褒められて素直に嬉しくなっているワイ氏。


「はい!なんかあっちにある初心者用の森を、公爵領の方から抜けて来たんです。」


「何?公爵両側からはこっちには立ち入り禁止の森になってたはずだ。向こうから、森の中心部までの魔力の濃さが凄すぎて、殆ど誰も通れずに死んじまう。現状、通れたのは俺たち『冒険の都』の初期メンバーだけだぞ。」


「そ、そう言われましても……」


 ちょっと待て、あいつらクソだろ。

 いくらなんでもそりゃないわ。

 誰でも抜けれる割にはそこそこ強いやつばっかりだなぁ〜なんて思ってた俺がバカだったな。

 ざまぁするか!定番のアレください!ってやるか!


「所でお前、ダンジョンに行く気はないか?最近攻略停滞気味だし、なんならお前をこのクランに入れてやりたい。」


「本当ですか!?有難うございます!」


 渡りに船とはこのことだな。

 ある程度なを広めるにはこれぐらいがいいし、ダンジョンではそんなに大きい魔法は使えないからどうしたもんかと思っていた。


「ふむ、取り敢えず自己紹介と行くか。俺の名前はブラッハムだ。種族はハイヒューマン。年齢は674歳だ。」


「えぇぇぇ……そんな自己紹介の後に言いづらいですが、ラ、ローランドです。種族は人間だと思います。年齢は13歳です。」


 ようし、言い切ったぜ。

 つうか、ハイヒューマンってなんだし……


 とりあえず、まあ宿に帰るとしますか!


 ***


 そういえば、宿を取ってなかったことに気づく。

 どうしようか……

 バトラーの人を頼ろう。

 なんか服屋の前にいたので声をかける。


「ごめんなさい。この近くで泊まれるところ知りませんか?」


 そう聞いたら、周りがギョッとした目で見てくる。

 何故に?


「ああ、この間は助けていただき有難うございます。どうせならうちに泊まって……」


「いいえ、王宮に泊まって行きませんか?」


 紫色の髪をした美少女がそう聞いてくる。

 そして、王宮とはなんだ!?一体!?

 ていうか、助けた女の子たちの中の一人である王女様ということでに気づく。


「あ、えっと……恐れ多いというかなんというか……」


 そう言って苦笑しながら一歩横にズレる。

 いつ逃げるか?

 そんなことになったら、父上の子飼いのものに報告されてもおかしくないのだが……バトラーが耳打ちする。


(レーオン公爵家の方は全て弾かれます。というか、王家以外で働いていた人たちは書類で落とされます。)


 その言葉を聞き安心する。

 それと同時に耳を疑う。

 え?俺もう公爵家ってことバレてんの?早くね!?

 さらに追撃が入りノックアウト。


「お願いします!来てくださいませ。」


 公衆の面前でこれ以上やられるとまずいと思ったので了承することにした。


「はい。是非行かせてもらいます。」


 そういうと満足そうに頷く王女様。

 よく見れば見るほど人形みたいで可愛いな。

 好きになられてたりしたどうしよう。

 流石にないとは思うけど、夢を見たい部分もある。


 ***


 そのごしばらくして、王宮に着く。

 城だった。

 宮じゃなくて城だった。

 デデン!と言った感じだ。


「す、凄い。」


「そうでしょ!」


 王女様も住んでるところが褒められて嬉しそうにしてくる。


「じゃあ、お父様に、貴方を私の部屋に泊まれるように説得にして来ますわ!」


 そう言って走り出された。正確には歩き出されただけど、俺は驚きすぎて動けなくなった。

 歩いている女性に追いつけないなんて思いたくないもの。


「バ、バトラーさん。どうしますか?」


「諦めましょう。」


 俺の希望は一刀両断されたのだった。


「ふわあぁ。このお菓子美味しいですね!お砂糖いっぱい使ってるのかな?」


「はい、そうですね。近くにてんさい※の群生地があるので。」


 ほへぇ。凄いな!

 うちだと、チキられていたぞ。


 紅茶も砂糖を入れていいなんて……最高だ!


「ふふ、喜んでもらえて何よりです。お嬢様は何をしても止められない、天真爛漫なお方ですから。わんぱく少女とも言いますが……」


「今、なんて言ったのかしら?セバス?」


 あーあ、虎の尾を踏んじゃった。

 説教食らうな。顔を青くしてる。


「まあ、ローランド様が来てくれたおかげで気分がいいから許しますわ。」


 運がいいなバトラーさん。セバスっていうんだ。そしたら、残りはチャンかな。

 安心してる顔してるわ。わかる。

 ポーカーフェイスだけどわかっちゃう。

 そんなこんなで泊まることになった。

※てんさい、、、砂糖の原料。に◯んだとほっかい◯うが有名。

ブクマと⭐︎5評価何卒お願いします!


もう一度言います!フレスト家とフロスト家ってめっちゃ似てるので、フロスト家をブライアント家に変更します!

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