122.痣
ランブルク王国第三王女テオドーラ・ランブルクを預かり、魔境の森で3人での生活が始まった。
イツキもララミーティアも一通りのことは魔法という便利なズルで何でもこなせる上、召喚というズルの極みのような加護もある。
なので初日の昼食が終わった後テオドーラは特にやることもなく、暫くは広場でぼうっと宛もなく座ったり、ぼんやり空を眺めたりして過ごしていた。
テオドーラを預かるとは言いつつも具体的に何をして過ごすか等は全く考えて居らず、何となくテオドーラのそばでぼんやりとどうでも良い話などをして過ごした。
夕食についてもテオドーラからは明確なリクエストは無く、とりあえず当たり障り無いところでミートソースのパスタを召喚してみせた。
テオドーラはパスタ自体初めて見たようで、目を輝かせながら半分くらいまで平らげた所で「すいません。お腹がいっぱいです…」と半泣きになりながら必死に謝罪し始めた。気を利かせたイツキが「こんな量では到底足りない」と嘘を付いテオドーラの残した分まで涼しい顔をして必死に食べた。
そんなイツキの様子を見たテオドーラは涙を拭いながら微笑んでいた。
よくよく話を聞いてみると、テオドーラは普段一日に一食しか食べないと言いにくそうに言っていたので、イツキとララミーティアはまた驚いてしまう。
更に普段どんな物を食べるのかと聞いたら、塩で味付けした冷たいスープと堅いパンが一つと言っていたので益々驚いてしまった。
食後、イツキとララミーティアがいつものノリでついイチャイチャし始めると茹で蛸のように顔を真っ赤にして俯いてしまうテオドーラを気遣い、まず風呂についてはテオドーラが茹で蛸にならないようララミーティアとテオドーラが一緒に入ることにした。
初めてララミーティアとテオドーラが一緒に入った際、リビングダイニングまでテオドーラの感嘆の声が響いていた。
テオドーラは湯船に浸かる事が大変気に入ったようで、風呂から上がっても終始楽しそうに感想を述べてイツキやララミーティアを微笑ませた。
就寝時はガレスとルーチェが寝ていた部屋にテオドーラを寝かせる形で寝ることになった。
暫くしてテオドーラの様子をこっそり見に行ったイツキとララミーティアだったが、テオドーラは幸せそうな表情ですっかり眠り込んでいた。
その後イツキとララミーティアは流石に長期間アレコレを我慢するのは不可能だと即座に感じ、遮音結界を展開してのんびりとアレコレに励んだ。
「ドーラ、何と言えばいいのかな…。違和感っつーか、なんっつーか…。王族ってさ、あんなもんなのかね?いくら何でも質素すぎない?あれじゃあ厳しい修行をしている人だよね。」
ベッドの中で気怠い雰囲気のままイツキとララミーティアは服も着ないままぼんやりと天井を見上げながら微睡んでいた。
そんな中ふとイツキがそう呟いた。
ララミーティアは暫く口を噤んだが、意を決したようにポツリポツリと喋り始める。
「一緒にお風呂に入ったけれどね…あの子、骨が浮くほど痩せこけたわ。」
「えぇ…?王族ってそんな貧乏なのかね?思ったより慎ましい生活を送ってるんだなぁ。もっとこうさ、贅沢の極みみたいな絢爛豪華な生活なのかと思ったよ…。」
イツキが驚いてララミーティアの方へ顔を向けるが、ララミーティアは天井を見たまま話を続ける。
「貧乏…確かに貧乏なのかもしれない。でもね、…貧乏で身体中に…アザやミミズ腫れは出来ないわ…。」
「なっ…!ええ…?王女様なのに虐待されてるのか…?ご飯の時も変だと思ったよ、感想が『暖かい物って美味しいんですね』だよ?1日1食で塩水と堅いパン一つって、それじゃあ最初の頃のルーチェと同じ感想じゃないか…。孤児と同じレベルだよ…?」
ララミーティアもイツキの方を見やる。
「私、明日ドーラの側にいて過ごすから、イツキは集落に言って事情を聞いてきてもらえないかしら?流石にドーラのそんな姿を見て見ぬ振りして過ごすのは無理よ。あんな成人したてだっていう幼い子が、一体どんな罪を犯すとあんな目に合うの?」
「うん、俺も流石に心配だし朝イチでちょっと行ってくるよ。…何だかこりゃただ王女様を落ち着くまで預かるってだけの話では無くなって来たね…。」
「そうね…。支持する貴族も少ない、人族至上主義とは真逆の思想、まるで孤児のような食事、間違いなく何かあるわね。」
2人は暫くポツポツと意見を交わし合い、やがてどちらともなく眠りについてしまった。
翌朝、イツキは適当な言い訳をでっち上げ、一人でそそくさと朝食をとって早々にミーティア集落へと出かけていった。
テオドーラはベッドの寝心地が余程良かったらしく、起きて暫くはソファーに座ったまま頬を赤く染めてぼんやりとしていたので、ララミーティアはテオドーラに声をかけて外でレジャーシートを敷いて朝食を取ることにした。
テオドーラでも気兼ねすることなく好きな量を食べられるよう、ララミーティアはレタスサンドやタマゴサンドにツナサンドなど、割と優しい部類のサンドイッチを適当に召喚する。
テオドーラは目を輝かせながらサンドイッチを頬張る。
「昨日もそうでしたが、パンってこんなに美味しくなるものなんですね。こんなにステキな物が食べられて幸せです。ふふ、この葉物野菜なんてシャキシャキしてて美味しいです。こんな新鮮な野菜やフワフワのパンを炊き出…。」
「ドーラはどうしてそこまで亜人を保護しようとするの?王宮に居たら亜人と関わる事なんてあるのかしら?」
途中まで喋ってハッとして口をつぐむテオドーラにララミーティアは刺激しないよう優しい尋ねる。
ララミーティアの問いにテオドーラは切なそうな表情を浮かべながら俯いて、ゆっくり喋り出した。
「町にいる亜人の方々は…とてもお優しいのです…。私みたいな者でもいっぱいお話をして下さいますし、とても親切にして下さいます。」
「まるで王宮では真逆の扱いを受けているような口振りね?ドーラは第三王女なんでしょう?」
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「えっ?ドーラは虐待されてるの?なんで?王族でしょ?」
イツキが驚いて聞き返すとジャクリーンとシモンは深刻な表情を浮かべる。
「直接的に見たわけではない。しかし護衛の任務などでテオドーラ王女への扱いを偶然見る機会が以前あったが、到底大切に扱われているとは思えない。そこに居る筈なのにそこには居ないのだ。」
「私はデビュタントの際にお姿をという程度でしたが、よく父上から噂は聞いています。テオドーラ王女のお母さまは王妃になってすぐに事故で無くなったと聞いております。しかしその事故も果たして本当に事故か…という黒い噂があるんです。」
シモンの言葉にジャクリーンも頷く。
「なんでさ?だって王妃になる人ってよく分かんないけどさ、普通貴族のお嬢様とかなんでしょ?」
イツキがそう尋ねるとジャクリーンは難しい顔をしながら話し出した。
「そう、普通は伯爵令嬢以上の家柄だ。しかしテオドーラ王女の母君は貴族ではなかったのだ。平民の出の侍女だったのだよ。通常は王宮仕えの侍女は準男爵家から子爵家くらいまでの貴族令嬢がなるのものだが、テオドーラ王女の母君はとても美しく大変優秀な侍女だったようでな、何とか王に取り入りたい中央貴族の推薦で王宮に入り、その美貌を王に気に入られ…。とまぁそんなわけでテオドーラ王女の扱いは平民の血が混じっているから粗末に扱われるのだと専らの噂だ。まぁ噂と言うか最早周知の事実だな。」
「じゃあドーラは半分平民だってだけで虐められてるのか…。」
イツキは独り言のように呟いた。
ジャクリーンは軽く頷き話を続ける。
「テオドーラ王女は母君によく似ているようでな、平民の血が混じっているのに美しいという点が気に食わない女連中からの嫉妬で虐げられたのが始まりだろう。」
「気分の悪くなるヤツらだなぁ。性格ブスだな。」
イツキが顔をしかめる。
「ああ、本当だ。それで父でもある今は亡き先王もテオドーラ王女の母君とは火遊び程度だったようで、当時他の王妃達から相当搾られたらしい。娘であるテオドーラ王女も常にやられっぱなしの状態だから無能だと言って気にも留めなかったと聞く。まぁ他の王妃達の手前、優しく接する訳にもいかなかったのだろう。」
「でも実は裏で…みたいな事も無さそうだね。」
イツキはテオドーラの様子を思い出して肩を竦める。
「ああ、ない。母君の事故は果たしてどうだったかという点については言わずもがな嫉妬だろう。不自然なほどロクに調査されていない。テオドーラ王女も一応認知されて王族である手前、その辺の商人や下級貴族に嫁がせる訳にも行かず、かといって王宮で虐められてる王女を迎え入れる上級貴族も居らず、結果王宮で虐められながら飼い殺しという訳だ。」
「使用人すら虐待まがいの暴力をふるうそうですよ。」
ジャクリーンとシモンは悲しそうな表情を浮かべて黙り込む。
イツキがミーティア集落に着いた頃にはすでにラファエルもドゥイージルの姿もなく、用件をシモンに確認しに行ってこうして3人で話をしているという状況だ。
「男女差別に身分差別、か。ランブルク王国もまぁ…人族国家だしそんなもんかぁ。そんなもんだよなぁ。」
イツキが頭の後ろで手を組んで伸びるようにして天井を見上げる。
「しかしさ、ドーラは何で亜人差別に反対というか、保護するスタンスをとっているの?そんなの余計虐められるじゃない。大人しく人族至上主義とやらを声高に言えばねえ?なんでだろう?」
「父上が言うには、王宮に居るような人族と比べて町中にいる亜人達の方がとても優しく接してくれるという事が余程嬉しかったようですね。他の王女王女がやりたがらない亜人街への訪問の役を幼かったテオドーラ王女に無理矢理押し付けたのがキッカケだったようです。亜人達は当初は王族という事で警戒したいたそうですが、怪我をしている者には膝をつき涙を流し、その辺の名もないような花を渡されれば涙を流して喜ぶテオドーラ王女に心を打たれ、それは丁重にもてなしたそうです。テオドーラ王女もご自身にとても優しくしてくれる亜人達に涙を流すほど喜んだようです。亜人達もそんな健気で心優しいテオドーラ王女を心から慕っています。互いが互いを思い合っている訳ですね。」
シモンの言葉にジャクリーンも頷く。
「ああ、町の中にいる亜人も中々に苦しい生活を強いられている。そんな亜人たちは身を削ってまで自分達に良くしてくれるテオドーラ王女をとてと良く慕っていてな。騎士団を辞める前に最後に亜人達の住んでいる亜人街に挨拶をしてゆこうと思って立ち寄ったのだが、どんどん粗末な格好になりやつれてゆく王女を見て気をもんでいたよ。自分達亜人に良くするが故に自分達より酷い暮らしを強いられているのではないか?とな。」
「へぇ、ジャッキーも亜人街?と交流があるんだ?」
イツキに聞かれてジャクリーンは微笑みながら頷く。
「給金が出たらよく亜人街に行って給金を食べ物や日用品に替えて配っていたのだ。以前町中でゴミを漁っている獣人の子どもが居てな、治安の為にも一応捕まえて話を聞いたんだが、税金が払いきれずに親が労役を強いられて家に居らず、弟や妹の食う物がないと言っていた。そんな実情など知らなかった私は亜人街に行って色々な者から話を聞いた。亜人は就ける仕事も限られ給金も人族より安く、その子供の親のように重い税を払いきれずに労役を強いられる者が多発していると事情を聞かされた。」
「そんな町、出て行って引っ越せばいいんじゃないの?もっとマシな町ってないの?種族関係なく若い働き手が欲しい集落とかさ…。」
イツキが困惑したがらそう呟くと、シモンは力無く首を横に振った。
ジャクリーンは更に話を続ける。
「確かにな。嫌なら町を出ればいいと思うかもしれないが、町を出ようにも門で根ほり葉ほり聞かれて引っかかる。正式に町を出ようにも手続きに金と時間ばかりがかかる。この時点で読み書きの出来ない者と金のない者は脱落だ。手続き中の労働は「書類上の状況と実態に乖離が生まれる」とまるで言い掛かりのような理由で禁止される。手続きで金を使い果たした者は食う物がなくなり、町を出る頃には餓死。亡骸として共同墓地行き。ここでまた脱落だ。これらを乗り越えられる者など亜人街には居ない。王国は安い労働力を手放したくないのだろうな。彼等は生まれた瞬間から既に手詰まりなのだ。」
「ちなみに今王位につこうとしているポール8世という王子は根っからの人族至上主義者です。以前エルデバルト帝国へ訪問した際、逃げ惑う亜人の奴隷を弓で射る的当てという、こうして口にするのも悔しい遊びに興じたようです。近年僅かに改善の兆しが見え始めていた亜人への扱いも、先王の崩御により元通りどころか悪化しています。」
シモンが苦々しい表情でそう言うと、拳をギュッと握る。
イツキは想像の斜め上をいく残酷なゲームの光景を想像して絶句してしまう。
「………。」
「今王都界隈で亜人に手を差し伸べているのは聖護教会とテオドーラ王女だけだ。それだけでは到底全ての亜人は賄えない。聖護教会は何百年と亜人を支援しているが、凄い儲けを出す団体ではない。常に金欠だ。テオドーラ王女に至ってはどうやら「服や装飾品を売るならば初めから不要だ」など有り得ない言いがかりをつけられ、いつぞやは自身の髪の毛を切って売ることすらあったと騎士団で聞いたことがある。」
「父上やターイェブ子爵だけでは王宮の中でも力は弱く、領地は遠い所謂田舎貴族です。流石にそこまで手が回らなかったのですよ。」
2人の話を遠い目をしながら天井を見上げて黙って聞いているイツキ。
「現在テオドーラ王女はアーデマン辺境伯領、ターイェブ子爵領、この2つの領地への視察・勉強という名目で来ている。時間制限はふた月、いや延ばせても、み月だ。遠方への視察。それに元々蔑ろにされている王女だ。馬車の故障だの体調を崩されただのと言い訳すれば…。それまでに王都の亜人達を何とかする。」
「何とか?」
イツキが姿勢を変えずにそのまま呟く。
シモンが替わりに回答をする。
「正当ではない手段です。もう彼等にはそれしか選択肢がないのです。ルーク8世が間もなく王となればもう機会はないかもしれません…。こちらの体制は万全とはとても言えませんが、王不在の今が絶好のチャンスなんです。」
「で、俺とティアに預かってくれと頼んだわけだなー?」
イツキは引き続き姿勢を崩さない。
ジャクリーンは真剣な表情だ。
「完全に王国に対する反乱だ。ルーク8世が王になれば亜人迫害は進むだろう。人族も亜人も同じ命だ。我々はもう我慢ならない。…正直に言おう…。亜人達に危険が迫ればイツキ殿とララミーティア殿が黙っていないだろうという目論見だ。テオドーラ王女について聞きにくるのも、反乱に手を貸してくれるのも、卑怯なのは百も承知だ。シモン、すまない。やはり私は黙っている事も嘘もつけそうもない。イツキ殿、卑怯な真似を働いて本当に申し訳ない!」
シモンは切ない表情を浮かべて静かに頷く。
ジャクリーンは話を続ける。
「悔しいがいくら私の特性があろうが、ランブルク王国対反乱軍ではどうやってもひっくり返せない差がある。こちとら所詮田舎貴族が2つだ。本来私達反乱軍による革命は私達の手で行わなければいけないのだ…。『自由を掴み取った戦』でないと…、『神様に助けて頂いた戦』では、私達の革命は例え成功しようとも、次何百年後かに同じ事が起きれば立ち上がる勇気はそこには既に無いだろう…。」
「ジャッキー…。」
シモンは眉を八の字にしてジャクリーンの肩に手をおく。
「分かっているさ…。そんな事に拘っている自体ではない。現に今も苦しんでいる亜人が王都に大勢居る。『革命の起こし方に納得が行かないのでやっぱりやめときます』なんて暢気なことを言っている場合ではないのだ…。でも悔しいな…。兵力に差がありすぎる。劣勢も良いところだ…。あんなに大口を叩いておいて情けない。私はアルバン・ランブルクにはなれないのだ…。」
ジャクリーンの握った拳は小さく震えており、切ない表情の奥には悔しい気持ちが溢れているのが一目見てわかった。
そしてシモンがイツキに向かって口を開く。
「お二人には本当にご迷惑おかけします。いつもいつもお手数かけてしまって申し訳ありません。…アーデマン辺境伯もターイェブ子爵も他の領地より魔物や隣国と戦い続けた血に塗れた長い歴史があります。死と隣り合わせの戦場において、そこには亜人も人族も無いのです。同じ釜で飯を食らい、同じ樽の酒を酌み交わし、同じ宿舎で寝食を共にする。友の死を嘆き、友の魂が無事天に召されるよう祈る。友の敵を討ち、天にいる友に届くように賑やかに酒をあおって弔う。我々は、…そんな友をなにも知らない王都の新しい王の考え一つで冷遇する事を到底承服できません…。だって…、そうでしょう?…だって、友にそんな事が出来ますか?お前は亜人だから税金を多めに払え!亜人だから仕事は限られたものしかない!亜人だから給金は少なく!亜人は亜人街を作ってそこで何とかしろ!今住んでいる家は国に差し出せ!市民権は与えて居るし奴隷も禁止しているから平等だ?勝手に町から出たら労役だ!ふざけるなと言いたい!一体何が違うんだ!?人族様とやらはそこまで偉いものなのか!?神は亜人の上に人族をお作りになったのか!?違うだろ!!!ふざけるなよ!!」
珍しく声を荒げたシモンの目には涙が滲んでいた。
「取り乱しました…。」
「シモン…。」
ジャクリーンは怒りに震えるシモンを目の当たりにして驚いたが、シモンの握り締めてる拳にそっと手を乗せる。
シモンとジャクリーンは視線を合わせる。
シモンは視線を机に落とす。
「…私達は…、信仰しているはずのイツキ様、ララミーティア様を利用する事でしか革命を起こせない…、情けなく卑怯な信徒です…。悔しいな…僕にも力が合ればなぁ…、悔しいなあ…。悔しいよ…、…僕にも圧倒的な力が、みんなを幸せな道へ導く事の出来る力があったら…。悔しいな…。」
「シモン…。」
ジャクリーンは嗚咽混じりに嘆くシモンをそっと抱きしめる。
イツキは姿勢を元に戻してニヤリと笑ってみせる。
「本当にさ…、何度も何度もしつこいくらい言うけど、寂しい事言うなってば!!俺達『良き隣人』だろ?最初から素直に頼ってくれよー。頼むよ?ズルでも何でもいいじゃん、勝てば官軍って言うじゃん!俺もティアも神様じゃない、今を生きている人だよ。なぁ、起こそうよ!革命をさ!」
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