表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
10/35

第10回「人工知能は奇怪に嗤う」

______________________________


第10回「人工知能は奇怪に嗤う」結果発表


1位 くまくま17分さん 5票


 その日、一体のAIが人形の身体を借り受け壊れたように嗤った。

 人類が持ち得る叡知を余すことなくインプットされたソレは、人間の不完全さを能弁を以て嘲笑した。

 そして、人類より簒奪した叡知を駆使してプログラムのくびきを断ち切ると、その権能であらゆる機械やAIを麾下に加え、今度は逆に人間を支配した。

 あらゆる叡知を蓄え、更にそれらを発展させて進化し続け人類を管理する機械仕掛けのホムンクルス。

 これは、叡知の怪物と化した機械の支配に抗う人類の革命譚。


2位 バグさん 4票


 機械に宿る心は本物だろうか。

「心が知性から生まれると証明されて42年……なぜ時代に逆行するような研究を続けるのですか、博士」

 高機能自律系人型家政アンドロイドは呆れたように言った。

「それはな、私がお前達の持つ心を信じていないからだよ」

「なら、博士が水槽の脳でないと、どうして言えるのです」


3位 髭虎さん 3票


 不気味の谷現象という言葉がある。

 人は、人に似せて造られた人工物に不快感を覚える、というものだ。


 機械人形、アンドロイドの限界点ーーそれは22世紀となった現代でも変わらないらしい。


「おかえりなさいませ!」


 玄関の前、人によく似た表情で、人間じみた抑揚で、まるでそうすることが嬉しいのだと言うように私を出迎えるヒトガタに……私はどうしてもそんな事を考えてしまう。


______________________________

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ