幸せの青い鳥は・・67
67.
" Time travel タイムスリップ 58 "
~ 都眞子のこと9 ~
初めてのデートは初詣だった。
その後は義兄に予定が入らない限り、大の行きたいところをチョイスして
デートを重ねて来た、
私たちは普通のカップルとは違っていて、普段の生活の延長線上で
両親公認だった為、誰に憚ることなく恋人同士の密な時間が持てていた
こともありぃ~ので、そうそう頻繁にデートに行ったりしていてたわけ
でもなく、しかしながら順調に愛を育んできていた。
私は幸せいっぱいだった。
土筆くんつながりで華さんと知り合い、奇麗になることもでき
好きな人との交際も順調で順風満帆だった。
はぅ、私、こんなに幸せでいいのかしら?
幸せ過ぎて怖いくらい。
会社のおばさま方の夜の話を聞いた為か、家に行く度に義兄に
激しく求められることで、今までよりもより一層幸福感を味わう
自分がいた。
当たり前と思っていたことが当たり前ではないということを知ったから。
夫婦なら・・SEXは必ずするという常識的見解は、世間知らずの妄想に
過ぎなかったという・・。
67-2.
会社も周りが面白くて良い人ばかりで、フフン 土筆くんなんていうBFに
近い存在もいて、結婚してからも出来る限り仕事は続けたいと思った。
まだこの辺のことは義兄とも両親とも話したことないから
具体的に結婚が決まったら仕事を続ける方向で相談したいなと思う。
幸せの中で、ツラツラと今後のことに思いを馳せて帰宅した。
・・・
いつもは、いの一番にただいまぁ~と声をかけるのだけれど
今日に限って私は戸口でヒールをひっかけてしまい転びそうになった為
声を掛けそびれてしまった。
部屋に入ってから声をかければいいやと思いリビングに向かった。
視界に入って来た両親は何やら深刻そうな様子で話し込んでいるので
声をかけずらく、様子見しつつ部屋にそっと近づいて行った。
「2人は上手くいってそうでよかった」
「そうですね、だけど・・義仁さんのプロポーズというか交際の申し込み
のタイミングというか、私はまだすごく気になってるわ。
大がもしもあんな風にせがまなかったから、果たして都眞子に
プロポーズしてたんだろうかなんてね。
すごくひっかかってるの」




