幸せの青い鳥は・・58
58.
" Time travel タイムスリップ 49 "
~ 奇麗になる8 ~
土筆くんはにこにこしていて、聞き上手なのでその後も・・
「へぇ~、じゃあお義兄さんはすごく助かってるんだね。
接触多いと、長山さんとそのお義兄さんとの結婚話なんて
出てきてたりして?」
と土筆くんに核心を突かれ、私は思わずむせるところだった。
その端正な顔に邪気の無い表情を貼り付かせて、何というすごい
ことを言うのだ、この男は!
「さぁ、どうかな?」
と私は一応義兄との話題から逃げた。
そして逃げるが勝ぃ~♪ってなんのこっちゃ・・とひとりおちゃらけで
私はなんとか平常心を保とうとしたのだった。
・・・
長山都眞子とは、イベント時の買い出し係で関りを持つようになった。
そもそも職種が違うので通常詰めてる場所も離れていて、係が一緒に
ならなければ、何の接点もなくやり過ごしていた相手だ。
妹という身近な異性が小さな頃から側にいて、しかもその妹はなかなか
感受性豊かなヤツで俺に懐いていて・・日頃から何でも話し合える関係性が
出来てて、そんな環境で育ったものだから、俺は結構女子とのコミニュケーション
能力には自信がある。
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だけどこんな俺にも苦手な部類の人種はいる。
ケバいのはまぁいい、ケバくても見た目通りあつけらかんとした明るい
女子はそんなに嫌悪感を感じないが、ネチネチというかネラネラというか
じっとりとすり寄って来るタイプは勘弁願いたい。
・・・
長山さんを妹の華に紹介した後、俺は華に長山さんに対する感想を
聞いてみた。
「都眞子さんってほんとうにいい意味で迸る程人間性が出ていて
それでもってアレでしょ?
元々きれいな顔立ちを持っていて、くっきりすっきり二重の顔も
もちろんいいけれど、元々の二重瞼の顔もなかなか甲乙つけがたいくらい
素敵で・・なのに彼女ったら少しくっきりした瞼になったからと言って
すごく変身できたって思ってて私のお陰でぇ~なんて、心から喜んで
くれて。
どうして都眞子さんはこんな風になっちゃってるんだろう?って
興味が沸いたから彼女に質問してみたのよ」




