幸せの青い鳥は・・57
57.
" Time travel タイムスリップ 48 "
~ 奇麗になる7 ~
びっくりしたぁ~。 私の呟き聞かれてたら悶え死するわ。
「今日は珍しく1人?」
「うんっ、まぁ♪」
「まだ時間あるから隣いいかな?長山さんはこの後大丈夫?」
そう言って土筆くんは社食で私の隣に座った。
「大丈夫。それより華さんに土筆くんからもお礼言っといて
もらえますか?」
「華からそれとなく聞いたけど、ほんとっ長山さん華麗に自然に
イメチェンしたんだぁ~」
私の顔を見て土筆くんが言った。
「何か見られると恥ずかしいわぁ~。アイプチも使ったけどなんか
自宅に1人でいる時に瞼をマッサージっていうか、揉みもみもしてたら
驚くくらい嘘のようにくっきりなっちゃって、自分が一番驚いてるの」
「元々二重だったからね・・っていうか俺はあんまりそういうの
分かってなかったけど、まぁその・・華がそう言ってたっていうか
受け売りだなっ、ははっ。ところで今日も大ちゃんの顔見るために
早帰り?」
大のことは前に1~2度、土屋くんには話したことがあった。
イベントの打ち合わせでお互いのスケジュールのすり合わせしたり
した時に。
57-2.
「うん、そうなの」
「なんかっ、大ちゃんが羨ましくなってきた」
「・・?」
「何でって? 長山さんに愛されてるんだなぁ~って思うから」
むむっ、何か今この人何気に恥ずいこと言いませんでした?
いやっ、ここはここは突っ込んではならぬ領域だなっ。
おそらく、色事に未熟な私の取り越し苦労だとは思うけれど。
以前の喪女の時ならいざ知らず、微塵も他の異性に気持ちを
持って行かれてはならぬ身。(どんな身なんだあ~、と独り突っ込みしつつ)
「ええええ、愛してますよぉ~大は特別な存在だから」
「普通甥っ子にそこまでの愛情は持てないと思うけど、やっぱり
日々世話して懐かれたりしてると違うんだね」
「そう・・ね、姉の代わりっていうか、母親代わりっていうか
決して母親にはなれないって分かってるけれど、毎日のように
顔見てコミニュケーションとってると特別な存在になってたって感じかな」
何となく、土筆くんと大の話題になって・・
大ちゃん可愛がってるんだあ~、ご両親も・・という話題につい、私は
大との一日の過ごし方を土筆くんに話してしまった。




