幸せの青い鳥は・・46
46.
"Time travel タイムスリップ 37"
~ 職場の人3 ~
「どうかな? 私はどっちなんだろう? くらいのスタンスだったかな。
どっちでもいいから、真実は知りたかったかな。だからうれしい」
「うれしいか...真実を知りたかったっていう、うれしいかぁ~
参ったね」
「ミーハーでごめんなさい」
「いいよ、別に怒ってないし。例のイケメンの友達は
高校の時からの付き合いで、親友なんだ。さてと、お腹空いてない?
帰りに飯でも喰って帰んない?」
「OKぇ~」
今までも打ち合わせの帰りには大抵、食事して帰ることが
よくあって、振り返ってみると私は恵まれてる喪女なのかも
しれないと思った。
普通、喪女なら土筆くんみたいな人と気楽に話したり
一緒に食事なんて、そんなチャンスは無いと思うから。
まっ、今じゃお付き合いしている人がいる身なので
もう喪女は卒業しているのかもしれないけど。
・・・
今回私たちが入ったお店は、肩ひじ張らず気軽に食事できる
カジュアルフレンチレストラン。
いろいろ単品でチョイスできるので本当に味わってみたいと思える
好きなものだけをorderできる。
私はサーモン、ホタテ,プチトマト、レタス、ほか沢山の野菜が
混ぜ合わさったマリネ風のサラダに薄氷のように薄いレンコンと大根、人参
などがトッピングされたハンバーグを頼んだ。
土筆くんは同じような感じでハンバーグとサラダにスープも
頼んだ。
46-2.
テーブルとイスのセットがそこかしこに並んでいて
ゆったり感がないんだけど、それほど混んでないのが幸いして
4人掛けに座れたのと後ろ一列はずらーっと混んでいたけれど
隣とまたその隣の4人掛けテーブルにはまだ誰もいないから
落ち着いて話ができそうだ。
注文し終えると、土筆くんから
「ね、長山さん雰囲気少し変わったよね?」 と言われた。
「あれっ、そう?」
「うんっ、きれいになったよ」
「ごめん、言われ慣れてないから反応に困るわ。
とりあえず、ありがとう。
土筆くん? 土筆くんには何でも話してしまいそうで怖いけど..」
「いいよぉ~、何でも話して・・聞くよ?」
「告白はしないから、安心して?」
「ははっ。何それっ笑) それじゃあっと、安心して聞きましょう」
「姉が亡くなってから、甥っ子の大を可愛がってるっていう話は
以前したよね?」
「・・」
「私の姉ってすごい美人だったんだ。それで私は姉とちっとも似て無くて
つまり・・ずっと思春期の頃から所謂喪女なんだっ」
「もじょ・・喪女?」
「うん、ネット用語みたいなんだけど、ぶっちゃけ異性と縁の無い
冴えないモテない女子ってこと」
「ふぅ~ん!」
興味無さ気な土筆くんの返事に、凹みそになった。
やっぱりこんな話、異性にするべきじゃなかったんだ。
都眞子のバカっ! 涙目で自分を叱責した。




