幸せの青い鳥は・・43
43.
"Time travel タイムスリップ 34"
~ 職場の人 ~
--- 私が土筆くんから打ち合わせの日を決めておいてって
言われた翌日のこと。---
さてと、今日は残業しないで早く帰って大をムギュっとして
可愛がりTimeをいーぱい過ごすぞって決心。
土筆くんとの打ち合わせは明日にしようっと!
私は定時の30分前にお手洗いに向かい、トイレを済ませ化粧直しをし
席に付いた。
後15分したら猛ダッシュで帰るぞぉ~と心の中で念じ、気持ちは
自宅で良い子にしておじいちゃんおばあちゃんと待ってる大に
向かっていた。
大のことを考えるとすごく幸せな気持ちになれる。
3才になったばかりの可愛い盛りから身近で接してきた子なのだ。
しかも、血の繋がりだってあって、いいなぁ~って思っていた人の子。
幸せって感じるけれど、義兄との結婚に現実味が帯びてくると
考えてしまうのよね。
自分の子を持っていいのだろうかと。
大のことを疎ましく思うようになったら、とそんな怖いことを・・
大を不幸せにはしたくない、だから自分の子は諦めたほうがいいのかも
しれないなぁ~なんて、最近漠然と考えるようになっていた。
43-2.
義兄はどう思っているだろうか?
親密な付き合いが進んではいるが、まだまだそんな具体的な話が
できるような間柄ではなく、独りでやきもきするしかない。
結婚してからゆっくりと義兄と決めていけばいいのよ、そう
自分に言い聞かせる。義兄にはもう大という実子がいるのだし
私なんかよりもずっと第2子を授かりたいという気持ちは希薄かも
しれない。
矛盾しているけど、それは私にとって少し悲しいことだった。
ぎゃっ、残りの15分も仕事なんかしないで自分の将来のことを
考えて終わらせちゃった。
ヤバッ、反省だなっ。
少し小走りになっていて、歩きながら可笑しくなった。
顔がにやけるのを止められない。
今日は大を送って行った後、お泊りして帰る日だったので
また私にとって至福の時間が待っているのだ。
ルンルン気分で足早に歩いていると、あららら・・前方に見えるのは
あぁ~ら、土筆くんではあぁ~りませんかっ!
そしてその隣には何と行き交う人のほとんどが振りむくであろう
振り向けない者はチラ見するであろう正真正銘のイケメンがいる。
何か、巷で噂されていたのはただの彼女たちの妄想かもと思って
いたけれど、まんざらただの噂というわけでもなさそうなっ!




