幸せの青い鳥は・・39
39.
"Time travel タイムスリップ 30"
~ 職場で 1 ~
義兄と付き合い始めて1か月半が経とうとしている。
あの日から、つまりお義兄さんと身体を重ねるようになった日から
私は毎日ふわふわ、雲の上を歩いているような状態だった。
好きな人と話せて、側にいられて、義兄の家に行った日の夜には
ほぼほぼ仲良ししていて、こんなに幸せでいいのかしら?って
思うほど幸せ過ぎて、少し怖かった。
ただ、思い起こしてみると、義兄からいつ頃結婚しようという
言葉は貰ってなかった。まだ1か月やそこらだもの、そういうのは
早過ぎるわよねって自分に言い聞かせていた最中のことだった。
・・・
いつもは皆別々の自分たちの仕事をしているのだけれど
たまたま急病で1人が抜けてしまって、その人の持ってた仕事を
皆で振り分けることになり、独身者既婚者ひきこもごもに老いも若き
もじゃないけれど、さまざまな年齢層の女子が一堂に会して作業する
ことになった。
場所は、会議室。
むちゃくちゃ広い訳でもないが、ドアを閉めると密室。
女子ばかりで普段とは違う形状での作業に、なんとなく緩い雰囲気が
出来上がっていった。
会議室のレイアウトだが、今回はいつもと少し違うバージョンで、
細長い机を円になるような形で座れる、椅子の配置にしていて。
大人数でもないのでちょうど話しやすい並べ方になっていた。
仕事や書類の関係で立ったり座ったりと歩くこともありぃ~の。
アルバイトでもしているような気持ちになった。
39-2.
それほど難しい作業でもなかったのがいけなかったのか?
気がつくと周りの話題は・・ってもちろん皆さま手は休めてませんが
既婚者たちの伴侶との夜の話になったいた。
恐れを知らない・・いやいや、恥じらいを知らないおばさま方の
話す内容は空前絶後とまではいかないけれど、おそらくなかなか聞きたくても
聞けないお宝な?内容だった。
「ねねっ、みんなの家はどうなのぉ?旦那とのH!」
Yさんの台詞を皮切りに、出るわ出るわのおばちゃんたちのガチトーク
炸裂。
独身の女子社員なんて、いやっ既婚の女子社員だってこんなめったに
お目にかかれない、じゃない・・聞けない話、手は休めずお耳ダンボで
聞いてましたとも。
私だって心の中で、それでそれで?とせかしてたわ。 笑)
「いやいやいやぁ~、ちょっとあなたYさん、もしもしYさんYさんよ~
それ聞くならまず自分の話からしなよ、礼儀だよ?」と Mさん。
そういう礼儀ってあったか?
まっ、いいや、話を進めてくれよぉ~。
マッテンガナ
「決まってるじゃんっ、織姫と彦星よぉ、織姫と彦星との関係と言えば
何と解く?」
「あっ、分かった、い・ち・ど。 年に1回ってことよね?」
誰かが言った。
「当りぃ~、たった1回なのよ。ったく、舐めてんのかって話。
もう1回なら0でいいよって言いたいところ」
「言っちゃえば、ゼロでいいよって」
「言えないわよぉ、こう見えても私・・乙女なんだからぁ」と
Yさんくねって見せて、全員爆笑。
私も笑い過ぎてお腹痛くなっちゃつた。
何なの今日のこのノリは。
どこまで続くのだろう?




