幸せの青い鳥は・・34
34.
"Time travel タイムスリップ 25"
「とまちゃん、お先に・・。
よければとまちゃんも入っておいで」
洗髪したのだろう、濡れた髪型のせいで普段と少し違って見える
義兄から声をかけられた。
「あ・・えっと、じゃあお風呂いただきます」
母からそれとなく、泊まってきていいよ、と言われて来て・・そして
今からお義兄さん家のお風呂か!
何か私夢みてるんじゃないだろうか。
とにかく、入ろう・・入ることになったからには。
一応寝る時用のTシャツは持って来ていた。
どうしようかと考えた末、寝間着替わりのズボンは止めておいた。
その代わり寝ている時も楽でいられるズボンを穿いてきていた。
寝る時用のズボン持って来てるなんて、恥ずかし過ぎるよね?
そういうのを予定してたってまるバレだもの。
予定ならまだいいわよ、期待してたなんて思われた日にはたまらなく
恥ずかし過ぎるぅ。
とにかく自然にを心がけ、我が家のお風呂の引き戸式の扉とは異なった
折れ戸を開けて、取り敢えずはお風呂場に駆け込んだ。
他所の家のお風呂なんて落ち着けたものじゃないけど、何とか気持ちを
落ち着かせなきゃならないわけで。
湯船に入ると絶妙の温度でだんだん気持ち良くなっていった。
・・・
~ そしてふわふわした私の意識はまたまた過去に遡っていった。~
大学と高校時代の友人たちは25才くらいからぽつぽつと誰それが
結婚したよ、とかって話が出始めて。
恋愛もあったけど見合いや紹介でっていうのも多かったンじゃ
なかったかしら。
皆結婚までに恋愛らしい恋愛も無く、初めての恋愛で結婚
お見合い恋愛で結婚みたいな感じだったから、おそらく皆結婚するまで
経験はなかったと思う。
エンタメニュースなどで語られている女子大生の実態とはあまりに
私の知る現実は乖離している。




