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◇The blue bird of happiness is.. 幸せの青い鳥は・・  作者: 設樂理沙


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幸せの青い鳥は・・30

30.

"Time travel タイムスリップ 21"


 あ~、どうしよっか! 困ったわ。


 もう小娘という年齢でもないのだし、知らない間柄でもなし

婚約者みたいなものだから、遅くなるようだったら泊まってこいと

じゃなかった、正確には泊まってきてもいいのよ?と母親から言われてる。


 結婚前の娘に言う台詞じゃないよね?


 決まってるってったって、正式に婚約しているわけでもなく

また、私自身義兄さんから愛情を向けられている自信も無いなかで

それはどうなんだろうと思うところがあるわ。


 なのにこのまま帰るのもなんか野暮な気がして。


 何も両親の思惑に乗っかかる必要なんて無いはずなのに

このまま・・お義兄さんとの間に何も進展しないまま帰るのが癪な

ような気もする。


 あたしってバカ?

 帰るのか、残るのか? 


 残るなら何て言って残るのさっ・・なんて、いろいろと心の中で

逡巡していたら。


 

「とまちゃん、今日はもう遅いから泊まっていけばいいよ」

 と、義兄から言われた。そして兄はお先に、と言い風呂場へ消えた。

 

 はぃぃ~っ? お泊り決定?


 私の心の逡巡を聞き取ったようなタイミングの良さだった。

 一応勝負下着で来ていて良かったと胸を撫でおろしたのだった。


 しかしなぁ~、この年で未経験なのが痛い。


 けど、相手は元既婚者なわけで年齢差もあることだし、未経験を

恥ずかしがらなくてもいいよね?


 私はお義兄さんがお風呂に入っている間、未経験について

あれこれ思いを馳せた。


 よく見聞きしてきたのが早い子で17~18才で、大体は20才前後で

経験するって話なんだけど、もしこの話か現実的に過半数を占めるとすると

私は異次元ワールドの住人なのかもしれない。


 そしてこれから今夜どうなるのか分からないけれど今のいままで

その住人だったってこと!



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