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◇The blue bird of happiness is.. 幸せの青い鳥は・・  作者: 設樂理沙


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幸せの青い鳥は・・17

17.

"Time travel タイムスリップ 8 "


 話が終わると義仁さんは大と都眞子のいる公園に向けて

出掛けて行った。


 つくづく都眞子に話をしてなくてよかったと私は思った。


 これが、義仁さんとの結婚の意思があるのかどうか、確認を

してからの話だったなら、とんでもなく都眞子を悲しませることに

なったのでは?と思うからだ。


 義仁さんが出て行って後、私は夫と顔を見合わせた。

 夫の表情にも私と同様の気持ちが滲み出ていた。


 義仁はすんなりと「謹んでお受けします」とは言わなかった。

 彼が放った言葉は「少し考えさせてください」だった。

 

 義理の親からしてみればこれはもう自分たちの関係性から考えて

やんわりと断られたも同然のように映った。


 話を出す前のドキドキウキウキした気持ちは雲散霧消していた。



17-2.


 今となっては都眞子に申し訳ないことをしたと、義息子への打診を

後悔するものへとシフトしていった。


 誰も悪くない、ないのだが。


 それでも3年もの月日を己が息子大に費やした女性に対する態度が

それなのかとのよくない感情に支配されてしまうのだった。


 実のところ彼らにしてみれば、もろ手を挙げてとはいかずとも

40寡(やもめ)の子持ちに初婚の20代後半の女性との結婚などこの先

叶うことはどう考えても難しいことだと考えていたこともあり。


 もちろん義仁にだって選択肢ある。

 分かってる、分ってるけど・なんだか都眞子を女性として否定された

ような気がして辛かった。


 都眞子を溺愛している夫もきっと大なり小なり自分と近い感情に

なっているのではないだろうか。


 夫はその気持ちを私に問いかけることで消化しようとしたのか。


   「どう思った?」


   「彼の様子を見ている限り、うれしそうではなく、むしろ困惑を

隠せないというのが本音のように見えたわ」




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