幸せの青い鳥は・・13
13.
"Time travel タイムスリップ 4 "
フムフム、大は都眞子にとってもンすごい存在になってるんだ。
そうだろうなって傍で見てて思ってたけど、私の思ってた以上
だった。
大の母親でいたい発言はちょっと驚かされたなぁ~。
義仁さんと結婚すれば戸籍上というか、本当の母親になれるんだよぉ~。
―――― 義仁さんとの結婚はどう?
お義兄さんとして見てた義仁さんのこと今どんなふうに思ってるの? ――
聞いてみたいのは山々だったけれど、なんとか問い詰めるのを
抑えることに成功した。
聞きたいのに聞けない私も切ないのよぉ~都眞子ぉ~。
万が一義仁さんの気持ちが都眞子にまったくなかった場合を考えると
酷く都眞子を傷つけそうで、私は都眞子に踏み込んだことを聞けなかった。
「もしもよ? もしもだけどさっ、とまちゃんと義仁さんが結婚したら
正式に大のお母さんになれるけどねぇ~」
私はそんな風に話を向けた。
「お母さん、駄目だよそんな叶いそうもないこと言ったって。
お義兄さんが迷惑するわよ。
あんなに奇麗なお姉さんを奥さんにしてたお義兄さんだよ?
平凡な私を押し付けたりしたら駄目だよ? 止めてよね、絶対」
「そうかしら? そりゃあ義仁さんは素敵な男性だと思うけどさ、子供が
いて40代バツイチじゃあ一般的に考えると、とまちゃんみたいな20代の
初婚の女性に結婚してもらえるなんて、有難い話だって私は思うけどね」
「そういうのは私がさっ、もう少し可愛いければね……っていう話よ。
ふふっ、お母さんの気持ちはよく分かってるから。
心配してくれてありがと」
今夜都眞子と話してみて良かった。
ああは言うものの、都眞子は義仁さんがぜひにと望んでくれれば、嫁いで
いくだろうと思えた。
よしっ、次は義仁さんだわね。
娘の為に……ひいては私や夫、大の為に一肌脱がなきゃ……だわ。




