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◇The blue bird of happiness is.. 幸せの青い鳥は・・  作者: 設樂理沙


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102/111

幸せの青い鳥は・・102

102.

 " The present time-現在 13 "


~ 都眞子、離婚後 2 ~




 離婚した私は、このまま実家へは帰らずどこかに部屋を借りて

ひとり暮らしをしようかと考えた。


 けれど、両親からどちらにしてもしばらく実家に帰って来たらいいと

勧められ、ひとまずはという態で私は離婚後、実家へ戻った。


 甥っ子の大とはしばらく距離を置いていたせいか、実家へ帰ってからは

私にも話しかけてくれるようになった。


 離婚して唯一、うれしかったことだった。

 元通りとはいかなくても、そっぽを向かれ続けられるよりはずっとマシだ。


 私は土筆くんという夫を失くしたけれど、また大が私の手の中に

戻ってきてくれそうで、心が随分と癒された。


 新しい生活をしていた頃は忘れていられたのに、実家へ帰り大と

触れ合うようになると、やはり気になるのは義兄のことだった。


 義兄には本心を伝えず、ただ好きな人ができたからと義兄かの

プロポーズを断った形になっている。


 それなのにわずか1年にも満たず出戻ってきて、せわないよね。

 なさけなくて、涙が出そうになる。


 本質的な部分は若干違うけれど、だけどあれよね、考えてみると

私はある日突然好きな人ができたから別れてほしいと義兄に言い

土筆くんもある日突然私に同じことを言い、私の元から疾風(はやて)のように

去って行った。


 因果応報ってヤツ?


 なんか、そう考えるとすごく心中複雑だけど、違う点があるから

違うかっ。


 私は土筆くんと別れることがとっても辛かったけれど、義兄はどうだろう?

 私の両親からの足枷が無くなってせいせいしていたかもしれない。


 以前にも増して、義兄の目から私という存在が取るに足らないものに

なり下がってしまったようで、切ない~。はぁ~。


 ほんとっ、きまりが悪いったらありゃしないっ・・だわ!

 お義兄さんには会えないや。

 

 会うのが怖いっ。


 


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