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青空を見上げて

女の子

作者: 星凪 怜

私には、高校生の姪がいる。


今時の女の子で、スタイルはモデルさんみたい。

黙っていれば、モテると思うんだけど

中身はゲーム大好きっ子。

成績も、下から数えた方が早い。


高校入試の時に、親…私の妹…が、心配しすぎて体調を崩した程、成績は悪かった。


それでも、どうにか、地元の高校に入れた。


トップの成績じゃなくてもいいが、人並みの成績にはなって欲しい。


こんな話を、昼に同僚とした。


一人の同僚が

『私の姪も、外見は良いけど、中身がね…』と、話し始めた。

『姪に会うたびに言うんだけど

女の子は、ちょっとおバカさんでちょうどいいの。

進学や就職出来なかったら、キャバクラや、ホステスして、金持ちの男を捕まえなさい。って。

そうすれば幸せになれるから。って』


そこにいた同僚達は、みんな目を丸くした。


同僚は話を続けた。

『でもね、姪の親が、すぐに怒るのよ。

子供に変な話をするな!って。

自分…あ、私のお姉ちゃんなんだけどね。お姉ちゃんも、成績は良くなかったんだよ』


親が怒る気持ちは分かる。

でも、同僚の究極の考え方も分かる。


つまりは、個々の家庭、それぞれに、教育方針があるって事。


私の親は、教育熱心だった。

昔の事で、中卒で働き始めた両親。

特に父は、中卒にコンプレックスがある。


同僚には、息子がいる。

まわりの同僚達は

『息子が、どんな彼女を連れてきても、あら探しして、嫌うんじゃない?』

と言うと

『私の言うことを聞いて、息子に家事をさせないで、気のきく子がいいな~』と。


そんなの、男の子のお母さんは、みんな思ってるのではないだろうか?


今は、女の子も男の子も関係ない時代。


でも、やっぱり、女の子は可愛くしてほしいと思う私は、昭和生れ(笑)

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