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彩色の魔女  作者: 唄海
序章
2/115

廃墟探索

2話です

感想やアドバイス等ありましたら是非ご意見くださいませ。

「この廃墟、面白そうだな」


 そう言うやいなや俺は廃墟へ入ってゆく。なぜ廃墟へ入ってゆくのかと言うと、ハッキリ言って中二病のような感じで廃墟と言うシチュエーションに酔ってるのだ。

 大体の人は(と言うか全般の人は)何言ってんだこいつ……と思うだろう。 だがこの感性を持ってる人はワクワクするのだ。

 17歳にもなってこれだが、他の中二病はそこまでこじらせてないので安心してくれ。放浪癖の1種のような物と考えてもらえばいい。

 で、話を戻そう。石灰などが積まれてるからここはおそらく建築関係の工場だったのだろう。大きさは少し小さめの小学校、と言う程度だった。

 一つ一つ部屋を捜索(という名の探検)しながら、テキトーに間取りを覚える。これでも記憶力は多少あり、間取り程度なら簡単に憶えられるのだ。


「材料置きっぱで廃墟になったってこの会社どんだけ余裕なかったんだよ…」

「なんか面白そうな道具とか機械とか無いかねぇ」


 そうこう言ってるうちに、廃墟内の探検は終わり、屋上へと続く階段を発見し上ってみた。


「鍵開けっぱかよ…もしかしてこの工場実は潰れてなかったりしてんじゃねーのか?」


そうアホな発想に至りながら屋上の扉を開ける。


「うおまぶしっ」


 時刻は午前11時と少し、今日は晴れだ。

 そのまま屋上の端のほうへと足を進める。屋上はテニスコート程の大きさで周りを1.5メートルほどの柵で囲んである。


「お、タンクがある」


 バカと煙はなんとやらなのか、一段高い所へと引き寄せられるように近づく。

───もしかしたらこの時引き寄せられたのはもっと別の物かもしれなかった。だってタンクがある方から見下せる工場のグラウンドか駐車場のようなスペースに、


「─────なんかいるんだけど……」




語彙力の無さに泣く

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