第一章 日常での狭間
初めて描きました。
続ける気はありますが、ご提案などありましたらどんどん教えてください。
薄暗い寝室に差し込む朝の日差しが、私の目を覚ます。いつものように、ぼんやりとした光がカーテンの隙間から忍び込む。私は重い体を起こし、階段を降りてリビングへ向かった。キッチンでは母が朝食を用意している。焼き魚の香りが漂う中、私は黙って席に着き、淡々と箸を動かした。
「お肉、買ってきて。」
母の短い言葉に、私は小さく頷く。魚を食べ終えると、洗濯籠から取り出した乾いた服に着替え、肩を落としながら家を出た。外は、横から差し込む日差しにもかかわらず、どこか重苦しい雰囲気に包まれている。大通りに出ると、目の前にそびえるのは、雲を突き抜ける巨大な木――いや、木と呼ぶべきかさえ定かではない存在だ。島の中心に鎮座し、すべてを覆い尽くすその姿は、まるで島そのもの。上に何があるのか、どうなっているのか、誰も知らない。空を見上げようとしても、木の枝葉に遮られ、海辺まで行かなければ青い空すら見えない。毎日が狭く、息苦しく感じるのは、きっとそのせいだ。
この島では、大きな木が土の栄養をすべて吸い尽くすため、他の植物は育たない。生活はできる。だが、どこか不自由で、満たされない思いが胸の奥に澱のように溜まっていく。そんなことを考えながら歩いていると、肉屋に辿り着いた。
肉屋といっても、売られているのは「鳥」と呼ばれる動物の肉だけだ。選択肢がないから、注文は簡単だ。私はすぐに買い物を済ませ、母に肉を渡すと、寝室に戻ってベッドに倒れ込んだ。今日もまた、何も変わらない一日が終わった。
修正しました。




