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収穫祭の魔女  作者: れいてんし
番外編 2 横浜地下迷宮
177/252

第三話 「旧友」

「小森くんはご存じですよね。私は上戸佑(うえとたすく)です」

「それで私が赤土恵理子(あかつちえりこ)です」


 まずは新聞部の2人に自己紹介だ。

 その上で2人から状況確認を行う。


 矢上君と柿原さんは旧校舎に忍び込む前にかなり下調べをしており、他に誰もいないことを確認してからの侵入ということだった。

 旧校舎内では工事も行われておらず、警備員や作業員などが巻き込まれていないという話を聞けたのは大きな収穫だ。


 要救護者は他にいないと考えてよいだろう。


 そして、予想はしていたことだが、やはり学校が説明している「工事」という情報は虚偽で間違いなさそうだ。


 具体的な内容については不明だが、旧校舎で実際に行われているのは、予算案資料にあった「学術調査」のはずだ。


 これは小森くんが昨年の文化祭の出し物で「町の歴史」を調べた際に分かった、学校の敷地内にある古代遺跡と何らかの関係があると考えてよいだろう。

 

 詳細はこのダンジョンを脱出したら再調査だ。


 他に気になる話としては「神父」なる謎の存在。


 この学校の状況を知っている風でもあるし、何らかの形で関わっていることは間違いないだろうが、如何せんヒアリングの内容以外に情報がないのでなんとも判断しがたい。

 赤い宝石についてはナイアルラトホテップが使った輝く(シャイニング)トラペゾヘドロンやホンジュラスの遺跡で見た寄生体の種などろくなイメージがない。

 

 神父が残した遺留品として破損したランタンがあるが、こちらは完全に破損している。

 果たしてここから何が辿れるか?


「神父が持っていたランタンというのはこれですね?」

「はい……僕が埴輪にぶつけて壊しちゃいましたが」


 持ち上げて底部を見ると値札シールが張ってある。


 \4980の上に重ねて特価\2980。

 随分と安いな。

 アウトドアメーカーの普及モデルでMade In China。しかもワゴンセール品だ。


「神父さんもセール品を見ると思わず買ってしまうタイプか」

「値札シールは近所のロイヤルのものだと思います。夏のキャンプシーズンが終わった後も延々と棚で埃を被っていた記憶が」


 地元民である矢上君がシールを見て出所のホームセンターまで判別してくれた。


 流石にここからは特に情報は得られなさそうだ。

 もちろん、人気(ひとけ)のない旧校舎に可燃性のオイルがまだ残っているのを放置しておくのも問題あるだろう。

 

 鞄の中にゴミ処分用として使っているコンビニのレジ袋が入れたままだったのでその中へ投げ込む。

 何もなければどこかで処分しよう。


「小森は旧校舎がこんな状態になっている理由について何か知ってるの?」


 柿原さんの方から小森くんへ話しかけてきた。


 やはり見ず知らずの俺達よりも少しは知った顔の方が安心出来るのだろう。

 このまま小森くんに説明を任せた方が良さそうだ。


「それはまだ分からない」

「知ってて来たんじゃないの?」

「知らないけど来たんだよ。変な魔物が出たり、狭い旧校舎がこんな広い迷宮化してるとか、放置出来ないだろ」

「放置出来ないって原因も分からないのに何するの?」

「だからまずは調査をって言ってるだろ。少しは話を聞けよ!」

「聞けじゃないでしょ!」


 何やら雲行きがおかしい。

 いつもならもう少し冷静に対応する小森くんが2人が野良猫の喧嘩のように妙なヒートアップをしている。


「てい!」

 

 流れがおかしな方向へ行きそうだったので落ち着かせるためにカラテ・チョップを入れた。


「Be Coolだ。ここで感情的になっても何も解決しない。冷静に」

「……はい」


 今ので少しクールダウンしてくれたようだ。


「裕和、なんかちょっと変だったけど何が有ったの?」

「ここへ来る前に言っただろ。結依が悪霊になったとかデマを流し始めたこいつを信じられない」


 なるほど、気が立っていたのはそのせいか。

 俺も結依さんも気にしていないのだからそこまで怒ることはないのに。

 

「それは私が言い出した話じゃないんですけど。私は新聞部としてあくまで学校に流れる噂を調べようと!」

「調べてどうするんだよ! そうやってまたデマを広げるんだろ!」

「はいはいどうどう。落ち着け落ち着け」


 本当に珍しい。


 こんな小森くんは初めて見る。

 結依さんのこともあるのだろうが、ここまで遠慮なくズケズケと言うのを初めて見た。


 エリちゃんもやはりおかしいと思っているようで、柿原さんの方を見ながら……顎に手を当てて「柿原綾乃……あやの……あや」と何やらぶつぶつと呟いていた。

 何か気付いたことでもあるのだろうか?


「綾乃も何かおかしいよ。旧校舎や埴輪軍団で落ち着けないのは分かるけど」

「分かってるわよ! でも、なんか小森を見てるとなんかどうも……別人なのは分かるけど」


 柿原さんも矢上君が何とか落ち着かせてくれたようだ。

 それなりの信頼関係があるのだろう。


 まあ気が立っているのは仕方ないところがある。


 俺達はたまたま場慣れしているだけで平気だが、ごくごく普通の現代の日本しか知らない高校生には今の状況は精神的に辛いだろう。

 かなりの負荷がかかっているだろうし、少しおかしくなるくらいが普通なのだ。


「矢上君、ありがとうございます。柿原さんも協力をお願いします。まずはここを脱出することを優先しましょう」

「そうですね。あなたは信用出来そうです。それでこれからどうするんですか?」

「この変な空間を発生しているボス的な存在がいるはずです。そいつと出来れば交渉……話し合いがダメなら戦闘で解決します」

「あの埴輪みたいな連中はどうするんです? そこの赤土さん? それなりに戦えるのは分かりましたけど」


 エリちゃんの力は先程見せた通りなので、ここは俺から説明しておきたい。


 旧校舎の迷宮化だの埴輪だの散々超常的な現状を見ているのだから、もはや隠す意味はない。

 実演を見てもらうのが一番だ。


 2人の前でまずは鳥を5羽喚び出す。


 これについては認識阻害魔法が効いているからなのか当然のように無反応。ノーリアクションである。


 いや、違う。

 2人も俺が喚び出した鳥を認識した上でまるでその動きや構造を観察するように視線を注ぎこんでいる。


 何か妙な感じの反応なのが若干気になる。


 ただ、この異様な状況が継続しているせいで感情が麻痺しているのかもしれない。

 説明を続けよう。


「私はこのように使い魔を召喚する能力を使えます。小森くん、赤土さんも同様に超能力を使えると思ってください」

「こんな超能力をどこで?」

「能力の出所は先程、そこの柿原さんがほぼ答えを言ったじゃないですか」

「私が?」


 ここで2人が息を飲んだ。

 俺が何を言いたいかを察してくれたようだ。


「……まさか、本当に異世界チート? マンガやアニメじゃなくて現実に?」

「チートかどうかはともかくとして、私達3人は異世界帰りの能力者なんです」


   ◆ ◆ ◆


 旧校舎の迷宮は思っていたよりも楽に進むことが出来た。


 アリスソフト謹製のダンジョンかと思うくらいに何度も通路の奥の暗闇からハニワ幻人が出現してはいるが、既に対処方法は確立済だ。

 

 連中が近寄ってくる前に「マグネットパワー! 死ねぇ!」と、極光を撃っているだけでだいたい終わるのはありがたい。


 今日は日帰り手ぶらでのお気軽ダンジョン攻略なのだから、近接戦闘はなるべく避けたいので丁度良い。


 迷宮も曲がりくねってはいるものの、ほぼ一本道である。

 何も考えずに進んでいけばそのうちゴールにたどり着けるだろう。


 どうしてもダメならば壁を突き破って新しい道を作っていくのも良いかもしれない。


「異世界帰りって本当なんだ?」

「何故そう思いました?」

「だって、手から謎ビームなんて普通の力じゃないでしょ。チートよチート。チーターよ! チーターマンよ!」


 柿原さんはこうやって話してみると意外と面白いキャラだ。


 それだけに小森くんに突っかかるところだけが意味不明だ。

 やっぱり俺の知らないところで何かあったとしか思えないのだが。

 

「確かに異世界帰りですけど、チートじゃないんですよ。私はサポート役なので弱い攻撃しか出来ないんです」

「そうなの?」


 これは事実で誇張もへりくだりもない。


 俺のスキルは火力が弱いのと、火力は高いが攻撃範囲が使いどころが難しいものの二択だ。

 中間のスキルがすっぽ抜けているので、攻撃がどうしてもワンパターンになってしまう。


 小口径ハンドガンや手榴弾で戦っているところにもう少し強い武器はないですか?と聞かれたら、俺が次に出せるのはバンカーバスターや核爆弾だ。

 加減しろ莫迦(ばか)にしかならない。


「敵が一撃なら十分強く見えるんだけど」

「相手の弱点を吹き飛ばしているから効率が良いだけですよ。私の能力は壁にも当たってますけど、壁は壊れたりしないでしょ」

「うーん、そうかなぁ?」


 まあ、別に最強を目指しているわけでもないので、これで十分である。

 攻撃力が必要な時は仲間に頼れば良いのだから。


「なら誰が攻撃担当?」

「攻撃はそこにいる赤土さん担当です」

「確かに最初のキックは凄かったけど、そんなに強いんだ」


 柿原さんはそう言いながら小森くんと一緒に前衛を務めているエリちゃんへ微妙な視線を向けた。


「赤土さんはやっぱり小森と付き合ってるの?」

「恋人ですからね」


 そう説明すると柿原さんが眉をしかめて露骨に嫌そうな顔をした。

 

「でも、あいつって次から次に女を捨てていくタイプでしょ。『今は』大丈夫なの?」


 何とも言えない反応が返ってきた。

 理由は分からないが柿原さんは本当に小森くんへの当たりがやたら強い。


 ただ、どうやら若干の誤解があるようだ。

 少しでも誤解が解けるように俺がフォローをしておくべきだろう。


「逆です。小森くんは人間関係の距離感を取るのが苦手なだけで、本当は好意を持ってくれた女の子のことを忘れられずにずっと心の奥底に溜め込むタイプです」


 リプリィさんの件にしろ、結依さんの件にしろ小森くんは口では割り切ったと言いながら、今もずっと引きずっている。

 おそらくこのまま一生引きずるのだろう。


 心優しい少年なので、他人が傷つくことが嫌なのだ。


「ただ、人付き合いが苦手なので、距離の詰め方を間違ったり、変な選択をして勘違いさせて嫌われてしまうことがあります」


 結依さんは俺達と一緒に冒険していく中で「小森くんはバカ」と理解出来たので丸く収まったが、過去に出会った人達はそうはいかないだろう。

 小森くんは人付き合いが苦手なので、一度勘違いされると、そのまま喧嘩別れになり、そのまま関係が終わってしまったことも何度かあるに違いない。


「なんでも出来る超人のイメージがあるんだけど」

「背伸びしていますが、実際はどこにでもいる普通の高校生なんですよ。ただ、それを良しとせず、必死に足掻いて失敗を糧に成長しようとしています。だから、今は大目に見てあげてください。同年代の男子生徒ってそんなもんでしょう」


 ここで柿原さんは何か思い当たる節があったのか、何度かうんうんと首を縦に振った。


「確かに、なんか勘違いしてた気がします。普通の高校生ですもんね」


 柿原さんからようやく肯定的な反応が返ってきた。

 

「あなたに対して怒ったのもそれです。自分の幼馴染が悪霊呼ばわりされていることが許せなかっただけで、あなたが嫌いで怒っていたわけじゃないんです」

「えっ、幼馴染!?」


 柿原さんから意外な返事が来た。

 まさか新聞部なのに肝心なそこが未調査だったのか?


「昨年に亡くなった品田さんは小森くんとは家が隣同士の幼馴染ですよ」

「品田? ……もしかして名前はユイだったりしますか?」

「彼女の名前は品田結依(しなだゆい)です」

「待って」


 それを聞いた柿原さんは絶句して動きを止めた。


「待ってよ。そんな話信じられないだけど……あのユイちゃんが死んだ!?」

「ユイちゃんって昔に会ったことあるよね」


 俺達の会話を聞いていた矢上君も会話に入ってきた。

 今の「ちゃん」付けは昔からの知り合いだったように聞こえるが。


 結依さんからの反応はなし。

 魂の欠損が大きく、失われた記憶も多いので本当に覚えていないのだろう。


「同じ高校にいたってことも知らなかったんだけど、本当なの、それ?」

「残念ながら事実です」

「なら、怒られて当然だよ……後でちゃんと小森には謝らないと」

「本当に謝らないと。お墓の場所も教えてもらおうよ」

「そうだね。せめてお墓参りくらいは行かないと」


 どうやらフォローに入って正解だったようだ。

 これでややこしい誤解も解けるだろう。


 墓参りしたところでそこに誰もいない。千の風というかここにいるのだが、それはそれだ。

 事実よりも本人の納得が必要なのだから。


 それにしても、結依さん。

 友達になれそうな……話を聞いてくれそうな人はちゃんといたじゃないか。


「誤解が解けたなら何よりです。ただ、それらは後にしていただけるとありがたいです。この迷宮のゴールが見えて来たみたいですよ」


 俺達の眼前には巨大な横開きの扉が現れた。


 高さは5mほど。

 金属製の重量感がある扉は倉庫や体育倉庫の扉を思い起こさせる。


 気になるのは扉の隙間からは見るからに身体に悪そうな紫色の煙がモクモクと漏れ出してきていることだ。


 スマホのカメラに映り込んでいた黒い霧にもよく似ているが、こちらはしっかりと肉眼で視認出来る上に、色がよろしくない。


「うわっ……これって吸い込んでも大丈夫なんですか?」

「健康に悪そうですね。なるべく短期決戦で終わらせましょう」

 

 俺は扉の取っ手に指を掛けて一気に開ける……開けようとする。

 こういうのは勢いが重要だ。


「よいしょっ! よいしょっ!」


 だが、渾身の力と気合を入れて扉を開こうとするが、ビクともしない。

 壁に脚をかけて体重もかけて扉を引いてみるも、やはり動こうとしない。


「推定ボス部屋だけあって、何らかの力でロックされているのか?」

「ギミック的な物があるんですかね」


 小森くんが俺と同じように扉の取っ手に指をかけて軽く引くと扉が少しだがあっさりと動いた。

 

「うん、これは確かに重いですね。ラビさんの腕力だと無理だと思います」

「待って、重いだけ?」

「重いだけですね。引くと普通に開くので」


 そんな馬鹿な。


 実は特定の相手だと開くとか、何かギミックがあるのだろう。


 確かに女子になって腕力は落ちたが、扉を開けられないほどではない。

 何かの間違いではないだろうか?

 

「もう一度チャレンジさせてくれないか?」

「適材適所ですよ。ここは俺が開けますって」

「でも……」

「俺開けます。いいですね」

「……はい」

 

 そうだな。

 確かに小森くんの言う通り、適材適所ということも一理ある。

 余裕のある大人としては、ここの仕事は小森くんに譲ろう。


 本当に残念だ。

 俺の力を示す良い機会ではあったのだが、小森くんがどうしてもというならば仕方ない。

 ああ残念だ。残念だ。

 

「最初から小森に任せればいいのに」

「強がりたい年齢なんだよ。多分」

「中学生くらいだとよくあるね、大人ぶりたい年齢だもんね」


 外野から聞こえてくる評価はあまりに厳しい。

 やはりこの世界は呪われている。

 どうして世の中はこれほど厳しく辛いというのか。


「じゃあ開けますね」

「待ってくれ。もしかしたら扉を開けた途端に敵が飛び出してくるかもしれない。だから、みんな扉の前には立たないように」


 注意喚起だけはしておく。

 これは全員の安全の問題なので気は抜かないよう備えておきたいところだ。


「それもそうですね。行くよ恵太」

「ここはお願いします」


 矢上君と柿原さんが扉の陰に隠れるように移動したので開閉の再開だ。


「じゃあ迎撃はエリちゃんと俺の2人で」

「私一人でも多分大丈夫だけどね」


 合図をすると小森くんが改めて扉を引いて開き始めた。

 流石に扉は重そうではあるが、それでも腕力が違うのか、少しずつ開いていく。

 

 人一人分のスペースが開いた時、中からまたも埴輪戦士が飛び出してこようとしていた。

 数は2体。


 そいつらは一気に扉の隙間から飛び出ようとして……扉の開閉速度が遅いので2体が見事に引っかかっていた。


 お互いに外へ飛び出ようとするも、干渉し合ってどちらも外へ出ることが出来ないという悲惨なことになっていた。

 両方の肩鎧がガランガランとぶつかり合う音だけが周囲にこだまする。


 少しでもまともな知能があれば避けるなり一度引くなりするだろうが、見えている俺達に向かって突き進む以外の知能はないようだ。


「何この情けない光景」


 柿原さんが今の状況を見て素直な感想を漏らした。

 俺もそう思う。


「どうするのこれ?」

「どうしようか?」


 エリちゃんと顔を見合わせる。

 流石に極光は攻撃範囲が広すぎて扉を一生懸命開けている小森くんまで容赦なく巻き込む。


 増幅(ブースト)で強化した攻撃は尚更ダメだ。


 攻撃力と貫通性能が高すぎて容赦なく味方を巻き込むだけではなく、まだ状態が不明な室内まで攻撃が届いてしまう。

 もし中に要救助者がいたりしたら目も当てられない。

 

 エリちゃんの方も格闘攻撃を仕掛けるには扉の隙間が狭すぎて手の出しようがない。


 仕方なく鳥達を隙間から出てこようとしている埴輪達へちまちまとぶつけていく。


 鳥達が体当たりする威力は大したことがないが、この方法が一番早いと思います。


 アクションゲームで敵をハメて倒すのはこういう気持ちだろうか?


 5分ほどかけて埴輪2体が霧となって消滅するのを確認して調査継続だ。


「あれ、異世界チートって実はたいしたことない?」

 

 だからチートじゃないと言ったじゃないか。


「おそらくこの中にはボスがいると思います。そいつはこのザコと違うと思うので注意しながら付いてきてください」


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