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ノンデッド・サクセスライフ  作者: 斗樹 稼多利
12/12

遭遇からの生還


 魔域内部で迎えた二度目の夜。

 広場の芝生だったと思われる場所に座るロンレンは、焚き火で芋を焼いている間に町での様子を木簡に書き記していく。

 この町の井戸にも用水路にも水が無かったこと、広場にも家屋の庭にも一切の植物が生えていないこと、火事場泥棒による被害で出ていたこと。

 あまり気分の良い内容ではないものの、記録として書き記し食事を済ませたロンレンは広場を出て近くに建つ石造りの建物へ入る。

 鍛冶工房であったであろう、その建物の中には炉や持ち出せなかった物が散乱している。

 元々の出来がどうなのかは知る由も無いが、今では全て錆びだらけで使い物にならなくなった道具や商品らしき物が床に転がっていた。


「過去の名品も、錆びればなまくらと一緒か……」


 手にしている錆びて欠けた金槌を端の方へ置き、足下に気をつけながら奥にある居住部屋へ入る。

 ここにも火事場泥棒に荒らされた形跡があるのと、長年誰もいなかったことで大量の埃が溜まっている。

 だが石造りなだけあって倒壊しそうな様子は見られず、ひび割れや亀裂が入っている様子も無い。

 頑丈そうな壁を叩いて堅牢さを確認したロンレンは、今夜の寝床をここにすることにした。


(埃は気になるけど、地面の上よりは寝やすいだろう)


 どうせ誰もいないからと窓は開けまま、床の埃を放置されていたボロ布で簡単に拭いて掃除をしたら眠りに就く。

 家屋の中という安心感もあり、すんなりと眠りに就けたロンレンの表情は前夜よりも穏やかだった。

 しかし、それも寝ている間だけ。翌日からはまた調査が始まる。


「はぁ……キッツ。荷物は置いて来て正解だったな」


 滲み出る汗を拭いつつ、町中を歩いて重要な施設を見つけては内部に資料が残っていないか調べて回る。

 どうせ誰もいないのだからと、背負子の荷物の一部を寝床に利用した鍛冶工房へ置いてきたため荷物は軽いが、町長の家や病院や組合の集会所を見つけては調査し、何かの参考になりそうな資料を見つけては回収するのを繰り返していくうちに荷物は増えていく。


「これ以上は無理そうだな。持ち帰れなくなる」


 増えた荷物を見ながら呟く。

 現在背負子に積んでいる荷物に置いてきた荷物を加えれば相当な量になる。

 それらを運ぶことは氣を使えば大丈夫と推測しているが、問題はその運び方だった。

 背負子は大きい物を用意してもらい、水と食料の消費により少しだが余裕はできたものの、背負子に固定できる量には限度がある。


(両腕で抱えればもう少し増やせるけど、そうしたら地図と方位磁針が持てなくなるんだよな)


 ままならない問題点を悩みながら、縄で荷物を背負子に固定する。

 常に視界が悪く周囲の様子が分からない魔域内部では、地図と方位磁針による確認以外に方角と位置を知る手段が無い。

 そうした理由から、移動中はこの二つを常に手に持っている必要があるため、荷物で両腕を塞ぐことができない。

 台車や荷車があれば話は別だが、かつての住人達が町から脱出する際に荷物を運ぶため、そうした類の物は全て使用されたのか一台も残っていない。


(自力で運ぶなら、回収する物はここまでが限度だな。今日で三日目だし、そろそろ戻るかな)


 背負子を担いだロンレンは組合の集会所を出て、町中を周り記録だけを付けていく。

 それらが終わったら周囲の建物で位置関係を確認しながら鍛冶工房へ戻り、残しておいた荷物を背負子に固定。翌日の帰還へ向けて早めに休むことにした。

 しかし気分は晴れず、逆に憂鬱なものだった。


「帰るってことは、またあの苦しさの繰り返しが待っているのか」


 今は町にいることで同じ状態になるのを避けられているが、帰り道はそうはいかない。

 行きで感じた精神的な苦しさと、それが加護で治ることにより再度苦しみを覚える繰り返しが待っている。


(治ると分かっていても、辛いんだよなぁ……)


 できればもう少しここにいたいと思うロンレンだが、そうはいかない。

 持って来た水と食料に限りがある以上、それが尽きる前に魔域から脱出する必要がある。

 魔域内部には食料どころか、水の一滴すら無いのだから。


「……寝るか」


 帰りの苦しみから逃れられない以上は考えても仕方ないと判断し、水と干し肉での食事を済ますと早々に眠りに就く。

 せめて眠っている間は安らかな気分でいたいロンレンだったが、この日は嫌な夢を見た。

 暗闇の中で何かに執拗に迫られ、行きで感じたものとは別種の苦しい思いをする。

 そんな夢を見て良い気分で起きられるはずがなく、どんよりとした気分で目を覚ました。


「はぁ……。最悪な目覚めだな、ヤル気失くすわぁ……」


 ただでさえ帰還の道のりで辛い思いをするというのに、気分まで最低にされたロンレンは深く俯いて溜め息を吐く。

 それでも帰らない訳にはいかないため、焼いた芋と水での食事を済ませて荷物が増えた背負子を担ぐ。


「おっとと」


 重さ自体は鍛えておいたお陰で問題無いが、若干バランスを崩しかける。

 それを立て直して歩き出し、たった一日だが世話になった町を見渡しながら門を潜る。

 その先に待っているのは、来た時と同じ道のり。


「……行くか」


 嫌でも進まなくてはならない道のりへ一歩を踏み出す。

 少しでも早く苦しむ時間を終わらせるため早足で歩を進めるが、精神の方はそれよりも早く消耗していった。

 いくら町中にいたとはいえ廃墟ということもあって完全には安らげず、気持ちが疲弊していたことで想像よりも早く消耗して苦しみが襲って来る。

 何度経験して回復しても慣れない苦痛にロンレンの表情は歪み、歩みは徐々に遅く重くなっていく。

 一刻も早く魔域から脱出するため歩みは止めないものの、壊れそうになっては回復してまた襲って来る苦しみに気持ちが嫌になってくる。


(できることなら、ここで全てを投げ出したい)


 精神が壊れればそうなっていたかもしれないが、加護がそれを許さず壊れるのを防いで癒す。

 そのお陰で投げ出しても状況は好転しない、好転させたければ一歩でも早く進めと自分に言い聞かせることができた。

 しかし壊れそうなるほどの消耗と回復の循環は徐々に早くなっており、日が落ちる頃には火を熾すどころか食事をする気力すら無かった。


「早く……ここから、出たい……」


 荷物の一部を枕代わりに地面へ寝転び、水だけを飲んだロンレンは今にも目の光が消えそうな表情で眠りに就く。

 一日も早くここを出て帝都へ帰り、ルウやハク、ラオやシャンに会いたいと思いながら。

 だが、そう願ったからといって翌朝に目を覚ませば会える訳ではない。

 目の前に広がるのは相変わらず、黒い霧が立ち込める視界不良の薄暗い荒野。

 それだけで心が折れそうになって、肩は落ちて顔は俯き体は重く感じる。


「……行こう」


 ほんの僅かも動きたくない体を義務感で動かし、重い腰を上げる。

 前日同様に食欲が湧かず水だけを飲んで荷物を担ぎ、地図と方位磁針を頼りに突入した地点を目指す。

 体力と精神力は回復していても、たった一歩を踏み出すのにも決意が必要なほど気持ちと気力は萎えている。

 それを今日一日踏ん張ればと言い聞かせ、歩幅は狭く遅くとも着実に魔域の外へと向かう。


「もうちょっと……もうちょっと……」


 もはや調査や遺品の回収といったことは頭から抜け、とにかく魔域から出たいという気持ちで歩を進める。

 すると、霧の向こうにいくつかの人影が見えてきた。


「外? 外なのかっ!」


 魔域の外側ギリギリで誰かが待ってくれている。

 今すぐにでもこの状況を逃れたい想いから、根拠もなくそこが外なのだと信じて駆け出す。

 ところが待っていたのは魔域の外で待つ人々ではなく、古ぼけてボロボロになった布を纏った骸骨達だった。


「ひっ!?」


 視界にその姿を捉えたロンレンは小さく悲鳴を上げ、足を止める。

 フラフラとした足取りで近寄る骸骨達に思わず後退りしつつ、徐々に増えていく骸骨達に動揺する。


「ど、どうしてこんな所に死霊系の邪魔物が!?」


 動く骸骨で真っ先に浮かぶのは、話に聞いたことがある死霊系の邪魔物。

 人や動物が強い未練を残して死んだ場合に変貌するとされ、生者の肉を求めて彷徨い、獲物とする生者を見つけたら、骸骨とは思えない動きで襲い掛かると言われている。

 それを思い出しながら青ざめるロンレンの頭に、ある懸念事項が蘇る。


「あっ、まさかこの人達は……」


 会議で遺品回収の話が持ち上がった際、軍務長官のドウコクがある可能性を示唆した。

 かつての調査員達が、死霊系の邪魔物になっているかもしれないと。

 先の死霊系の邪魔物に関する情報もその時に聞かされたもので、魔域内部で何かがあるとすればそれとの遭遇が一番危険なのではと会議で話題になっていた。

 それが現実となってしまい、思考も体も固まってしまったロンレンは小さく震えだす。

 そんなロンレンを前に骸骨達は立ち止まり、まるで歓喜の笑いを上げるようにカタカタと歯を打ち鳴らす。

 やがてそれが治まると、寒気を覚えて腰が引けてしまっているロンレン目掛けて一斉に襲い掛かる。


「うわぁっ!」


 思わず逃げ出そうとするが、正面に見えたのとは別の骸骨達が左右にいるだけでなく後方にも回り込まれて囲まれていた。


「くっ……」


 致し方なく迫る手を払いのけ、蹴り飛ばして後続を巻き添えに転ばせて包囲網を脱出する。

 黒い霧を利用すれば姿を隠して逃げられると思い走り出すが、重い荷物と気持ちの面での疲労が足取りを鈍らせる。

 さらに骸骨達の動きが意外と早く、引き離したくとも引き離せない。


「えぇい、こうなったら!」


 やるしかないと判断したロンレンは荷物を下ろして振り返り、迫りくる骸骨達を迎撃することにした。

 突進を避けて掌底を顎へ叩き込み、肋骨を蹴り、転ばせて後続を転倒させ動きを止めさせる。

 魔域内部で何かあった時に備えて行っていたドウコクとの訓練の賜物か、単調な動きしかしない骸骨達の攻撃を捌いて蹴散らすくらいは容易にこなしている。

 しかし、心の余裕はそこまで無い。

 そもそも本当に余裕があれば、今の状態で無理に戦うことはせず、荷物を捨ててでも逃げに徹していただろう。

 戦う選択をしてしまった思考と視野の狭さにより、余裕の無い状態で初めての実戦へ突入してしまった。

 死なないとはいえども、そんな心の状態で恐れも死の恐怖も無い死霊系の邪魔物との戦闘は、ただでさえ無い心の余裕を奪って正常な判断力を奪っていく。


「邪魔、だぁっ!」


 骸骨達に圧し掛かかられたロンレンは氣を全開にして自身を強化すると、圧し掛かっていた骸骨達を吹き飛ばし、迫っていた別の骸骨達も蹴り飛ばす。

 少しの氣で強化をすれば跳ねのけ、切り抜けられる相手だというのに全開で氣を使って戦ってしまう。

 余裕の無さが自らの消耗を早めているのにも気づかず、群がる骸骨達を蹴散らしていく。

 殴られて外れた頭蓋骨が宙を舞い、へし折った肋骨や腕の骨が地面に転がる。

 とにかく自分が生き残る事しか考えられなくなったロンレンは、相手が遺品回収対象者であることすら忘れ戦い続ける。

 まだまだ寄って来る、骸骨達を相手にたった一人で。


「うわあぁぁぁっ!」


 加護により強制的に回復させられながらも、まるで狂ったかのような声を上げて戦い続ける。



 ******



 魔域外部で陣を組む調査隊。

 東の空が僅かに暗くなってきた頃、最も大きい陣幕では責任者のユイフェンを中心とした主要人物が集まり、魔域周辺の調査内容の報告と会議をしていた。


「拡大速度は比較的緩やかですが、確実に魔域と大地の荒廃は広まっています」

「ここから最も近い町への影響はいつ頃になりそう?」

「今の速さで拡大を続けると仮定して、計算上は四年後に大地の荒廃が始まり、十年後には魔域が町へ到達します」

「その頃までに避難計画を立てる必要がありそうね」

「はい。ですが今回の内部調査で魔域に関する何かが分かれば、何かしら解決の道も」

「希望的観測で物を言わないように願います。魔域は我々人類だけでなく、大地に住む生物全ての問題なのですから」


 ここ五日間の観測結果からの会議を重ねても、朗報に繋がる話は一つも出てこない。

 以前の観測より魔域は確実に広がっていて、それに伴い魔域周囲の数キロに見られる植物の減少と大地の荒廃も広がっている。

 どこの魔域でも聞かれる代わり映えの無い情報ではあるが、周辺住民からすれば命と生活に関わるため決して無視はできない。

 避難計画や避難後の生活の支援については戻ってから要相談となり、議題が次へ移ろうとしたところへ学者の一人が呟く。


「ところで、彼はまだですかね」


 ポツリと零れた呟きで、全員の視線が魔域の方へ向く。

 予定では午前中のうちに戻っているはずだが、夕暮れが近づく時間になってもロンレンは戻ってきていない。


「遅いですね。何かあったんでしょうか?」

「まさか死霊系の邪魔物が?」

「邪魔物の活動範囲は限られていますから、あの中から出てくることは無いでしょうが彼は……」

「だ、大丈夫ですよ。なにせ彼は不死身なのですから」

「だからって、何も無いとは」


 陣幕内がざわめきだして会議が脱線していく一方で、魔域方面を見張る二人の兵士のうち一人が退屈そうに欠伸をした。


「おい、不謹慎だぞ」

「そんなこと言われても、何の変化も無いじゃないですか」

「まあ拡大しているとはいえ、急激に広がりだすってことは無いからな」

「ですよね。魔域を怖がってか、邪魔物も近づかないし……うん?」

「どうした?」

「いや、あそこ……」


 調査隊の陣から見て十時の方向を指差した同僚の示す方を向くと、魔域の内部から黒い霧を抜けて人影が現れたのが見えた。

 同じく周辺の警戒をしている兵士達もそれに気づき、指差しながらざわめきだす。

 それが誰なのか、誰もが分かっていた。


「彼だ、帰って来たぞ!」


 一人の兵士が叫ぶと、一斉に歓声が上がる。

 声が届いたのか、離れた位置に出たロンレンらしき影は調査隊の位置に気づいて方向を修正して近づいてくる。

 帰還の声を聞きつけた調査隊の人々が次々に現れて生還した姿に歓喜するが、徐々にそれは歓声からどよめきに変わる。

 そこへ、つい先ほどまで陣幕で会議をしていたユイフェン達が駆けつけた。


「彼が戻って来たというのは本当ですか!」

「は、はい。ですが、その……あれを」


 兵士の一人が指差した先には、ゆっくりとだが陣へ近づいて来るロンレンの姿があった。


「おお、無事だったか!」

「いやあ良かった良かった」

「ええ、本当……に……えっ……」


 最初は生還を喜んだ主要人物達だったが、彼の姿が鮮明に見えるようになって言葉を失う。

 ふらつく足取りは重く遅く、歩幅はとても狭い。

 背負子は担がず引き摺っていて、体は傷一つ無いのに服は所々が破れてボロボロになっている上に出血の痕も見られる。

 やがて残り数メートルまで近づくと、彼の纏う空気が出発した時とは大違いなことに気づく。

 たった数日。それだけしか経っていないというのに、ロンレンが放つ空気は近寄りがたく気軽に声を掛けられるものではなくなっていた。

 一体魔域内部で何があったのか。

 誰もがそう感じ声を掛けるのを躊躇う中、ようやく彼らの下へ辿り着いたロンレンの体が前のめりに倒れそうになる。


「あっ」


 慌てて支えようとする兵士の横をスイレイが通過し、倒れる前に抱き留める。


「ロンレンさん、大丈夫ですか!?」

「……はい」


 軽く揺すりながらの問い掛けに、一切の感情が籠って無い返事をする。


「何があったんですか、こんなにボロボロになって」

「昔の、調査隊の人達が、死霊系の邪魔物に……」


 最悪の懸念事項が現実になったと分かり、調査隊に僅かだが動揺が走る。


「でも、それ以前に……」


 続けて何かを語ろうとするロンレンの体が震えだす。

 声もまた震え、か細いながらもポツポツと語る。

 食料や雑草どころか水の一滴すら存在しない不毛の荒野をたった一人、碌に光も差し込まず視界も悪い黒い霧の中、景色の変化も無く常に位置と方角を確認しながら進むという状況が如何に辛く苦しかったか。

 それが極限に達して壊れそうになっても加護によって治され、また同じことを味わっては治るを繰り返したこと。

 感情の籠っていない、弱々しくて震える声で無表情のまま語られる内容に、スイレイは申し訳ない表情になってロンレンを強く抱きしめる。


「挙句に邪魔物との戦闘で荷物がどこに行ったのか分からなくなって、ようやく見つけたら地図が踏まれていて破れてたから方角がよく分からなくて、どこにいるのかも分からなくなって、方位磁針と向かっていた方角の記憶だけを頼りに」

「もういいです、もういいんです。もう思い出さなくていいですから!」


 死なないから。魔域に入っても何ともないのが実証されたから。

 そんな理由で気軽に構えていた調査隊の面々は、ロンレンの有様と語られないように後悔した。

 まだ成人したばかりで一月前までは学生だった少年に、なんという経験をさせてしまったのだろうと。


「今は休んでください。私達がいますから、ゆっくり寝て食べて休んでください。お願いです……」

「……はい」


 無理をした我が子へ告げるように述べたスイレイの言葉に返事をしたロンレンは、ゆっくり目を閉じると数秒で眠りに就いた。

 静かに寝息だけが聞こえる中、ロンレンを抱きしめたままのスイレイを除くその場に集まった全員がロンレンへ頭を下げる。

 生還してくれたことへの感謝と、辛い経験をさせてしまったことへの謝罪を込めて。


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