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聖女様って呼ばないで  作者: 渡海
第1章
85/201

暗殺者ラジムの双剣

第82話の投稿になります。

しばらくは毎日投稿になります。

読んでいただけると幸いです。

私がアトムくんに渡す装備を何にしようか考えていると、アベルが掲示板から戻って来た。


「お疲れ様、どうでした?」


私が依頼が取れたかを聞くと、アベルは頷きながら笑顔で近づいてきて、手に持った依頼書を見せてきた。

 そこには、オークの討伐の依頼書がしっかり握られていて、私達は取り合えず一安心した。

 その依頼書を持って、レインさんの元へ向かうと、依頼受付の列に並んだ。

 

少し待つと、レインさんの前に到着したので、アベルが依頼書をレインさんに差し出した。

 依頼書を受け取ったレインさんは微笑み、受領処理を始めてくれた。

 私達はそれを待っていると、作業を終えたレインさんが話しかけてきた。


「北東の森に行くのでしたら気を付けてくださいね、なんでもシュトゥルムバイターが出たとかで、その影響なんでしょけど、北と東の街道で、行商の馬車が魔物に襲われたと言う報告も来ていますので」


レインさんの話を聞いて私達は、一斉に私の肩に乗るキャトルーを見てしまった。

 全員に見つめられたキャトルーは、その視線から逃げようと私の後頭部に隠れようと頭にしがみついてきた。

 うぷ、キャトルーがしがみついてきたので、私はキャトルーのお腹に顔を埋めるような形になった。

 あ~ふわふわだ~気持ちいい、猫のお腹ってなんでこんなに気持ちいいんだろ?


私がキャトルーのお腹を堪能していると、レインさんが話しかけてきたので、そちらに意識を向けた。

 

「今は森の中から魔物が出てきていますので、もし見かけましたら優先して倒して下さい、ちゃんと依頼料は出ますので」


私達はレインさんの忠告を聞いてから、カウンターを離れた。

 私達は北門へ向かい、行商の馬車を眺めながら、北東の森に向かうために門を潜った。

 門を出て、左手に見える山と森を目指し向かう前に、アトムくんにの方を向き話しかけた。


「アトムくん取り敢えず防具を渡すわね」


私はアトムくんに話しながら、ストレージから盗賊団長の革鎧を出すと、アトムくんに渡した。

 アトムくんに渡した鎧を見たアベルは、笑顔でアトムくんに話しかけた。


「お、お揃いだな、この鎧オークの一撃でもびくともしないからおすすめだぜ」


アベルの話を聞きながらアトムくんは受け取った鎧を見ながら困惑していた。


「マリアさんにはお世話になりっぱなしで、何か申し訳ないです」


俯きながら話すアトムくんに、私は真剣な声で言い聞かせるように話し始めた。


「装備はしっかりしておかないと、魔物と戦う時一撃で死んでしまう可能性があります。

 ですから、用心はし過ぎということはないですよ」


私はそう言うと「分かりました」といってアトムくんは鎧を着始めた。


アトムくんが鎧を着ている間に、双剣選んでおかないといけないのよね。

 取り合えずアベル達に渡したように、スキルの付いている武器が良いわよね、ならこれかしら?

 私はストレージから一つの双剣を取り出した。

 刀身を黒く塗られ、ナックルダスターが付いていて、持ったまま拳打を繰り出せるようになっている。


暗殺者ラジムの双剣

STR40 AGI60

スキル 連撃 使用者の持つ武器一つに付き2回連続攻撃を行う。

       二度目の攻撃は装備者の攻撃力の0.8倍になる。

       一度の使用にMP10消費する。

賞金首ラジムの持つ双剣、砂漠の都市周辺に現れることがあり出会った相手を連撃による4回攻撃で葬る。

ラジムを倒すことで稀に落とす武器、他にも暗殺者ラジムの装備は多い為、どれを落とすかはランダムである。


私は暗殺者ラジムの双剣を取り出し、アトムくんに渡した。

 アトムくんはその双剣を受け取ると、一瞬ビクリとして動かなくなったが、直ぐに私に向き直り、慌てながら話しかけてきた。


「これ凄いですね、まるで御伽噺に出て来る伝説の武器みたいです」


アトムくんが驚いているのを見て、アベル達が話出した。


「ははは、そうだよなぁ、普通こんな武器ポンと出したりしないよな」


アベルはそんなことをいいながら笑い、マーナも一緒に笑っていた。

 私は笑っているアベル達に、エアロの剣とシャドウアサシンの弓を取り出して渡した。

 受け取ったアベル達は、アトムくんに見せながら笑い掛けていた。

読んでくださりありがとうございます。


 ブクマ、評価、感想、とても励みになっております。

誤字脱字等がありましたらご報告よろしくお願いします。



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