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聖女様って呼ばないで  作者: 渡海
第1章
29/201

ゴブリン集落 1

第29話の投稿になります。

しばらくは毎日投稿になります。

読んでいただけると幸いです。

あ~さ~、朝になって鎧に着替えると、朝ご飯の用意をし始める。

 といってもストレージから出すだけなんですけどね。

 今日のメニューはサンドイッチと紅茶後サラダも付けようかな?私がサンドイッチを食べているとゼラーフさん達が来たので何も言わずにサンドイッチを出してあげた。


「わりーな」とだけ言いサンドイッチを手に取り食べ始める。


私たちは司令部テント前に来ていた。

 私たち以外にも多くの冒険者達が集まって今日の指示を待っている。

 数分待つとギルバートさんが司令部テントの前に来て。


「今日はゴブリン集落に向かう。

 昨日のゴブリンの種類と量から確実に、ゴブリンキングが居るものと思われる。

 他にも、ゴブリンジェネラルやゴブリンチャンピオンも数体居るのではないかと思われる。

 集落にはゴブリンが目算でだが、300は居ることが解っている。

 これからパーティーごとに森に入り、集落の前で一度集合、のちに全軍でゴブリンの集落を壊滅させる」


ギルバートさん説明が終わり、冒険者達が慌ただしく動き出す。

 私もゼラーフさん達と一緒に森に入る。


冒険者達は、左右に他のパーティーが見える距離を取り進んでいく。

 歩きにくい森の中、いつゴブリン達の襲撃が有るかわからない緊張が、冒険者達を取り巻いていた。

 私はと言えばほとんどピクニック気分だ、今更ゴブリンに後ろから攻撃されたくらいで、やられたりしないわよ。


進んでいくと散発的な戦闘音が聞こえてくる、だがすぐに殲滅したのかその音は止んでいた。

 森に入ってから20分ほど進んだ所で冒険者達は集まっていた。


ギルバートさんが集まってきた冒険者達を見回し。


「これから集落へ攻撃を掛ける、神官に神聖魔法を掛けてもらった冒険者から、戦闘を開始してくれ」


ギルバートさんの言葉を聞いて私は前に出てパーティーごとに『エリアブレッシング』と『エリアリジェネレート』を唱えていく。

 私の魔法を受けた冒険者達は、パーティーメンバーと頷き合い、集落の方向へ走っていく。

 私が5組ほど魔法を掛けた所で、集落の方から武器がぶつかる音と冒険者達の雄叫び、そしてゴブリンの雄叫びが響いてきた。


私は最後のパーティーに魔法を掛け終わった後、ギルバートさんに短く「私も行きます」とだけ伝えて集落へと走り出した。


森を抜けた先には、簡素な小屋が幾つも立ち、その間では冒険者とゴブリンが激しい戦いを繰り広げていた。

 私は小屋の間を通りながら、冒険者たちを支援していった。

 怪我人を治療し終えた所で私はゼラーフさんに。


「広範囲支援を開始します。

 支援中は無防備になってしまいますので、皆さん護衛よろしくお願いします」


私がそう言うとゼラーフさんは「了解」とだけ言い直ぐに近づいてくるゴブリンを切り伏せた。


私は『聖歌』を発動するために歌い始める。


聖歌、歌が聞こえる範囲に居る対象にバフをかける、バフをかけている間は一切の戦闘行動がとれなくなる。

効果 歌が聞こえる範囲に居る対象は全ステータスが演唱者のINT÷2準拠で上昇する

   歌が聞こえる範囲に居る対象はHP、MPが持続回復、1秒間に演唱者のINT÷2準拠で回復する


私の歌声がゴブリンの集落に響き渡る。

 その結果、ゴブリン達も私たちの居る所に、駆け寄っていくことに気付いた。

 ゴブリン達が私たちに向かっていくことに気付いた、冒険者たちも私たちの周りに来て私を守り始めた。

 その結果私を中心に戦闘が激化していく、近寄ってきたゴブリンの中には、上位種やチャンピオン、ジェネラルも近づいてきた。

 

だが聖歌の聞こえる範囲内に居る冒険者達は、もはや不死身の軍隊だった。

 冒険者達は切られて直ぐ傷が塞がり、魔法も無尽蔵に打ち、上位種すら一撃で切り捨てて行く。

 そこにはすでにゴブリンの死体の山が出来上がっていた。


「・・・恐ろしいな、こんなのもはや戦闘と言うより蹂躙だな・・・」


ゼラーフさんの言う通りだ、私はこの魔法を使い、ギルド戦でギルドメンバーに守って貰いながら、幾つものギルドの拠点を落とした。

 マクスウェルさんが喜んでたな~「お前はいい的になる!」ってなんで人を的呼ばわりするかな~私が目立っている間に別動隊を拠点に潜り込ませたりして、私たちの進軍をスムーズにしてくれていた。


ただこの魔法、私は歩くだけしかできないのよね。


私が考え事をしている間に殆どの上位種は片付いていた。


「ぐ、はははチャンピオンでさえ俺一人で手玉にとれるぜ!」


ボックスがチャンピオンと戦闘をしながら叫ぶ、確かに昨日吹っ飛ばされていたのがウソのように、翻弄しているわね。

 いまだに戦闘しているのはチャンピオンが3匹とジェネラルが1匹だ。

 他のチャンピオンは他のパーティーが相手をしてる、見た所苦戦をしている所は見当たらない。

 ジェネラルはゼラーフさんとエイベルさんそれとクラーラさんが戦闘している。

 アラスターさんは私のそばに居る、護衛のためだろうと思うけど他にも冒険者が居るし、後残っているのはジェネラルとチャンピオンだけだから、問題ないと思うけどな~。


私が見ている間にもボックスがチャンピオンを倒し、他のパーティーも一体チャンピオンを倒した。

 残るはチャンピオンとジェネラル、だがチャンピオンへ一体倒したパーティーが、ボックスがジェネラルへと向かった。


残っていたチャンピオンとジェネラルも瀕死だったが、これで決定打になり、地に沈んだ。

誤字脱字等がありましたらご報告よろしくお願いします。

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