ゴブリンの大群
第27話の投稿になります。
しばらくは毎日投稿になります。
読んでいただけると幸いです。
ゼラーフさんが護衛になり、私は前線に出ることを許された。
私は前線に行く前に一度テントの影に入り、前線用の鎧に変える為、影に入るとストレージの装備欄から装備を変える。
私の戦争用装備、カイジンさんの自信作!透き通るような青のブレストプレート、下は白銀色の法衣。
法衣のデザインは下がかなり深いスリットが入っていてふとももが見えて少し恥ずかしいけど動きやすい作り。
盾は純白の光を称えた銀色の盾、メイスは同じく純白の光を称えた銀色、頭には鎧と同じ透き通るような青のティアラ。
今回は背中装備のアレは付けない。
戦聖女の聖鎧
HP3720 MP3250 AGI2800 VIT3290 INT3600、LUK3180
魔法範囲拡大、魔法回復量増加、MP消費減少、最大HP増加、最大MP増加、状態異常無視、バッドステータス無視
プレイヤーカイジンにより作ら得れた鎧、様々な希少金属、希少材料を使って鍛えられた鎧
希少金属アポイタカラとミスリルとオリハルコンの金属糸を使い聖空王龍の鱗などの希少素材を使っている
神壁の聖盾
HP2800 VIT3500
HP自動回復、状態異常無視、バッドステータス無視
スキル、神都の城壁 直径100mの円柱状の光の壁を発生させる
プレイヤーカイジンにより作られた盾、様々な希少金属、希少材料を使って鍛えられた盾
盾の表面にはオリハルコンで描かれた祈りを送る女神のレリーフが描かれている
女神のメイス
STR3600、INT3720
攻撃範囲拡大、MP消費減少、MP自動回復
スキル、女神の投擲槍、女神のメイスを振ることにより、光の槍を発生させ敵を攻撃する
プレイヤーカイジンにより作られた棍、様々な希少金属、希少材料を使って鍛えられた棍
ヘッド部分に祈る女神の上半身の像が付いたメイス
戦聖女の冠
MP3140、INT3500
スキル、女神の息吹、装備者が死亡時に生き返らせる、1日一回まで使用できる
プレイヤーカイジンにより作られた冠、様々な希少金属、希少材料を使って鍛えられた冠
冠には様々な宝石があしらわれ、フレームはオリハルコンをコーティングしてあり黄金に輝いている
相変わらずとんでもない装備ね、戦争時に私が死ぬわけにいかなかったんだけど、やりすぎじゃないカイジンさん?
装備を変えた私はテントの影から出るとゼラーフさん達は驚いた顔で私を見つめていた。
「嬢ちゃんその装備は?」
ゼラーフさんが質問してくる。
「これから前線に出るので装備を変えました」
私の答えを聞いてもゼラーフさんは唖然とするだけだった。
ゼラーフさん以外にも3人が居る、パーティーの人かな?
私は疑問に思っていると、ゼラーフさんの後ろに居た人が前に出てきた。
「あたしはクラーラ魔術師よ、右がエイベル斥候で左がアラスター重戦士、よろしくね」
クラーラさん達はが自己紹介してくれたので私も
「私はマリアですよろしくお願いします」
私達はお互い自己紹介も終わったので。
「では行きましょうか」
私が声を掛けるとゼラーフさんは、まだ困惑しているようだったがちゃんと付いて来てくれた。
ゼラーフは困惑していた。
なんだ!?あの装備は?ぜってーヤバい装備だろ!それにものスゲー高そうだな。
ゼラーフさんの困惑をよそに私たちは前線へと歩く。
前線では多くの冒険者達がゴブリンと戦っていた。
金属がぶつかる音と怒号、獣の叫び声が飛び交う。
私は倒れている人に駆け寄り、治癒を掛けていく。
他にも『エリアブレッシング』と『エリアリジェネレート』をばら撒きながら戦場を進む。
ゼラーフさん達は私を守りながら周りに近寄って来るゴブリン達を蹂躙していく。
「スゲー支援だな、こりゃ死ぬ気がしねーな、ははは」
ゼラーフさん達は、すごい勢いでゴブリン達を倒していく、私はゼラーフさんに守られながら、倒れている人に
『ヒール』を戦ってる人には『ブレッシング』を掛けていく。
私が支援をし始めてから1時間ぐらい経った所で、かなりのゴブリンが減り、後は上位種が10匹のみになっていた。
冒険者が囲み一気に叩こうとしたその時、森の中から「グオオオオォォ!」という叫び声が聞こえてきた。
同時に森から重い足音が響いてきた。
囲んでいたゴブリン達が歓喜に沸く様に叫びだす。
その叫びに誘われるようにして足音が近づいてくる。
そしてその姿を現した。
身長2mはある緑色の筋骨隆々のゴブリンがそこに居た。
ゴブリンチャンピオン、大剣を肩に担いで堂々と森から出てきた。
「グオオオオォォ!」
ゴブリンチャンピオンが雄たけびを上げながら大剣を振るった。
その風圧だけで冒険者達は押し止められる。
「くっそ、チャンピオンかよ!」
冒険者の呟きを聞きながら状況を見ていると冒険者の中からチャンピオンへ駆け寄る人影が見えた。
「ぐ、ははは、こいつは俺が貰う!」
叫びながらチャンピオンに向かって斧を振るったのは、ボックスだった。
ボックスは嗤いを浮かべながら斧を振り、チャンピオンは大剣でその攻撃を弾く。
「今のうちにゴブリンどもを1匹残らず排除するぞ!」
その掛け声で、冒険者達は一斉にゴブリン達に襲い掛かった。
だがゴブリン達も抵抗が激しくなかなか決着がつかない。
チャンピオンは、居るだけで周りの仲間を鼓舞するスキルを持つ、それが原因でなかなか決着が付かずにいるのだ。
私は『エリアブレッシング』を唱え、冒険者達の支援をして死人が出ない様に回復していく。
徐々にゴブリンの数を減らしていき、後1匹と言う所でチャンピオンと打ち合っていたボックスが吹き飛ばされた。
「ちっくしょう、思ったより力が強ぇー!」
チャンピオンは、吹き飛ばしたボックスに駆け寄りなから、大剣を切り下ろされる。
あと少しで当たると言う所で、私はボックスとチャンピオンの間に割り込み盾で大剣を受け止める。
私はすかさず冒険者達に叫ぶ。
「私が防いでいる間にチャンピオンを倒してください。『エリアブレッシング』」
私は防ぎ続ける、だって私が攻撃に出るのはちょっと目立ちすぎる様な気がするのよね。
私がチャンピオンの攻撃を、防ぎ続けるもんだから、チャンピオンは意地に成ったみたいに、私に攻撃をし続ける。
その間にも冒険者達が攻撃を続け、徐々にチャンピオンは弱りだした。
しばらくするとチャンピオンは剣を振ることも覚束無くなってきた。
結局チャンピオンは一度も私に攻撃を通すことはできず倒れた。
チャンピオンが倒れたのを見た冒険者達は、歓声を上げてお互いの肩を抱き喜んでいた。
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