なんかあったみたいです。
第23話の投稿になります。
しばらくは毎日投稿になります。
読んでいただけると幸いです。
商業ギルドで余り時間を取られなかった私は、時計を確認してまだお昼には早かったので冒険者ギルドに向かうことにした。
商業ギルドと冒険者ギルドの位置は噴水を挟んで北に商業ギルド、南に冒険者ギルドが有る。
私は冒険者ギルドに行くために噴水のある広場を抜けて冒険者ギルドに向かう。
私が冒険者ギルドに近くまで来た所で何か慌ただしいことに気が付いた。
冒険者ギルドからは冒険者だろう人が出入りしていて最初は昨日より朝に近いからかな?と思っていたが。
どうも冒険者以外にも衛兵らしき人も出入りしているようだ。
私が冒険者ギルド入ると昨日の様に見られる事は無く皆忙しそうにしながら叫んでいた。
「現状確認はまだか!」
「被害はどうなってる!」
「備品の調達まだか!?」
様々な叫び声が飛び交い私が入ってきたことなど気にしている様子は無かった。
私はレインさんの居る受付に行きどうしたのか確認するため受付に立つとレインさんは私に気付き。
「こんにちはマリアちゃん、今ちょっと忙しいから通常クエストは受けれないですよ」
レインさんは申し訳なさそうに告げたので、私は気になり。
「どうしたんですか?」
私が理由を聞くとレインさんは。
「昨日、マリアちゃんが助けた2人覚えてる?」
逆に昨日の件を訪ねてきたので、私は頷きながら。
「ええ覚えていますよ、彼らがどうかしましたか?」
私が肯定するとレインさんが。
「その2人がね南東の森の中で大規模なゴブリンの集落を発見したらしいのよ」
騒動の理由を教えてくれた。
私はどうするのか気になって聞いて見ると。
「では、その討伐のためですか?」
レインさんは難しい顔になり。
「それだけなら良かったんだけど、その2人を追いかけて一部のゴブリンが、どうも南の街道に出てきてしまったらしいの」
私はレインさんの答えを聞き困惑してしまった。
「それは・・・ではそちらの討伐を先に?」
私がレインさんに確認すると、レインさんは大きく頷き。
「そうなると思うわ」
真剣な声音で答えた。
私とレインさんが話していると、渋い落ち着いた声が掛けられた。
「お嬢さん、その法衣を見るに神官だろう?良ければ回復役として討伐隊へ付いて来てはくれんか?」
声を掛けられた方を見ると、白髪、左目に古傷がある、60代の男性がこちらを見ていた。
わぁ、渋いわ、60代とは思えない、引き締まった体つきをしてる、執事服着ても似合いそうな、落ち着いた感じのナイスミドルだわ。
この人誰だろ?有名な冒険者かな?私が疑問に思っていると男性は笑顔で。
「これはすまない、儂はギルバート、トラットの冒険者ギルドのギルドマスターをしている」
「私はマリアと言いますよろしくお願いします」
私は自己紹介をしてくれたギルバートさんにお辞儀をしながら自分も自己紹介した。
「それで、討伐への参加お願いできるかな?」
「はい、了解致しました」
「いや、助かる、なんせ神殿に要請したんだが「戦時でも無いのに従軍は認められない」とか言いやがる!普段高い金出して寄付してんのは何のためだ!!」
こっちの神殿は余り評判よく無いんだな~、私が神殿のことを考えていると。
「すまん、マリアみたいに手を貸してくれる神官も居るが、上層部がな・・・」
上層部が腐敗してるのね、権力を持つと腐るのは良くあることよね。
「いえ、大丈夫ですよ、私は冒険者ですから」
私が快諾するとギルバートさんは笑顔で。
「助かる、では場所を変えようそろそろ会議室に集まる時間だ」
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