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助けてください!天狼さん。  作者: 落田プリン
第ニ章 えっ?友達ですか!天狼さん。
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闇の生徒会。

 私は、勝たなければならない。

この球技大会で全勝しなければ、久遠先生は教師をやめてしまうからだ。

容易には勝てない勝負だ。

だが案ずるな、必勝法がある。

私は、このBLポスターを対価に取引をするつもりだ。

そして私は、図書室の前にいた。

あまり時間がない…やるしかないのだ。

図書室には、女子生徒が数人いた。

理由があって運動ができない生徒が、ここで勉強とか読書をして過ごしている。

私は息をのんで、カウンターで本のカバー貼りをしている女子生徒に声をかけた。

「あ、あの…心理科学の本はどこにありますか?」

「………………あちらの棚にございます」

指差された場所に向かう。

本棚がいくつもあり、その一番奥の本棚。

私は、心理科学の本を取って、メモ書きとBLポスターを挟んで置いた。

しばらくして本棚の向かいに側に人影の姿があった。

その人影はメモ書きとBLポスターを受け取った。

「ここは初めてかな?軍曹」

「あっはい…至急ご報告しなけらばならない案件がございまして…学校こっかの危機でございます。」

「ほう、危機とな…だがしかし、この情報が確かなのかな?」

「…っ!」

「軍曹、我々は暇ではないんだよ。今回のことは、このぶつでなかったことにしよう。感謝したまえ」

「そんな!待ってください!」

ここで彼らの協力がなければ、久遠先生は!

「待ちなさい」

本棚の影に人影が写った。

「その情報は、確かなものよ」

「君は何者かな?名乗ってもらおうか」

「名乗るものではないわ…ただ、Mとでも呼んでいただきましょうか?」

「Mだと!ふざけているのか貴様!」

「ならいいわ、これ以上付き合う必要はないわ。貴方方が損するだけだから…」

「待て!待ってくれ!本当にこの情報が確かなら…」

「なら、報酬を上乗せするわ」

本と何かを挟んで、スッと床に流れていった。

それを受け取った向かい側の人物は、驚いた様子だった。

「…っ!!」

「満足していただけたかしら?」

「……いいだろう。だが、時が過ぎている…我々だけではどうしようもできないこともある」

「結構よ。でも、この情報が本当なら大変ねぇ」

「貴様!我々を侮辱するのか!」

「話はそこまでよ。それは貴方方の努力次第ってことで、さようなら闇の組織さん」

「待ちたまえ!」

本棚に影に隠れていた人影は去ってしまった。

「……あの」

「いいだろう…引き受けてやる。ただし、それなりの裁きがお前に下るであろう…それでも良いのか?」

「…構いません。全ては生徒会の為に」

「ジークハイル!」

「ジっジークハイル!」

本棚の向かい側にいた人影は去って行った。

私は心理学の本を取り、カウンターでその本を借りた。

何かしらの視線を浴びながら、図書室をあとにした。

やるべき事を全てやった。

Mという人物は何者だろう?

私の情報は、久遠先生と私しか知らないはず…

久遠先生が喋ったのか?

でも、おかげで助かった。

お礼言いたいけれど、図書室に起きたことは口外してはならない掟だ。

掟を破れば死を意味する。

それぐらい、あの組織は恐ろしいものだ。

関わりたくはないと思っていたが、まさかこんな形でかかわるとはな…。

そう思いながら長い廊下を歩いた。

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