表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
正義のあり方 俺たちの覚悟  作者: 松尾ヒロシ
自分の心を代償に復讐を果たせ
55/57

第15話─布告

また貯め回です。

「貯め回」って溜めなんですかね、貯めなんですかね。

まぁどうでも良いので、その時に一番最初の変換候補に出たものにしますがね。


20240814 なんか振り返ったらサブタイが合ってないよねって気づいたので「前夜」から「布告」に変更 ついでに内容も少しだけ変更

 カレンシティの小さな診療所。まだまだ負傷者の手当にてんてこ舞いだが、なんとか重症者の治療は完了し、今はお昼休憩を取っている。

 色んな建物が壊れたせいで日当たりが良くなり過ぎていた正午、医者や看護師たちは受付に備え付けのテレビで患者たちと一緒に見ていた。


「アーロン、お前大丈夫か? すっごいやつれてるぞ」


 ざわついている受付に、ガイの声が響く。


「お前も各国家にプレゼンしてみるか? 冗談抜きで胃に穴が開くぞ」


「遠慮しておくわ……」


 テレビには崩壊したガニメデタウンの様子が映っていた。あの後、各地を壊していたらしい。この街の周囲にあるいくつかの街は全て破壊され、大量虐殺も行われた。

 今は止められない。準備がまだ足りない。


「……悔しいな、アーロン」


「そうだな、だが次の戦いはこうはいかない。準備を進めてるからな」


 リーンが居なくなったあの日、かつてガニメデタウンが壊された日を思い出して、ガイは涙が流れてきた。

 多くの人の記憶に残った重大事件だ。他にもあの事件を思い出して涙を流している人が多かった。

 リーンが見ていなくて良かった。ガイはそう思うと、彼女の病室に向かった。


「リーン、入るよ」


 リーンはまだ起きていない。ラジオだったり、光や風などの刺激を与えているが、まだ静かに寝ている、はずだった。

 部屋に入ると、彼女も、泣いていた。信じたくないものから目を背けるために、俯いて、泣いていた。


「リーン!」


 あのニュースを聞いたのだろうか、ガイは彼女を抱擁した。


「私、許せないです」


 あり得ない怒りが肌から伝わってきた。許せないなんて言葉では抑えきれていない、確実に殺すという意思だった。


 突如、ラジオにノイズが走る。


『あー、繋がってるな。おそらく初めましての方だけかな人間諸君、私はアリア。ガニメデダウンを始めとした一連の殺戮を主導した』


 殺意が鋭く音の方角に伸びる。冷静なまま、感覚を研ぎ澄ましている。


『魔獣と呼ばれる魔術を使う獣たちを率いて各地を破壊した。魔力波をジャックした理由は一つ。私は君たち人間に宣戦布告する』


「何言ってんだ……? なぜこんなことを……?」


『完璧な準備をした君たちを完膚なきまでに潰したいが、私は気長ではない。というわけで、7日間のタイムリミットを差し上げよう。7日後まで、私はガニメデタウンに滞在する。8日後の夜明けになったら私は飛び立ち、世界各地を蹂躙する。どうだ、かなり公平だろ? それでは失礼』


 再びノイズが流れ、大慌てのアナウンサーの声が聞こえてくる。明らかな不祥事だが、誰も気にすることはないだろう。少なくとも、事件の当事者であるこの国の人間だけは。

 リーンが口を開く。これから潰す敵のことしか考えていない、戦乙女が出来上がってしまった。


「……面白い。ガイさん、私たちは4日後の昼に仕掛けましょう」


「4日後!?」

ちなみにテレビとか基本的な電化製品は今でも動いてます。エネルギーが基本的に魔力になっているというだけです。

インターネットが廃れてるのは実はあんまり魔術とは関係なくて、今はインターネットの代替品を作成している最中という感じです。

本編に設定を出す予定が無いので、ここで明かしてみんとす。


次回は番外編で僕の欲求を満たすだけの話ですよ〜、かなり書けてるので来週あたりに投稿できるかもです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ