10月13日
色々、私事で毎日は書けないけど。
御嶽山の噴火での捜索は現時点、56人死亡と7人の行方不明者。
捜索にあたってる自衛隊、警察、消防の三隊の方々が頑張ってるのが今である。
発生から2週間と少しの今、約半分は天候や環境の影響で捜索不可能。
どんなにもどかしいだろう。捜索隊も遺族の人も。でも、さらに捜索可能な季節の限界も近づいている。
そう、寒さや雪。例年なら10月中旬から11月頭に御嶽山は初冠雪する。
山の様子の映像でも氷に覆われた鐘が写ってた。
さらに、過酷な現場の様子も伝えられる。泥状態の火山灰の一面のぬかるみ。高地ゆえの低酸素地域での活動。それからおきる高山病。
捜索の人も命がけで捜索している。
そして、ばらばらになった遺体らしきものを回収。
人として原型をとどめてない状態の人も居るのが現状なのだろう。
多分、初冠雪したら今年の捜索は不可能になる。
あの過酷な沼状態現場でバラバラになったり、埋まった人を探すのはもう、限界にちかいのだろう。
遺族の人には悪いかもしれないけど来春の雪解け後まで待って欲しいと思う。
家族は亡くした人は一日でも早くと思うけど捜索隊の人たちにも家族はいる。そして、彼らは今を生きている。
まずは生きてる者の安全を確保した上で捜索であってほしい。
先日の土日に実家の開田高原に行って来た。 道にはかすかに火山灰のあと、と硫黄泉の匂いがほんのりした。
現在、木曽福島では匂いはわからない。
あと報道陣も遺体収容の廃小学校に数社、つめてる。駅前の混雑もだいぶ、おさまり、平常状態にもどり、チャーターされてたタクシーも開放され、駅前にタクシーを見れる。
開田高原で思ったけど捜索がある日はヘリの音がよく、響く。田の原方面を王滝頂上と剣が岳を見つめてそっと、犠牲者の冥福と捜索隊の安全を祈った。