表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
8/10

10月7日

三人が山で回収、死亡が確認。これで死者が54人。

 ここ、一週間ばかり、自分は体調を崩し、半ば寝込んでいた。

 その中で食料の買出しとかで出かけてたけどだいぶ、木曽福島の町も落ち着いてきて平常に近い感じになった。

 相変わらず、スーパーの品揃えは救援の方達向けの部分もある。

 この日から捜索方法が変わったとニュースは伝えていた。

 今まで目撃情報を元に点での捜索から40m×40mの平面をロープで囲って、総当りで捜索する方法になったとの事。

 この方法は東日本大震災から学んで考案された方法だという。

 そして、未だに東日本大震災で見つかって無い人を探す活動は今も続いているそうだ。

 時間の経過で木曽福島の町にはマスコミの関係の車は人は見かけなくなってきたけど近所や町の知り合いとよく、はなすことだけど、行方不明の噴火で死んだ人たちの体だけ早く、家族の下に帰れるいいね。

 私もそれは思う。 でも、全部が回収は無理かもしれなけいど何だかの形で残された家族の下に何か帰れるものがあるといいなとも思っている。

 そして、昔、読んだ「山の遺書」という本で真の山登りの人は山で死ねれば最高だという。だが、残されるほうもそれ相応の覚悟は強いられるけど。魂は愛した山を駆け巡るという。

 古代の日本人の信仰に山は死者の領域、神々の領域とされたきた。

 できれば遺族の人たちに山を嫌わないで欲しいと願う。

 そして、いつか、山にきて亡くした家族のいい、優しい思い出とともに登って、懐かしんで欲しいなとおもう。

 また、私たちも今一度、山、自然との関係を見つめなおすいい機会かもしれないと思う。

 自然は優しくて包容力もあるけど荒ぶる自然の前では人間は無力だと言う事。

 だから、山や海など自然と遊ぶなどの付き合いにはそれ相応の準備を忘れてはいけないと言うことを。

 

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ