30日の記録
今日は木曽福島の町は緊急車両のサイレンの音はほとんど、鳴って無い。
ヘリの音も夕方に聞いただけ。
硫黄の匂いは昨日よりまし。
そして、夕方、町のスーパーに買い物行く。
お弁当類がほとんど、売り切れ。
妙にお握り、鯉の洗いの刺身、大ボリュームのお肉が売っていたのが印象的だった。
多分、捜索の応援に来た、消防、警察、自衛隊、消防団のために向けての品揃えなのか、祭りとかイベントごとでないのにオードブルも売っていた。
スーパーで買い物をした後、帰るためにバスを利用しよしてJR木曽福島駅に向かう。
そして、やたら目につく、報道の人たち。
夕方の駅前で迷惑な縦列駐車をしていた。 めちゃくちゃ、混雑した、駅前のバスの停留所。
そして、タクシーに乗る、白杖の女性にカメラを向けるカメラマン。彼は他に高校生と何かしら話して、写真を撮っていた。
多分、白杖の女性は行方不明の方の縁者なのかもしれない。
そして、バスを待つ間、何となくバスの発券所の人と世間話をした。
駅前にタクシーがいないねと聞くと報道の人々がチャーターしたとの事。
で、行方不明した人や死亡した人の知人、縁者の足が無くて困ってるって言ってた。 確かに町では普段、見る事がない、他地域の交通会社のタクシーも走ってた。
いつもより、走ってる車の量が多かった。多分、報道関係者の車両や応援の人たちの車と地元民の車。
買い物から帰って、テレビのニュースで夕方のヘリは視察のヘリだったのでは思った。
今回の御嶽山の噴火で火山性の硫化ガスが出てるといいます。
それによって、二次災害を防ぐためにガスの濃度が高いと捜索の人たちに危険があるために捜索が中止になるそうです。
それで昨日も今日も昼2時ごろに本日、完全中止になっているそうです。
明日はどう、いう、事になるかわからない。火山性微動が増えてるいるというから。まだ、何かあるのかこのまま終わるかは不明。
今、一体、何人の人が亡くなったか分からない状態。そして、増えていく行方不明の人たち。
駅前にバスの待合所の長野県が山の事故防止に発行した「岳」の山の十か条のポスターの岳が寂しそう、悲しそうに見えた。