表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/10

27日の午後 28日の記録

 今でも思い出す。ヘリや緊急車両のサイレンの音。

 時間を増すに激しくなっていく。そして、山に向かっていく。

 まだ、その時は現実と受け入れら無くて、書き始めた小説を書いていた。 せいぜい、あんまり。影響の無い、小規模噴火で人的、被害は少ないだろ思っていた。

 多分、UPの記録でも分かると思うけど誰か小説家になろサイトの初期にある症状だと思う。

 そして、一夜が明け、飛び込んできた情報に心肺停止の登山者の情報。 それを意味すること、死亡者の情報があった。

 そう、ああ、これは大事なんだなあ。でっかい災害なんだ。と、認識した次第。

 その日の朝もヘリや緊急車両のサイレンが家の中でも聞こえた。

 そう、木曽町の災害対策本部のある町役場の本所はJR木曽福島の駅のそば、県立木曽病院もこの木曽福島ある。

 28日に記したブログを読みなおすと、当日は夜、暗くなっても緊急車両のサイレンが聞こえてたと。

 地域のケーブルテレビの木曽町の町内を走る路線バスもとい路線タクシーの路線が運休になっているとの情報。

 火口から4キロ圏内って事だからか。 今、書いていてわかって無いけど、非難した住人もいると思われる。 山小屋に一年を通して住んでる人もいるから低い場所ならペンションもある。

 この文章を書いている時点、その路線は運休。

 そして、山に向かう道は4キロ圏内は立ち入り禁止。

 最初に下ろされた4人の心肺停止の登山者の死亡確認がとある、廃校の小学校で行われた。

  その28日のブログの中で 

「 多分、今は心肺停止の登山者と言われてる、多分、亡くなったと思われる人の冥福を祈りたい。そして、彼らの体が家族の下に帰れることも。」と、言う文章を書いていた。

 その夜、途方無い、夢を見た。

 魂だけになって、御嶽山に飛んでいくいく夢。

 亡くなった人たちが助かりたくすがってくる夢。怖かった。

 そして、思わず、祈った、御嶽山の大神様、お不動様、どうかこの人たちを助けてくださいと。自分は何にもできないから。

 今、思い出して生々しい、夢でくっきり、覚えている。

 その時に感じた何かも今、自分が記録を記して残したいと言う原動力のひとつなのかもしれない。 

 28日のブログには書かなかったが昨日より硫黄の匂いが強かった。さら29日の強かったのを記しておきます。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ