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オゼリアプルートの幻想日記  作者: 鳳 翔平
9/16

その⑨ パクパク君あらわる

今朝、異常なのどの痛みで目がさめた。


どうやら、室内の乾燥のせいでのどを痛めてしまったらしい。


(やっぱり加湿器を買おうかな~)

などと思いながら、カーテンを開けようとすると

部屋の隅で何か動くものが・・・


まさか・・・

そっと本棚の横を覗くと・・・いた、変なのが


その容姿。あえてたとえるならパック○ン。

実はこれ、空気中の水分をえさにして増殖する精霊蟲。

名前は知らないので、とりあえず僕命名『パクパク君』。


これは、どうもストーブを使い始めると寄って来るらしい。

言ってみれば、こいつらも一種の冬の名物なのか・・・


こいつらが室内で増殖すると、異常な乾燥状態が起こる。

「家の中で、なぜかこの部屋だけ乾燥するのよね~」

という時は、大抵こいつらが原因ではないだろうか?


こいつらがいると、洗濯物が乾きやすいという利点もあるが、

体のほうが優先事項だ。


仕方が無い。今日、仕事から戻ったらパクパク君退治をするか。


退治の方法はいたって簡単。

パクパク君が皆満腹になるまで、湿度を上げてやること。


だから、洗濯物を干して、ポットにお湯を沸かして

卓上コンロでインスタントラーメンでも作ってやればすぐだろう。


パクパク君よ、また来年までさらばだ・・

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