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◆閑話休題◆ ショート✕ショート

※この作品はフィクションです。実在の人物・団体・気象現象とは関係ありません。

※気象や魔法の描写は、作者独自の設定・解釈を含みます。

◆ジーンのアドバイス◆(ジーン✕ルクス17歳)


首都の酒場にて◆ジーンのアドバイス◆(ジーン✕ルクス17歳)


首都の酒場にて

 

「カーッ!人の金で飲む酒は旨いねぇ!」


「未成年の私にタカるのは、どうなんでしょう?」


家庭教師(ろうどう)の対価だろ?」


(ミーシャのため……耐えろ、私!)


「ところでさぁ、お前、彼女とかどうなのよ?」


「はぁ!?研究と弟子で手いっぱいで、そんな場合じゃありません!」


「バカ!お前、そんなこと言ってると、あっという間に爺さんになっちまうぞ。恋しなさい、恋!お前、顔は美少年なんだから、ニコニコ笑って、心にもないお世辞言ってれば、女には困らないぞ?」


「クズですね。なぜジーンさんが結婚できたのか、心底疑問です」


※妻マリナの証言


「あんな世界一のダメ人間、わたししか引き取れないと思って」




◆ルクスの実験◆(ルクス17歳✕ジョシュア✕防災省長官秘書)


ルクスの研究室にて


「金糸の賢者様、防災省長官秘書がお見えです」


「金糸の賢者様、先日の講演会、素晴らしい発表でしたわ!長官も絶賛でした!」


「ありがとうございます(ニッコリ)」


(この女、分かりやすく金糸の賢者様を狙いに来てますね。こういう輩が多くて、困ります。まぁ、賢者様は相手にしないですが……)


「それで……お礼の品をということで、こちらのお菓子、わたしが選ばせていただきましたの。お口に合いますかしら?(上目遣い)」


「ありがとうございます。仕事ができる方は、気遣いも一流ですね(ニッコリ)」


「まぁ……♡(クラッ)」


「……!!?ちょ、賢者様!長官秘書の目から、ハートがダダ漏れですぅ!膝から崩れ落ちたじゃないですかぁ!!?早く医務室にー!」


(やれやれ、昼間は大変だった……)


「賢者様、いきなりどうしたんですか?女性に心にもないお世辞を言ったりして」


「いや、ある人からのアドバイスでな。意外と使える」


「どこのクズ野郎から、そんなこと習ったんですか……!?」




◆人類最強◆(ミーシャ12歳✕いじめっ子✕フェル13歳)


雷競争騒動翌日、教室にて


「ミ、ミーシャ……さん!」


「……?誰?」


「いや、昨日雷競争しただろ!!」


「あぁ、昨日のブサイクね」



「(小声で)ミーシャ、クラスメイトの顔は覚えようよ。謝りたいんじゃない?」


「あたし、フェル以外興味ないし。で、何?」

 


「そ、その……昨日、あなたの魔法を見て惚れました!!自分とお付き合いしてください!!!」


「無理」


「即答ーーー!!?」



「あたし、師匠より強い男しか興味ないから」


「あはは、ミーシャ、それって、人類に存在しないよ!」




◆うみんちゅ食堂◆(ノア✕リア夫)


ノア東部着任11日目


「うみんちゅ食堂……ここでしょうか?」


「いらっしゃいませー!」


「あ、わたし、リアさんのご紹介で伺いましたノア・マリスと申します」


「君がノアちゃんだね。妻から聞いてるよ!座って。最初だし、本日のオススメでどう?海老は好き?」


「は、はい!お願いします」


(リアさんの旦那様、線の細い柔和な方。意外です。ゴリマッチョ系が好みかと、勝手に思ってました……)


「はい、本日のオススメ、ゴロゴロ海老炒飯!」


「す、すごい!何ですか、この圧倒的ゴロゴロ感!?海老とごはんが、ほぼ半々じゃないですか!?贅沢すぎますー!しかも、お……おいしい!!」


「うれしいねぇ。ノアちゃん、少食だから、ワンコインでいいよ」


「破格……!!!」


「ノアちゃん、お料理苦手なんだって?」


「苦手というか……一切できません」


「うちの妻と一緒だね」


「え……っ!!?」


(リアさん……類友だから、わたしの悩みを分かってくださったんですね……)




◆ルクスへのプレゼント◆(ヒース✕ミーシャ✕ヒース妻)


洋上要塞の朝の浜辺にて


「あれ、ヒース副隊長!貝殻拾ってるんですか?あたしも、シーグラスとか貝殻見つけに来たんです。都にいる師匠にあげたくて」


「私は家内がアクセサリーショップを営んでるので、その材料をな……」


「えっ、そうなんですか?あたしも、アクセサリー作ってみたい!今度非番の日に、お店行ってもいいですか?」


「別に構わないが……家内に話しておこう」



後日、ヒースの妻のショップにて


「うわぁー!すっごくきれい……あたしも、こんなアクセサリー作りたいなぁ!」


「うふふ、うれしいわ。今日はピアスだったわね?好きな人に贈るの?」


「はい!そうなんです。大好きな人!」


「いいわねぇ〜!」



「これ、拾ってきた材料なんですけど……」


「その大好きな方、瞳の色は?」


「青空とおんなじ色!」


「そうなのね、この青なんか似合うんじゃないかしら。白い貝殻と合わせてもいいわね」



1時間後

 

「できたーーー!!!あたしが作ったんじゃないみたい……素敵」


「おつかれさまでした。ミーシャちゃん、お茶でもどう?」


「いただきます!」



「へぇー!ヒース副隊長のほうが、12歳年上なんだ。奥さん、若いなぁって思ってました」


「ふふ、ありがとう」


「ヒース副隊長のどこが好きなんですか?」


「たくさんあって絞れないけど……あえていえば、イケメンで紳士で優しいところかしら!」


「奥さんの感性って、おもしろいですね。あはは!」




◆エレノア夫人の悩み◆(エレノア夫人✕ジョシュア)


ミーシャの東部着任3ヶ月後、ルクスの研究室にて


「おや、エレノア団長夫人。金糸の賢者様なら、午前中はずっと会議で、不在ですよ」


「ちょうど良かったわ、ジョシュア。あなたに聞きたいことがあったのよ!」


「私にですか?」


「今、ルクスの彼女って誰なの?」


「おや、ご存じなかったですか?防災省次官のお嬢さんですよ」


「えぇっ!?なんであんなしっかりしたお嬢さんが引っ掛かっちゃったのかしら!?」


「賢者様、顔はいいし、20歳の若さにして、地位はあるし、金払いもよくて、一見紳士ですからねー。初心なお嬢さんはコロッと騙されちゃいますよ。最近は『知的で憂いを帯びた横顔が素敵♡』って評判らしいですよ?」


「最近のお嬢さんたちの目は節穴なの?過労で青白いだけじゃない!」


(それな……!)


「成人されてから、上司や政府要人からのご紹介も、引きも切らないですし。この前、私聞いちゃったんですよ、今の彼女から告白された日に『次のパーティーのパートナーがいなかったんだ。ちょうどよかったな』って、賢者様がつぶやくところ」


「最低ね……女性をアクセサリーくらいにしか思ってないんだわ」


「えぇ、でも、ある意味、誠実だと思いますよ。仕事最優先で、すぐ振られますから。賢者様から振った話は聞いたことないです。女性を悪者にはしませんからね」


「去る者追わずってことね。つくづく残念なイケメンだわ……」


「しかし、なぜ急に賢者様の女性関係を?」


「あの子、弟子の手が離れてから、一人暮らしでしょう?家事は全部わたしにおんぶに抱っこ……うちだって共働きなのに、もう限界なのよ!!誰でもいいから、早く適当なお嬢さんと結婚してくれないかしらっ!!?」


「ハハハ……エレノア団長夫人も、ご苦労されてるんですね。あの女たらしの研究バカ……失礼、女性人気が異常で、研究熱心すぎる金糸の賢者様が、ご家庭を?全く想像できませんねー」


※その後、エレノア夫人がブチギレて、ルクスは通いの家政婦のおばあちゃんを雇いました。

 「カーッ!人の金で飲む酒は旨いねぇ!」

 「未成年の私にタカるのは、どうなんでしょう?」

 「家庭教師(ろうどう)の対価だろ?」

 (ミーシャのため……耐えろ、私!)


 「ところでさぁ、お前、彼女とかどうなのよ?」

 「はぁ!?研究と弟子で手いっぱいで、そんな場合じゃありません!」

 「バカ!お前、そんなこと言ってると、あっという間に爺さんになっちまうぞ。恋しなさい、恋!お前、顔は美少年なんだから、ニコニコ笑って、心にもないお世辞言ってれば、女には困らないぞ?」

 「クズですね。なぜジーンさんが結婚できたのか、心底疑問です」


※妻マリナの証言

 「あんな世界一のダメ人間、わたししか引き取れないと思って」




◆ルクスの実験◆(ルクス17歳✕ジョシュア✕防災省長官秘書)


ルクスの研究室にて

 「金糸の賢者様、防災省長官秘書がお見えです」

 「金糸の賢者様、先日の講演会、素晴らしい発表でしたわ!長官も絶賛でした!」

 「ありがとうございます(ニッコリ)」


 (この女、分かりやすく金糸の賢者様を狙いに来てますね。こういう輩が多くて、困ります。まぁ、賢者様は相手にしないですが……)


 「それで……お礼の品をということで、こちらのお菓子、わたしが選ばせていただきましたの。お口に合いますかしら?(上目遣い)」

 「ありがとうございます。仕事ができる方は、気遣いも一流ですね(ニッコリ)」

 「まぁ……♡(クラッ)」


 「……!!?ちょ、賢者様!長官秘書の目から、ハートがダダ漏れですぅ!膝から崩れ落ちたじゃないですかぁ!!?早く医務室にー!」


 (やれやれ、昼間は大変だった……)


 「賢者様、いきなりどうしたんですか?女性に心にもないお世辞を言ったりして」


 「いや、ある人からのアドバイスでな。意外と使える」


 「どこのクズ野郎から、そんなこと習ったんですか……!?」




◆人類最強◆(ミーシャ12歳✕いじめっ子✕フェル13歳)


雷競争騒動翌日、教室にて

 「ミ、ミーシャ……さん!」

 「……?誰?」

 「いや、昨日雷競争しただろ!!」

 「あぁ、昨日のブサイクね」


 「(小声で)ミーシャ、クラスメイトの顔は覚えようよ。謝りたいんじゃない?」

 「あたし、フェル以外興味ないし。で、何?」


 「そ、その……昨日、あなたの魔法を見て惚れました!!自分とお付き合いしてください!!!」

 「無理」

 「即答ーーー!!?」


 「あたし、師匠より強い男しか興味ないから」

 「あはは、ミーシャ、それって、人類に存在しないよ!」




◆うみんちゅ食堂◆(ノア✕リア夫)


ノア東部着任11日目

 「うみんちゅ食堂……ここでしょうか?」

 「いらっしゃいませー!」

 「あ、わたし、リアさんのご紹介で伺いましたノア・マリスと申します」

 「君がノアちゃんだね。妻から聞いてるよ!座って。最初だし、本日のオススメでどう?海老は好き?」

 「は、はい!お願いします」


 (リアさんの旦那様、線の細い柔和な方。意外です。ゴリマッチョ系が好みかと、勝手に思ってました……)


 「はい、本日のオススメ、ゴロゴロ海老炒飯!」

 「す、すごい!何ですか、この圧倒的ゴロゴロ感!?海老とごはんが、ほぼ半々じゃないですか!?贅沢すぎますー!しかも、お……おいしい!!」

 「うれしいねぇ。ノアちゃん、少食だから、ワンコインでいいよ」

 「破格……!!!」


 「ノアちゃん、お料理苦手なんだって?」

 「苦手というか……一切できません」

 「うちの妻と一緒だね」

 「え……っ!!?」


 (リアさん……類友だから、わたしの悩みを分かってくださったんですね……)




◆ルクスへのプレゼント◆(ヒース✕ミーシャ✕ヒース妻)


洋上要塞の朝の浜辺にて

 「あれ、ヒース副隊長!貝殻拾ってるんですか?あたしも、シーグラスとか貝殻見つけに来たんです。都にいる師匠にあげたくて」


 「私は家内がアクセサリーショップを営んでるので、その材料をな……」


 「えっ、そうなんですか?あたしも、アクセサリー作ってみたい!今度非番の日に、お店行ってもいいですか?」


 「別に構わないが……家内に話しておこう」



後日、ヒースの妻のショップにて

 「うわぁー!すっごくきれい……あたしも、こんなアクセサリー作りたいなぁ!」


 「うふふ、うれしいわ。今日はピアスだったわね?好きな人に贈るの?」

 「はい!そうなんです。大好きな人!」

 「いいわねぇ〜!」


 「これ、拾ってきた材料なんですけど……」

 「その大好きな方、瞳の色は?」

 「青空とおんなじ色!」

 「そうなのね、この青なんか似合うんじゃないかしら。白い貝殻と合わせてもいいわね」


1時間後

 「できたーーー!!!あたしが作ったんじゃないみたい……素敵」

 「おつかれさまでした。ミーシャちゃん、お茶でもどう?」

 「いただきます!」


 「へぇー!ヒース副隊長のほうが、12歳年上なんだ。奥さん、若いなぁって思ってました」

 「ふふ、ありがとう」

 「ヒース副隊長のどこが好きなんですか?」

 「たくさんあって絞れないけど……あえていえば、イケメンで紳士で優しいところかしら!」

 「奥さんの感性って、おもしろいですね。あはは!」




◆エレノア夫人の悩み◆(エレノア夫人✕ジョシュア)


ミーシャの東部着任3ヶ月後、ルクスの研究室にて

 「おや、エレノア団長夫人。金糸の賢者様なら、午前中はずっと会議で、不在ですよ」

 「ちょうど良かったわ、ジョシュア。あなたに聞きたいことがあったのよ!」

 「私にですか?」


 「今、ルクスの彼女って誰なの?」

 「おや、ご存じなかったですか?防災省次官のお嬢さんですよ」

 「えぇっ!?なんであんなしっかりしたお嬢さんが引っ掛かっちゃったのかしら!?」


 「賢者様、顔はいいし、20歳の若さにして、地位はあるし、金払いもよくて、一見紳士ですからねー。初心なお嬢さんはコロッと騙されちゃいますよ。最近は『知的で憂いを帯びた横顔が素敵♡』って評判らしいですよ?」

 「最近のお嬢さんたちの目は節穴なの?過労で青白いだけじゃない!」

 (それな……!)


 「成人されてから、上司や政府要人からのご紹介も、引きも切らないですし。この前、私聞いちゃったんですよ、今の彼女から告白された日に『次のパーティーのパートナーがいなかったんだ。ちょうどよかったな』って、賢者様がつぶやくところ」

 「最低ね……女性をアクセサリーくらいにしか思ってないんだわ」


 「えぇ、でも、ある意味、誠実だと思いますよ。仕事最優先で、すぐ振られますから。賢者様から振った話は聞いたことないです。女性を悪者にはしませんからね」

 「去る者追わずってことね。つくづく残念なイケメンだわ……」


 「しかし、なぜ急に賢者様の女性関係を?」

 「あの子、弟子の手が離れてから、一人暮らしでしょう?家事は全部わたしにおんぶに抱っこ……うちだって共働きなのに、もう限界なのよ!!誰でもいいから、早く適当なお嬢さんと結婚してくれないかしらっ!!?」


 「ハハハ……エレノア団長夫人も、ご苦労されてるんですね。あの女たらしの研究バカ……失礼、女性人気が異常で、研究熱心すぎる金糸の賢者様が、ご家庭を?全く想像できませんねー」


※その後、エレノア夫人がブチギレて、ルクスは通いの家政婦のおばあちゃんを雇いました。

閑話休題をお読みいただき、ありがとうございます。

今回は、最初から最後まで、書くのが楽しくて仕方なかったです!

初登場に見えるキャラクターも、実は本編の会話の中で登場しているので、ぜひ探してみてくださいね!

第12話は、いよいよこの物語のタイトルにもある「恋」が動き出しますよ。

お楽しみに♪

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― 新着の感想 ―
短編たくさん。楽しかったです。 細かく書いたらひと作品出来そうなので、これだけ。 料理一切出来ませんなんて、やってやれないことはないだろう!って言おうとしたら、うちにも「壊滅的」と評した腕前の子がい…
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