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30話 亜神化の条件

 水精霊(ウンディーネ)から封印されていた一部を撃破し、解放してくれた感謝を込めたお礼を渡される。

 水精霊(ウンディーネ)はカップから立ち上がると再び、水を伸ばしオレへと触れてくる。

 水精霊(ウンディーネ)のお礼とは――。


『はい、これで契約できたのー』

「け、契約?」


 水精霊(ウンディーネ)の言葉に慌てて自身のステータスを確認する。


 名前:シュート

 年齢:14歳

 種族:ヒューマン

 状態:正常

 LV:66

 体力(HP) :25000/25000

 魔力(MP) :15000/15000

 筋力(STR):4500

 耐久(VIT):5000

 敏捷(AGI):2000

 知力(INT):1300

 器用(DEX):1600

 スキル:『スキル創造』『剣聖』『時間操作LV7』『スキル剥奪』『スキルオーブ破壊』『デコイ』『誘き寄せ』『転移LV6』『騎士LV8』『光魔法LV8』『気配遮断LV8』『隠密LV8』『気配察知LV8』『健脚LV8』『逃走LV8』『韋駄天LV8』『直感LV8』『剣術LV8』『格闘LV8』『火魔法LV8』『水魔法LV8』『風魔法LV8』『土魔法LV8』『闇魔法LV8』『身体強化LV8』『HP強化LV8』『MP強化LV8』『頑強LV8』『魔力耐性LV8』『物理耐性LV8』『精神耐性LV8』『鑑定LV9』『ステータス擬装』『スキル経験値増大』『LV経験値増大』『裁縫LV8』『皮加工LV8』『鍛冶LV8』『生産技能LV8』『抽出LV8』『索敵LV8』『槍術LV8』『斧術LV8』『回復LV8』『超回復LV8』『MP回復速度LV8』『攻撃魔法強化LV8』『アイテムボックスLV8』『魔力ボックスLV8』etc――。

 称号:廃嫡貴族のスキルマスター(準亜神)、水精霊(ウンディーネ)契約者(NEW!)




「!?」


 称号に見覚えのないモノが『水精霊(ウンディーネ)契約者』というのが追加されていた。


『何か困ったことがあったら喚んでねー。協力するからー』


 水精霊(ウンディーネ)の声音はニコニコと機嫌が良いモノで、完全に善意から契約をしてくれているのが伝わってくる。


(いや、感謝の気持ちは非常に嬉しいんだが……先程の話の流れから『水精霊(ウンディーネ)契約者』が表沙汰になったら、過去勇者の起こした問題を隠蔽するため勇者教やその界隈の関係者が動き出すんじゃないか?)


 2代目曰く、『酷い目に遭い続けた』理由も初代スキル創造者の情報を集めたせいだとしたら……。

 可能性は非常に高い。


(今更『いらない』と言ってさらに余計なことを問題が起きても困るし……。どうせ今更表沙汰に出来ないことが1つ2つが増えても変わらないか)


 実際、準亜神や準亜神剣『クリムゾン・ブルート』、レムの存在など、一般的に表沙汰に出来ない事情を多数抱えている。

 今更といえば今更だ。


 オレが自身の感情を誤魔化していると、水精霊(ウンディーネ)はさらなる爆弾を投下する。


『水精霊(ウンディーネ)と同じように他属性精霊達と契約すれば、準亜神から亜神になれるよー。だから頑張って契約してねー』

「「けっぷぅ」」


 再びオレとキリリが口から異音を吐き出す。


 オレは震える声音で思わず問い返してしまう。


「他の属性って……水精霊(ウンディーネ)以外の火、土、風の精霊と同じように契約すれば亜神になるってことか?」

『うんそうだよー。最初のスキル創造者は準亜神までしか行けなかったから、亜神化して不老不死になれなかったけど、今回のスキル創造者はなれそうで嬉しいのー』


 さらに水精霊(ウンディーネ)の口から爆弾が投下される。


 亜神化すると不老不死になれるのかー。そうなんだー。


 オレは思わず遠い目をしてしまう。

 キリリも似たような表情で胃の辺り抑えていた。


 水精霊(ウンディーネ)は気にせず、笑顔で手を振る。


『水関係のお願いごとならどんなことでも得意だから遠慮なく喚んでねー。それじゃまたー』


 言いたいことだけ告げると、透明だった水精霊(ウンディーネ)の塊はカップへと戻り再びお茶の色に戻る。

 まるで最初から水精霊(ウンディーネ)などが居なかったようにお茶の表面は微かに揺れるだけだった。


「しゅ、シュート様……」

「キリリ、言いたいことは分かるが……この事は忘れよう。皆も絶対に他言しないように頼む」

「……よく分からないけど賢者シュート様が仰るなら絶対に誰にも言わない」

「レムも、いわない」


 アリスが頷き、レムが小さな指で口元を『×』の形を作る。

 レムの仕草が非常に可愛らしい。


 とりあえず最後はややしまらなかったが、無事に『ドラゴンの牙』、『凶化暴走水精霊(ウンディーネ)』を含めた問題が全て解決することが出来たのだった。


スキルマスターを読んでくださってありがとうございます!

これでダンジョン編は一旦終了となります。

今回はちょっと短くて申し訳ありません……。

次は各キャラクターを掘り下げる番外編をアップできればと考えております。


では最後に――【明鏡からのお願い】

『面白い!』、『楽しかった』と思って頂けましたら、『評価(下にスクロールすると評価するボタン(☆☆☆☆☆)があります)』を是非宜しくお願い致します。


感想もお待ちしております。


今後も本作を書いていく強力なモチベーションとなります。感想を下さった方、評価を下さった方、本当にありがとうございます!


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― 新着の感想 ―
[一言] レムのお口の下で × は なんとなくミッフィーちゃんを連想してしまった……。(*´▽`*)
[一言] 最新話まで追いつきましたので、ちょいと一言。 けっぷう使いすぎてそろそろ萎える
[気になる点] そういえばシュートを追放した父親や国はどうなったのかな?
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