21話 『ドラゴンの牙』の処遇
新作短編を書きました!
今日(3月27日)の昼12時にアップしました。
タイトルは『信じていた仲間達にダンジョン奥地で殺されかけたがギフト『無限ガチャ』でレベル9999の仲間達を手に入れて元パーティーメンバーと世界に復讐&『ざまぁ』します!』です。
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よかったら読んで頂けると嬉しいです。
『ドラゴンの牙』がオレ達の嫌がらせとして、ストリートチルドレンの少女を利用し魔物災害をおこした。
放置すれば膨れあがり、ダンジョン外まで溢れ出る可能性があった。
なので放置する訳にはいかず、オレとアリスで膨大に膨れあがる直前を叩いたのだ。
膨れあがる直前とはいえ5000近くの数の魔物を2人だけで相手取る必要があったが……。
(お陰でダンジョンに来た目的LV上げがはかどった――なんて言ったら不謹慎だろうか)
ちなみにオレは魔物災害でLVが5つ上がった。
ステータスは以下の通りだ。
名前:シュート
年齢:14歳
種族:ヒューマン
状態:正常
LV:66
体力 :25000/25000
魔力 :15000/15000
筋力:4500
耐久:5000
敏捷:2000
知力:1300
器用:1600
スキル:『スキル創造』『剣聖』『時間操作LV7』『デコイ』『誘き寄せ』『転移LV6』『騎士LV8』『光魔法LV8』『気配遮断LV8』『隠密LV8』『気配察知LV8』『健脚LV8』『逃走LV8』『韋駄天LV8』『直感LV8』『剣術LV8』『格闘LV8』『火魔法LV8』『水魔法LV8』『風魔法LV8』『土魔法LV8』『闇魔法LV8』『身体強化LV8』『HP強化LV8』『MP強化LV8』『頑強LV8』『魔力耐性LV8』『物理耐性LV8』『精神耐性LV8』『鑑定LV9』『ステータス擬装』『スキル経験値増大』『LV経験値増大』『裁縫LV8』『皮加工LV8』『鍛冶LV8』『生産技能LV8』『抽出LV8』『索敵LV8』『槍術LV8』『斧術LV8』『回復LV8』『超回復LV8』『MP回復速度LV8』『攻撃魔法強化LV8』『アイテムボックスLV8』『魔力ボックスLV8』etc――。
称号:廃嫡貴族のスキルマスター(準亜神)
アリスはLVが3つ上がり、スキル関係も軒並み上がった。
名前:アリス・コッペタリア・シドリー・フォン・アイスバーグ
年齢:14歳
種族:ヒューマン
状態:正常
LV:63
体力 :5500/5500
魔力 :40/40
筋力:3600
耐久:3000
敏捷:500
知力:0
器用:550
スキル:『アイテムボックスLV7』『超怪力LV7』『直感LV7』『マルチウェポンLV7』『頑強LV7』『身体強化LV7』『超回復LV7』『ウォッシュLV8』『大食いLV6』『騎士LV6』『剣術LV6』『格闘LV6』『怪力LV6』『気配遮断LV6』『隠密LV6』『気配察知LV6』『健脚LV6』『逃走LV6』『韋駄天LV6』『HP強化LV6』『回復LV6』『魔力耐性LV6』『物理耐性LV6』『精神耐性LV6』『スキル経験値増大』『LV経験値増大』
称号 :アイスバーグ帝国3女
キリリ&レムもLVが2つ上昇した。
名前:キリリ・マルチネル
年齢:14歳
種族:ヒューマン
状態:正常
LV:57
体力 :2100/2100
魔力 :2300/2300
筋力:280
耐久:300
敏捷:220
知力:350
器用:70
スキル:『魔眼』『鑑定LV7』『火魔法LV7』『水魔法LV7』『MP強化LV6』
『光魔法LV5』『風魔法LV5』『土魔法LV5』『闇魔法LV5』『気配遮断LV5』『隠密LV5』『気配察知LV5』『健脚LV5』『逃走LV5』『韋駄天LV5』『HP強化LV5』『MP強化LV5』『身体強化LV5』『頑強LV5』『回復LV5』『超回復LV5』『MP回復速度LV5』『攻撃魔法強化LV5』『魔力耐性LV5』『物理耐性LV5』『精神耐性LV5』『スキル経験値増大』『LV経験値増大』『直感LV5』『アイテムボックスLV5』『魔力ボックスLV3』。
スキル:『魔眼』『鑑定LV6』『火魔法LV6』『水魔法LV6』『MP強化LV5』
称号:帝国3女の従者(帝国1の苦労人)
名前:レム
年齢:0歳
種族:新種族?
状態:正常
LV:37
体力 :1000/1000
魔力 :1000/1000
筋力:200
耐久:250
敏捷:210
知力:100
器用:120
スキル:『空気中に漂う魔力吸収』『光魔法LV5』『火魔法LV5』『水魔法LV5』『風魔法LV5』『土魔法LV6』『闇魔法LV5』『身体強化LV5』『MP強化LV5』『頑強LV5』『魔力耐性LV5』『物理耐性LV5』『回復LV5』『超回復LV5』『MP回復速度LV5』『攻撃魔法強化LV5』『アイテムボックスLV5』『魔力ボックスLV3』etc――。
称号 :イレギュラー存在
また今回の魔物災害で『転移LV6』に成長。お陰で35階層で保護した少女と一緒に皆まとめて1階層まで移動することが出来た。
転移の力に目を丸くする少女に声をかけて、妹弟の元へ行き彼女達も一緒に連れて領主館で保護。
無いとは思うがダンジョンから帰還した『ドラゴンの牙』が少女の存在に気付き暗殺してくる可能性もあるためである。
いくら暗殺者を送ってこようが全てを返り討ちにするつもりだが。
領主館へ戻るとアリス達は休ませて、オレだけが『緊急事』としてアイスバーグ帝国次女ミーリスへ面会を求める。
夕飯前だったためか、研究の区切りがちょうどよかったのか、すぐさま面会許可が下りた。
リビングで人払いをした後、ダンジョン都市『ノーゼル』トップである彼女に証拠付きで何があったのか詳細に語った。
ミーリスは一通り静かに話を聞き終えると、深く溜息を漏らす。
「……話は聞かせてもらったわ。証拠の『魔物誘引剤』、連れてきた子供達もあたい側で預からせてもらう。とりあえず『ドラゴンの牙』がダンジョンから帰還次第、領主権限で彼らを拘束して話を聞くわ」
「……了解しました」
ストリートチルドレンの子供達は現在お風呂に入っている。彼女達は領主館で保護され、希望するならこのままメイド、下男として教育を施し館に勤めさせるとミーリスが約束する。
自爆用魔石は危険過ぎるので取り外し、オレのアイテムボックス内部へ。
残った『魔物誘引剤』の箱は、ミーリス側で証拠品として預かることに。
『ドラゴンの牙』に対しては証拠品がこれだけあるのだ。
直ちに彼らの本部へ乗り込み地上に残ったメンバーを拘束。
ダンジョンから帰還した者達も問答無用で逮捕すると考えていたのだが……。
(まずは話を聞くか、随分ぬるい対応だな……)
顔には出さず内心でミーリスのぬるさに不満を覚えた。
為政者として証拠物品、証言が揃っていたとしても、まず相手側の話を聞こうとする姿勢に好感は持てるが……。
今回、『ドラゴンの牙』のやらかし――無知な子供を35階層に放り出し、自爆用魔石付き『魔物誘引剤』を持たせ魔物災害を意図的に引き起こそうとしていた。
人が越えてはいけないラインの2、3本を易々突破している。
なのにこの軽い対応を見て歯がゆく思うのは不謹慎だろうか?
しかしオレの不満は杞憂だった。
「恩人である賢者殿、うちの可愛い妹にレムにまで手を出してくれたんだから……。しっかりと話を聞かないとね。誰の手も、声も届かない深く暗い地下の特別なお部屋であたい自慢の魔物コレクションと共にね」
「あっ……」
ミーリスが手にするカップがプルプルと震える。
彼女は別に領主だから冷静だった訳ではない。
どうやら彼女は激怒し過ぎると逆に冷静に怒るタイプのようだった。
……ちなみにオレとアリスはまだ結婚していないため、レムが貴女の姪になったわけではないのだが。
「ふふふふ、これから忙しくなりそうだな」
表情は朗らかに笑っているが、眼鏡の奥にあるミーリスの目は冷たいままだった。まるで昆虫か、機械のように『ドラゴンの牙』がダンジョンから帰還後、どのような話をするのか考えているようだ。
とりあえずオレは権力者を激怒させた『ドラゴンの牙』に心の中で合掌をする。
彼女だけは今後絶対に怒らせないようにしよう。
ミーリスがカップを置くと、冷たい笑顔のまま続ける。
「そうそう夕飯前だけど、今回の一件についてギルドマスターにも話を聞かなくちゃいけなくなったから賢者殿達だけで先に食べていてくれ。あたいは一度ならず二度もメンツを潰してくれたギルドマスターとの話し合いが終わったら、食べるから」
「あっ、はい、が、頑張ってください」
『ドラゴンの牙』のやらかしで再びギルドマスターが呼び出されることが決定した。
渋いオジ様のノーゼルギルドマスターの胃が爆裂四散する姿が手に取るようにありありと予想出来てしまった。
オレはギルドマスターの不幸を憂い、再び胸中で手を合わせたのだった。
スキルマスターを読んでくださってありがとうございます!
『ドラゴンの牙』のやらかしにミーリスが激怒!
シュートだけではなく、彼女からも制裁を受けることが確定しました。
また次話で、ついにシュートが『ドラゴンの牙』に対して制裁を加えます。
その制裁とは?
どうぞ次話もお楽しみに!
またご報告として、新作の短編をアップしました。
タイトルは『信じていた仲間達にダンジョン奥地で殺されかけたがギフト『無限ガチャ』でレベル9999の仲間達を手に入れて元パーティーメンバーと世界に復讐&『ざまぁ』します!』です。
https://ncode.syosetu.com/n7378gc/
明鏡的に色々盛り込んだ作品となっております。
よければ読んで頂ければと思います。
また今後の参考にさせて頂きたいので、良ければ感想等も頂けると嬉しいです。
作者名前欄(明鏡シスイ)からも飛べるので、是非チェックして頂けると幸いです。
では最後に――【明鏡からのお願い】
『面白い!』、『楽しかった』と思って頂けましたら、『評価(下にスクロールすると評価するボタン(☆☆☆☆☆)があります)』を是非宜しくお願い致します。
感想もお待ちしております。
今後も本作を書いていく強力なモチベーションとなります。感想を下さった方、評価を下さった方、本当にありがとうございます!




