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魔法を使えない僕の職業が実は魔法使いをボコボコにする仕事なのはおかしい話ではない  作者: 田中凸丸
魔法を使えない僕の職業が実は魔法使いをボコボコにする仕事なのはおかしい話ではない
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19:ギャングや別組織が彼女を取り戻そうとするのはおかしい話ではない2

 取り敢えず扉が閉まってたから吹き飛ばしたけど、一体この状況は何だろう。


 イヴは口に変なものを咥えさせられて、ラスティは地面に押さえつけられている。


 そして、複数の男達が倒れている男を開放しながら僕を睨んでくる。


「大丈夫か!くそ、おいガキ。何で儂達が部屋にいるとわかったんじゃ!」


「え、いや別に知らなかったけど。」


「じゃあ何で銃を撃った!?」


「扉が開かなかったから。」


 僕がそう言うと大男達はキョトンとしてるけど、そんなにおかしかったかな?以前も室長の家に行った時、室長が居留守を使ってたからドアを銃で吹き飛ばしたんだけど、あの時も室長に怒られた。


「クソが、動くなガキ!」


 大男が悪態をつきながら、ラスティを立ち上がらせると彼の首にナイフを突きつける。


「いいか、少しでも動いてみろ。コイツを殺すぞ。儂らの目的はそこの女じゃ!女さえ渡せばおどれらは見逃したる!まぁ少しは痛い目を見てもらうがな。自分の立場が分かったらさっさと銃を、、うぉ!」


「せい!、あっ外れた。」


 男達が僕達の敵とわかったので、先手必勝。男の手に向ってナイフを向って投げたけど、外れてしまった。


「な、何じゃお前、お前この人質が見えんのか!?」


「つーか、躊躇いなく投げるなら、せめて当てろよ。余計ピンチになったじゃねーかよ!」


 そう言うけどさラスティ、ナイフ投げって結構難しいんだよ。


「と、兎に角、動いたちゅうことは、コイツは殺してええんじゃな。言っとくが儂は冗談は好かん。己の愚かさを後悔せい、、ぐわああ!」


 それに外れても、僕なら()()()()()()()()()()()()()()()問題ないじゃない。実際今、男の肩にはナイフが刺さってるし。


 ラスティが素早く男から離れると、別の男に捉えられていたイヴを男を蹴とばしながら助ける。


 二人は僕がいる入り口に向ってきているけれど、男達も僕達を取り押さえようと迫ってくる。


 僕が何とかナイフや銃を投げたりして、牽制していると二人共無事に入り口に着いた。


 よし、此処にはもう用はないし、このまま追われ続けるのも困る。ホテルの人には悪いけれど、こいつ等は此処で足止めしよう。


「おじさん達にプレゼントあげるよ。特製の花火。」


 腰から今回の任務用にと、渡された手榴弾を安全ピン抜いて部屋に投げて、扉を閉める。


 中で騒ぐ声が聞こえるけれど、そんな事を気にしている暇はない。急いで逃げなきゃ。


 階段を下りていると上から爆音が響く。多分手榴弾が爆発したんだろう。威力は控えめのはずだから即死は無いと思うけど、大怪我はしてるはずだろうし、もう追ってこれないだろう。


 階段を下りていると、騒ぎを聞きつけたのかホテルの支配人と遭遇してしまった。


「お客様!ちょうどいい所に、上では一体何が起こっているのですか!?先程上の階のお客様から銃声や爆発音が鳴っていると受付に連絡がありまして、、」


 まずい、何とかうまい言い訳を考えなくちゃ、僕達が焦っていると上からドタドタと集団で降りてくる。


「おどれら、儂らを舐めよってからに、唯じゃすまさへんぞ!」


「「支配人!こいつ等です!こいつ等がやったんです!!」」


 丁度いいタイミングで男達が現れたのでこいつ等に全部押し付けよう。ラスティと一緒に支配人にこいつ等がやったと必死にアピールする。


 それにしてもこいつ等、多少汚れているけど殆ど無傷だ。一体どうやってあの爆破から逃げたんだ?


 そうこうしている間にホテルのガードマンも現れ始めて、どんどん騒がしくなっていく。逃げるなら今しかない。


 支配人が男達に事情を聴き始めようとガードマンと一緒に近づき始める。見る限りあの男達はあまり騒ぎは起こしたくないらしいし、ガードマンも強そうだから問題ないだろう。


 男達が支配人の相手に困っている間に僕達は急いでホテルの外の駐車場へ向かう。


 駐車場には車が止めてあって、それに乗れば逃げられる。そう思っていたけど。


「そんな、何で。」


「完全に潰されてるな。やったのは奴らだな。俺達から逃げ道を無くすためだ。にしても一体どうやったらこんな風にできるんだ?」


 僕達が乗っていた車は完全にぺしゃんこになっていた。まるで()()()()()()()()()()()()()に。


 仕方ないので、徒歩で逃げようとしてくると後ろからもの凄い殺気が飛んできた。急いでイヴを抱いて横に飛ぶ。ラスティも反対方向に飛んで攻撃を避ける。


 すると、僕達がさっきまでいた場所に鉄板のようなものが現れ、地面を押しつぶしていく。多分僕達の車を潰したのもあれだろう。


 見た感じだと土の魔法みたいだけど、あんな魔法見たことない。


「もうええ、さんざん虚仮にしたんじゃ。儂の粉砕(プレス)の魔法で潰しちゃる。」


 そう言って僕達の目の前に現れた大男の後ろには、怪我をした支配人やガードマンが倒れている。命に別状はないみたいだけど、僕達が大男を押し付けてしまった責任だ。


 僕とラスティはそれぞれ武器を構えるとイヴを下がらせ、戦闘態勢を取る。


 男の部下は見当たらないけど、多分何処かに潜んでいるんだろう。油断はできない。


 さぁ、どこから来る?



感想、ご意見どんどん募集してます。

また別作品も投稿していますので興味を持って読んで頂ければ幸いです。


「俺TUEEE勇者を成敗 ~俺にチートはないけれどもチート勇者に挑む~」

https://ncode.syosetu.com/n6616fu/

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