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第三百十五章 愛子、逮捕される

愛子は、「地下には下水道があり、昔は使われていましたが、今は使われてない行き止まりの支線があるのよ。ここで中性子爆弾を爆発させたらどうなるかしら?本来はアメリカから盗んだ、この中性子爆弾をロシアで爆発させて、両国で戦争させようとしていたのに、淑子!あんたのお陰で計画が狂ったわ。」と淑子を睨みました。

フジコが、「落ち着いて、一度ゆっくりと話をしましょう。」と提案しました。

愛子は、「何の話をするのよ。あなたと話する事は何もないわ。」と拒否しました。

フジコは、「愛子さん、あなたのお父様は、この地球を守ろうとして、X連合軍と戦い亡くなったのよ。あなたがそんな事をすれば、地球を命懸けで守ったお父様は犬死になり、きっと天国で悲しむわよ。お父様が守った地球を守る為に、敵と戦うべきじゃないの。」と説得しました。

愛子は、「地球があったから父は亡くなったのよ。最初から地球がなければ父が亡くなる事はなかったのよ。」とフジコの説得を聞こうともしませんでした。

フジコは、「確かにそうかもしれませんが、愛子さん、あなたのお父様は地球の事を知り、地球の美しい自然を守ろうとしたのよ。何故愛子さんは、お父様と同じように考えられないの?」と説得を続けました。

愛子は、「父が地球の事を知った時には、まだ美しい自然があったからそう考えたのかもしれませんが、その美しい自然を地球人は破壊したのよ。私の父が命懸けで守った美しい自然は、地球人に汚染されてもうなかったのよ。地球人が父を犬死させたのよ。」と怒っていました。

フジコは、「だから復讐するの?何故美しい自然を取り戻そうとしないの?今からでも遅くないわ。私も協力しますので、一緒に頑張りましょう。」と説得しました。

愛子は、「もうこれ以上話し合っても無駄よ。」と中性子爆弾のボタンを押しましたが、爆発しませんでした。

そこへマーガレットが現れて、「起爆装置は私が外しておきました。フジコさんが、“アヤメ警備会社の近くの下水道で不審な女子高生の目撃情報があったわ。子供は興味本位で行っても女子高生は行かないでしょう。”と言ったのでね。中性子爆弾がここにあったので、あなたは必ずここに来ると思い待っていました。ここはテレジア星から来た警察が包囲しています。もう諦めなさい。」と追い詰めました。

愛子が淑子を人質に取ろうとした為に、マーガレットが光線銃で愛子を撃ち、テレジア警察が愛子を逮捕しました。

連行される前にフジコが、「出所したら地球に来て。それまでに私が地球の美しい自然を復活させておきますので。」と協力依頼しました。

安藤刑事が、「彼女は地球でも罪を犯しています。」と手錠をだしていました。

フジコが、「テレジア星人は体を液状にして、排水口などから逃亡します。その手錠も全く役に立ちません。地球人には捕まえられません。肉食の上に、核兵器でも倒せない為に、愛子一人で地球人全員殺す事も可能です。後は私達に任せて下さい。」と説明しました。

フジコは敵の弱点を愛子が知らないかどうか確認しました。

「愛子さん、別の宇宙から来た敵の事ですが、接近戦での弱点は解りましたが、艦隊の弱点は知りませんか?」と期待しました。

愛子は、「皆さんもご存知のように、敵は病原菌に弱い為に、スクリーンは光線砲に対応する以外は、病原菌対策に力を入れ過ぎていて、それ以外が手薄になっています。地球に昔からあるミサイルで敵のスクリーンは破れます。ハーケン号の亡霊でスクリーンは破れます。」と弱点を教えました。

マーガレットが、「私がマリさんの亡霊になります。」と出撃して、アヤメと協力して敵艦隊を撃破しました。

数日後、渚が安藤刑事に、「平野愛子は、懲役百五十年の判決を受けて刑に服しました。地球人の寿命を考慮して、テロ集団のボス、平野愛子は死亡したと発表して下さい。溶鉱炉に落ちた為に死体はありませんが、中性子爆弾を発見したと発表すれば、アメリカはどういうかしら。」と伝えました。

安藤刑事は、「解りました。そのように発表します。しかし先日の話で、あなた方がマリさんの亡霊になるのは、どういう事なのですか?」と質問しました。

渚が亡霊の説明をして、今までに出現したマリの亡霊の正体を知り、安藤刑事は驚いていました。

アヤメが、「博士、愛子も逮捕された為に、もう子供でいる必要もないのでしょう?地球で何か仕事をするのか?」とフジコが今後何をするのか知りたそうでした。

フジコは、「愛子さんが出所するまでに、地球の自然を復活させると約束したのよ。ボランティア団体“自然を復活させる会“を結成します。利益団体ではない為に、企業からの寄付金で運営します。女神ちゃん、アネゴ、マーガレットさん、寄付をお願いします。暫く運営すれば、企業イメージをアップさせる為に、寄付や共同運営を申し込んで来る企業もいると思います。可能であれば、愛子さんが出所するまでに大きくして、愛子さんが来れば、代表を愛子さんに譲ろうと思っています。その時に愛子さんが戸惑わないように、団体の方針は愛子さんとも相談して決めます。途中経過も刑務所に面会に行き報告します。これで愛子さんも生きる希望が持てるようになると思います。という事ですので、菊子ちゃん、団体のイメージガールになりPRお願いします。」と今後の予定を説明しました。

菊子は、「環境破壊している人達を懲らしめる為に、覆面レスラーがイメージガールになるの?」と笑っていました。

フジコは、「違うわよ。人気アイドルスターが優しく環境についてアドバイスするのよ。」と不機嫌そうでした。

別の宇宙から来た敵も、テレジア星を攻めた艦隊は正体不明の生物に扮した成美に壊滅させられ、それに関与した可能性がある地球を攻めれば、ハーケン号の亡霊に壊滅させられた為に、次の作戦を考えている間、暫く平和が続きましたが、この間もモミジは必死に敵の事を調べていました。

ある日、陽子が渚に、「テレジア星の病原菌も全て除去しました。もうテレジア星に戻って来ても大丈夫ですよ。」と病原菌の終息宣言をしました。

渚は、「今回の敵は強敵で、せめて、アヤメ警備会社とサクラ販売会社の社員と自然を復活させる会の会員は地球に留まらせて。テレジア星には軍隊がありますが、地球には敵と戦えるのは私達しかいないのよ。」と頼みました。

陽子は、「ねえ、渚、あなた少年探偵団って知っている?」と突然話題を変えました。

渚は、「何?母ちゃん、突然。」と陽子が何を考えているのか理解に苦しんでいる様子でした。

陽子は、「テレジア星に住んで初めて知ったんだけれども、アヤメさんとフジコさんとサクラさんは、子供の頃から仲が良く、丸で少年探偵団のように役割分担して、事件解決は大人顔負けだったそうよ。今回も見事に役割分担して対応したようね。その三人は引き離さないほうが良いかもね。その三人が地球にいれば私も安心です。」と返答しました。

一方、フジコが運営するボランティア団体は、愛子とも相談して、不法投棄など、違法行為により環境汚染している企業に対応する事になり、フジコは文章で警告していましたが、不法投棄が後を絶たない為に、愛子とも相談して、悪質な業者はタイムマシンで調べて、不法投棄した企業の本社や支社の玄関にそのゴミを移動し、“不法投棄せずに、ゴミは分別して再利用しましょう。限りある資源を有効に!”と貼り紙する強硬手段を取りました。

企業から、「東京のど真ん中に、こんなゴミを持って来られては困る。第一、私達が捨てた証拠もないでしょう。離れ小島に捨てていたゴミをこんな所に持って来るとは非常識だ!ゴミを廃棄し、ちゃんと掃除しておけよ!」と苦情がありました。

社会問題になり、マスコミや警察がフジコの所へ来た為に、フジコはマスコミ関係者と警察をビルの中に入れて、タイムマシンで撮影した証拠の動画を再生しました。

フジコは、「この動画を見て下さい。自分達さえ良ければ、他人は生きようが死のうが関係ないという考えはどうでしょうか?」と指摘しました。

マスコミが、「悪臭で苦しむ事はあっても、死ぬだとか生きるだとか一寸オーバーじゃないですか?」と聞き返しました。

フジコは、「あの会社の複数の工場から廃棄されたゴミを同一場所に捨てた為に、化学反応を起こし毒ガスが発生して、数人亡くなっています。今までは、そのゴミとの因果関係が不明でしたので、エスベック病の手術が可能な世界的名医の大日本医療大学第一外科の谷口教授に確認して頂きました。不信に思われるのでしたら、谷口教授に確認して下さい。あの状態で放置しておくと、毒ガスで更に犠牲者が増える可能性もありますので、毒ガスが発生しないように本社や支社に分けました。」と説明しました。

マスコミは、「何も東京に移動しなくても良いじゃないですか?東京には外国人も多く日本の恥です。悪臭や交通の妨げにもなりますが、そこの所は、どのようにお考えですか?」と質問しました。

フジコは、「悪臭は離れ小島でもします。何故東京と離れ小島を差別するのですか?それに日本の恥と言いますが、これが日本の現状だと海外にアピールする機会じゃないですか?それに不法投棄した企業に罰金や警告のみですと不法投棄はなくなりません。交通の妨げによる責任は、その企業に取らさせなさい。」と説明しました。

アヤメが、「菊子、何故外科がそんな事を調べるのだ?専門外のお前に、そんな事が解るのか?」と不思議そうでした。

菊子は、「知らないわよ。全てフジコさんが調査し、フジコさんの言うように発表しただけよ。」と何も知らない様子でした。

アヤメは、「お前は只、人の言われる通りに発表しただけなのか?とんだ名医だな。博士が菊子の事をマスコミに発表したから、インタビューにに備えて勉強しておけよ。」と忠告しました。

菊子は、「そうね。博士に教えて貰っておくわ。」と準備する事にしました。

アヤメは、「マスコミはすぐにでも来るぞ。今すぐ聞きに行け!。」とのんきな菊子にイライラしていました。

菊子は、「何度も問い合わせがあったわ。多忙を理由に断っています。名医は忙しいのよ。慌てなくても大丈夫よ。」と落ち着いていました。

菊子がフジコに連絡して、毒ガス発生の事など教えてもらい、その時に、「このような活動をするのであれば、イメージガールは矢張り覆面レスラーのほうが良かったのではないですか?人気アイドルスターも酷い事するとイメージが壊れるわ。」と今後の事を考えていました。

フジコは、「そうね。それでは、二人にお願いするわ。」と覆面レスラーもイメージガールに加える事にしました。


次回投稿予定日は、12月3日です。

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