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第三百十一章 フジコ、地球に来る

暫くするとモミジからテレジア星と地球に、「敵と交戦状態になり、支部の一つは壊滅させましたが、その間に敵に逃げられ、以前本拠地は不明です。一旦テレジア星に帰還します。」と連絡がありました。

アヤメが、「矢張り本拠地の探査は天才の博士でないと、陽子やモミジには無理だな。博士、私と陽子の艦に乗り出撃しよう。」と依頼しました。

司令官が、「フジコさんは、暴漢に襲われ負傷しました。今は無理です。」と連絡がありました。

驚いたアヤメが警備員に、「後は頼むぞ!博士の様子を見に行ってくる。」とテレジア星に向かいました。

アヤメがフジコの元へ駆け付けると、意外に元気だった為に驚いて、何があったのか確認しました。

フジコは、「怪我はタイムマシンで直ぐ治るから元気よ。女神ちゃん、暫く地球にいたから、怪我をすれば入院でもしていると思ったの?それと私が襲われたのは、私が油断していただけよ。心配させて御免ね。それと別の宇宙から来た敵の事だけれども、敵はキングコブラが地球に生息している事を掴み、地球を襲おうとしたようです。それが成美ちゃんの事だとは気付いていないようですが、キングコブラの特撮を行っている特撮会社が関係していると思い、社長のマーガレットを拉致しようとしたようです。今回狙われたのはマーガレットだけれども、ヘビ担当の成美ちゃんも危ないわ。守ってあげて。」と事情を説明しました。

アヤメが地球に帰ろうとしていると父から呼び出されました。

アヤメは父から、「フジコさんを襲った暴漢だが、以前フジコさんが故意に事故を起こし、お前達を地球に飛ばした事から始まり、地球とテレジア星との間に関係ができて、それでX連合軍との宇宙戦争に巻き込まれたのだが、その時、テレジア星の軍人が亡くなっています。その娘にフジコさんが襲われた事が判明しました。フジコさんも、この事を知れば辛いと思い黙っています。その暴漢が地球に向かった形跡があります。彼女の友達に確認した所、地球があったから父が死んだと地球も恨んでいるようです。今、別の宇宙から来た敵の事で大変な事は解っているが、テロなどの事件を起こし、アメリカとソ連とで、お互い地球上で戦争をさせようとする可能性は否定できない。充分注意しなさい。手が足りなければ、私に連絡すれば、警察でも軍隊でも動かして地球を援助するから、いざという時には、私を頼ってくれ。」と説明を受けました。

アヤメは、「父ちゃん、古い!もうソ連は崩壊したわよ。」と笑っていました。

父は、「本当か?俺もアヤメに教えられるとは、もう終わりだな。」とショックを受けている様子でした。

アヤメは、「それどういう意味よ!」と切れました。

父は、「別に深い意味はない。早く地球へ行かないと、今頃何処かの国でテロが起きているかもしれないぞ。」と都合が悪いので、その話題から離れました。

アヤメはブツブツと呟きながらも、地球へ向かいました。

地球へ戻ったアヤメは、フジコと父から聞いた事を説明しているとサクラがアヤメから離れた為に、その理由を聞きました。

サクラが、「女神ちゃん、テレジア星で病原菌に感染しなかった?」と確認しました。

アヤメは、「今回は大丈夫だった。」と安心させました。

山が攻撃された痕跡を隠滅して戻って来たマーガレットが、「何故、今なのよ。今迄は何もしなかったのに。」と不思議そうでした。

渚が、「今だからよ。何かに気を取られている今だからこそ、チャンスなのよ。そうでなかったら、実戦経験がない人だから、直ぐに捕まるわよ。現に地球に向かった事も簡単にばれたんでしょう?アヤメさんのように経験があれば、そんな痕跡は残さないわよ。」と説明しました。

暫く平穏無事に暮らしていると、ある日淑子が渚を訪ねて来て、「私、今年志望高校に入学できて、新聞部に入部しました。校医が芹沢先生だと聞いて驚きました。この子は、私の同級生で同じく新聞部の平野愛子さんです。学校新聞に校医の紹介として載せますので、取材させて下さい。」と依頼しました。

渚は、「淑子ちゃんも、もう高校生になったのね。お転婆娘もお淑やかになったじゃないの。」と安心していました。

その後、色々と取材して二人は満足して帰って行きました。

その後、アメリカや日本など、世界各国でテロが続き、犯行声明も発表されない為にテロ集団の目的も解らずに、世界中、テロに警戒していました。

サクラが、「恐らくこのテロは、博士を襲ったテレジア星人の可能性が高いわ。戦争が始まる前に逮捕する必要があります。菊子ちゃん、テロの件で社員を十名海外出張させるので、協力して捜して!」とテロ対策に積極的でした。

菊子が、「サクラ販売会社の社員は、住民票もないのでしょう?どうやってパスポートを取るのよ。」と不思議そうでした。

サクラは、「パスポートなしで、UFOで直接捜させます。」と返答しました。

菊子は、「解ったわ。直ぐに日本を出ます。」と返答しました。

サクラは、「日本でもテロは起こっています。社員にも捜させますので、時間が取れれば渚ちゃんも日本で捜して。日本は軍隊もなく平和だから、テロに壊されたくないのよ。テロの件は私に任せて、女神ちゃんは空いている社員に指示して別の宇宙から来た敵を警戒して。情報が混乱しないように、博士を襲ったテレジア星人の事は、私に情報を集めて、別の宇宙から来た敵の事は、女神ちゃんに情報を集めて。」と指示しました。

数日後、菊子から、「アメリカ軍から中性子爆弾が盗難され、タイムマシンで調べるとロックされていて調べられませんでした。」と連絡がありました。

サクラが、「恐らくテロを数回起こしても戦争が始まらない為に、核兵器を奪えば戦争勃発の引き金になると判断したと思われますが、問題は、それでも戦争が始まらなければ、中性子爆弾を使用する可能性があります。そして戦争が始まるまで同じ事を繰り返す可能性があります。全員至急中性子爆弾を捜して!」と焦っている様子でした。

テロ集団は戦争が起こるかどうか様子を伺っているようで、暫く何も起こりませんでした。中性子爆弾は依然行方不明で、パニックを避ける為と面子の為に、アメリカ政府も中性子爆弾が盗難された事は極秘にしていました。

そんな中、淑子が、「新聞部で親睦ハイキングに行くと、同級生が怪我した。」と新聞部の部員数名で芹沢外科医院に来ました。

手当ても終わり淑子達が新聞部の部員と帰っていると、暴漢に襲われ愛子が拉致されました。

淑子は、「警察に通報して!」と叫んで、近くにキーをつけた状態で駐輪していたバイクで追跡しました。

通報を受けた安藤刑事は、同僚と犯人の車のナンバーと淑子のバイクのナンバーと走り去った方向等から二人一組で目撃情報を頼りに捜査しました。

安藤刑事が淑子のバイクを人気のない場所で発見し、無線で同僚に知らせて付近を捜索すると、犯人が愛子を殺そうとしていて、淑子が説得していました。

安藤刑事は気付かれないように、犯人の背後に回り、犯人に飛び掛ると、犯人は拳銃を落として、安藤刑事と揉み合いになりました。

その間に愛子が拳銃を拾い、構えた為に淑子が、「愛子!何しているの!」と愛子の前に出ました。

犯人が淑子を庇い、愛子の前に出て、「辞めろ!」と叫びましたが、愛子は犯人を撃って逃げました。

安藤刑事が撃たれた犯人を抱えて、「大丈夫か!今、救急車を呼ぶから、頑張れ!」と励ましていました。

淑子は、「何故、私を庇ったの?」と不思議そうでしたが、犯人は意識を失いました。

その後、犯人は亡くなりましたが、愛子は、恐怖の為に正常な判断ができない心身喪失状態だったと判断されて無罪になりました。

サクラが一連の事件を聞き、犯人が淑子を庇った事や何故犯人が女子高生を殺そうとしたのかなど不信に感じました。

透視力やタイムマシンをフルに使い調べると、犯人は現役自衛隊員で警察とは別に政府からの極秘依頼でテロについて調査していた事が判明しました。

サクラは淑子の同級生の平野愛子がテロ集団と何らかの関係がある可能性があると判断し、社員に指示してマークしていました。

社員から、「平野愛子がデパートのバーゲンセールで買い物をしている時に見失いました。至急捜します。」と報告を受けました。

サクラは、“お金がない女子高生にとっては、バーゲンセールは生活の一部かもしれないわね。”と思いました。

フジコからアヤメとサクラに、「二人とも、水臭いじゃないの!私を襲った暴漢の事、聞いたわよ。アネゴはすっかり騙されたみたいだけれども、テロ集団のボスは恐らく平野愛子よ。嘘だと思うのなら、平野愛子を見失ったデパードのバーゲンセールをタイムマシンで調べなさい。ロックされていて調べられないわよ。あの子は、実戦経験はないけれども頭は良いのよ。私も今、地球へ向かっています。」と連絡がありました。

サクラは、警戒されないように面識のある渚に事情を説明して、「平野愛子を捜して馬鹿な真似は辞めるように説得して!」と頼みました。

渚は淑子に、「学校新聞に私の事を何て書いたの?見せて。」と警戒されないように愛子の事には触れませんでした。

淑子は、「今から愛子と会うから、その後で行くわ。」と返答した為に渚が焦っているとテレジア星からフジコが到着しました。

「落ち着いて!後は私に任せて。」とフジコが対応しようとしていました。


次回投稿予定日は、11月17日です。

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