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08.友達として

生徒会長の野崎に呼び出され

突然告白された卯月。

普通の女子ならYes!と答えるだろうけど

卯月は友達からお願いします。

と告白を断る。

野崎はそれでもいいと承諾し、

晴れて野崎と卯月は友達になった。


そんなふたりはどうやって

恋人に発展するのか・・・!


いざ本編へ!

「え!?それでぇ

OKしなかったのぉ!?」


「卯月・・・あんたってやつは・・・」


はい。説明しますね。

私が昨日生徒会長に告白されたことを

みらいとゆりに話した。

そしたら、こうなった。


「・・・だってさ、生徒会長のこと

何も知らないし、

ファンに目つけられるのも

嫌だしさ・・・。」


「だからって・・・、生徒会長だよ!?」


「・・・生徒会長ですね。」


「まぁさぁー好みの問題もあるしぃー

卯月はミーハーじゃなかったぁってぇ、

それだけじゃん?

私も驚いたけどさぁ、

別にいいんじゃん?」


ゆり・・・。


「そうだけどさ・・・生徒会長だよ?」


「・・・ただぁイケメンでぇ、

優しくてぇ王子様!」


「そうそう!

ファンサービスもしてくれる

超いい男!」


「それだけでしょ?そんな男ぉ、

アイドルとかでよくないっ?」


確かに。

生徒会長は確かに優しくていい男。

聞く人によれば紳士ならしいし、

容姿端麗スポーツ万能。認めよう。

でも、人間いいところばかりじゃない。

勿論欠点もある。

だから、欠点を受け入れられるか、

それが恋人になるべくして

必要なことだと私は思うんだよね。


「よくない!!!

生徒会長には

生徒会長の良さがあるじゃん!」


「じゃーさぁ、生徒会長にもぉ

欠点、あるでしょー?」


うんうん。


「ない!」


「はぁー。みらいみたいな子ってぇ

男に夢見すぎててぇ

その人の欠点知った瞬間

冷めてぇ好きじゃなくなる。って

有りがちなタイプぅ〜」


ゆり・・・言い過ぎだよ。

そう思ったけど言えなかった。

なぜなら私も同じことを

思っていたからだ。


「そんなことない!

じゃあゆりは生徒会長見てて

欠点あるように見える?」


「見えないよ。」


「じゃあ・・・「見えないけど、

絶対あるんだよ。外面完璧でも

人間だもん。

欠点ないなんて、有り得ない。」


ゆり・・・。


「・・・。」


「ご、ごめんっ!!」


「ゆり、ありがと。

そんで、みらい、ごめんね。

私、生徒会長の告白断ったけど、

付き合う気がないとかじゃなくてね、

ちゃんと向き合いたかったの。」


「「え?」」


「生徒会長のこと知らないし、

生半可な気持ちで

有名人と付き合うなんて

私にはできない。」


「卯月・・・」


「だから、友達として付き合ってみて、

お互いのこと知って尚、生徒会長が

私のことを好きでいてくれて、

私も生徒会長のことが好きだったら、

付き合おうかなって・・・。」


「「・・・」」


「・・・だって、失礼でしょ?

顔がかっこいいとかっていう

上っ面だけなのと、

告白されたから・・・なんて理由で

付き合うなんてさ。」


「「・・・」」


2人は黙って私の言い分を聞いてくれて、

尚且つ受け入れてくれた。

この2人は本当に、最高の友達だ。


「卯月の気持ちはぁわかった!

話してくれてぇありがとぉ!!」


「・・・ごめん、卯月。

うち、卯月の気持ち考えないで

発言してた、ホントごめん。」


「ゆり、みらい・・・ううん、いいんだ。

こうして2人が話聞いてくれて、

怒ってくれて、嬉しいんだ。」


「怒られたのはうちだけどね(笑)」


「そうだねぇ(笑)」


今は、こうやって笑いあったり

怒ったり、悲しんだりする友達が

いることが一番の喜び。

だから生徒会長には申し訳ないけど、

時間をもらいました。

それを快諾してくれて、

ありがとうございます。

生徒会長の事少ししか知らないけど、

でも私はきっと・・・。


ううん。先のことなんてわからない。

だから、可能性を信じて、

待っていてください!





1週間後



「ね、でさでさ、生徒会長とその後って

接触あるの?」


「好きだねぇみらいは。」


「え?何が?」


「こーいーばーなっ!」


「えー、だって気になるじゃん!」


私は毎日のようにみらいに

同じ質問をされる。

どうするの?どうにかなった?

生徒会長との接触は?


・・・うん、申し訳ないけど、

うんざりです。


「どうにもなってないし、

接触は委員会で話すぐらいだよ。

それも仕事の話。」


「そっかぁ・・・。

でもさ、生徒会長と卯月って、

友達にはなったんだよね?」


「うん、友達からお願いします。

って言ったからね!」


「じゃあさ、接触ないのって

ちょっとおかしくない?」


「うーん・・・。

まあ私が話さないからね・・・

向こうから下級生の私に話しかける

っていうのもファンの怒り買いそうだし

だからじゃないかな?」


「・・・あーそっか。

ファンの目があるから

下手に動けないよね・・・。」


「そうそう。」


とりあえず、そう説明したけど

見えないところでこっそり

話しかけてくれてるんだよね・・・。

それをみらいに言わないのは

些細な変動だけで

騒ぎ立てられたくなかったから。

っていうのは、ここだけの話!笑

先週予約切らずにそのまま

投稿してしまい

申し訳ありませんでした。

掲載していたお話は1度

忘れてください、申し訳ありません。

二週連続の休載とこの度のミス、

そして投稿が遅れましたこと

お詫び申し上げます。

本当に申し訳ありません。



そしてほとんど何の進展もない

2人です。

初々しいというか・・・。笑

えー、これからも

宜しくお願いします!m(_ _)m

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