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任務開始

へったくそで本当にすいません…。

見ていただいてる方、スーパー感謝です!!

『リューネ。おいで。僕のリューネ…』

誰だ?僕の名は……あれ?なんだっけ?

『クフフ…可愛い僕のリューネ。愛してる。』

君は誰だ?君は………まさか…


「おーほほほほほほほほっっ!!」


遅れて激痛。ぼやけた視界に入ったのは、今日も今日とて飽きもせずに、金色の髪をギラギラ光らせてやって来たキングだった。

「ジョーカー!!あたくし様がわざわざ起こしに来てあげたわよ!!感謝して宇宙の果てまで一周してきなさい!」

えーと、僕の今の状況:

1.ベッドから上半身だけずり落ちて、逆さになっている。

2.キングが僕のシーツをつかんで、おもちゃをもらった子供のように笑っている。

「おはようございます。キング。もう出発ですか?」

「もちろんよ!!」

そして高らかに宣言するのだ。


                 「任務開始よっ!!!」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

そして、やってきました。敵ギルド。

「話に聞いていた通り、意外と立派ね!!まあ、あたくし様の城に比べれば小さく、そして果てしなく惨めね!おーほほほほっ」

かなり失礼ですよ。キング。

「今回ノ、目的、ハ、できるだケ、穏便、ニ、この、マチから、出ていって貰、ウ、事。言動、気を付け、タ、方が、いい。」

今日は全員正装で、キングは深紅のフリルが正装にはとても見えないドレス。ジャックはシャツと、黒いプリーツスカート、その上から白衣をはおっている。

「zzz…」

立ちながら眠っているのは、クイーン。迷彩柄の軍服を着こんでいて、眠っていなければ、10人が10人振り返る程の美貌である。ちなみに僕は、黒いシャツに赤いズボンとネクタイ。そして黒いジャケットを着ている。

「キング…ジャックの言うとおり、あまり失礼な発言は、控えてください。今回は交渉がメインなんですから。」

「真実を述べたまでよ!!」

「大分失礼です。」

そんなやりとりをしていると、

「ボスが、お会いになるそうです。」

やって来たのは、漆黒のマントの身を包んだこのギルドの人だった。

「ありがとうございます。」

僕はキングの代わりに一礼をし、先頭に立ち、謁見の間に入っていった。


「失礼します。」

重厚な扉をギィイイ、と開けると、部屋中が水晶(クリスタル)で出来た部屋の中心に、水晶で出来た玉座に優雅に1人の男が腰かけていた。黒い髪に端正な顔立ち。口を開くと、低く、甘い声が部屋に響いた。

「よく来ましたね。僕がこのギルドの長、ルギと申します。」

それほど大きい声では無かったが、耳に残る声だった。

「あたくし様はこのチームのリーダー、キング・エアクミアルよ。」

珍しく静かに抑えた声で、キングは淡々と自己紹介をし、いきなり本題に入った。

「単刀直入に言わせて頂くわ。この町の他に拠点を移してほしいの。」

ルギは意外な事にその端正な顔立ちを、(ほころ)ばせあっさりと、

「かまいませんよ。」

全員拍子抜けしてしまった。キングなんて目を顔の半分位まで見開いて、究極的に珍しく、細い声でもう一度訪ねた。

「い…いいの?」

「ええ、ただし…条件があります。」

そして、怪しく瞳を光らせると、僕の事を指さし、言葉の爆弾を投下した。

「そこの、僕の婚約者(・・・・・)の洗脳を解いて下さい。」


全員の時が止まった。この男は…何を言っているんだ?

「そ…それは出来ないわ。こ、この洗脳は…」

キングが声を震わせながら反論した。だが、それが彼に火を付けてしまった。

「それなら、無理やりにも解かせて頂きます。」

それと同時に指を鳴らした。パチンという小気味いい音が響いた。すると、さっきの黒服の奴らが、僕以外のキング、ジャック、クイーンの3人を羽交い絞めにした。

「なっ……!?」

中途半端で済みません…できるだけ早く更新します!(^O^)/

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