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番外編:二日後

「なあ、石和」

「なんだよ」

「俺達って、生きてるのかなあ」

「さあな。生きてるんじゃないか?こうやって話してるんだし」

そう言って下を見る俺達。目下には2つの体。どう考えても生気が失われている。

「あれってさ、もしかして…」

「おおっと、昭彦君?僕の隣に謎の階段が」

「どこ行きの?都庁か?」

「いや。天を目指している真っ白の長い長い階段だ」

「おい待て。それは…」

「大人の階段の~ぼる~」

「登るなああああ!!その階段はきっと天国行きだ!!」

「止めるな昭彦!!俺は逝くんだ!!」

「逝っちゃだめえええええええええええ!!」

「じゃあどうしろってんだよ!!」

「あ」

「何だ?」

「今日の金曜ロードショーはラピュ〇だ」

「そうだった!!おちおち死んでいられない!!

「帰るぞ石和!!」

「おう!!」



その頃、昭彦達の下では…



「なぁ~むあぁ~みだぁ~ぶ…」

2人の葬式が行われていた。

「いやー、惜しい人を亡くしたもんだよ。しかも2人」

「あいつら、いい奴だったからな」

「でもバカだったよな」

「そんでもってアホだったよな」

「まあ、いてもいなくても同じだったってことだろ」

「そだな」

「それにしても、奴らが死ぬとはな。よりによって事故で」

「都庁全壊の謎はどうでもいいが、その場にいた昭彦と石和は何してたんだろうな」

「さあ」

その時、2つの体に閃光が走った!!

「「勝手に殺すなあああああああああああああああああああああああ!!!!!」」

「なぁ~むぁ~…ああああああん!?」

坊主の数珠じゅずが切れる。

「「待ってろよおおおおお!!ム〇カああああああああああああああ!!!!!」」

どどどど…と走り去っていく2人。会場にいた人たちは皆唖然していた。


   皆「勝手にって…お前ら今まで花に囲まれて寝ていたんだぞ?」


こうして、カジノもポリスもラスベガスも関係性皆無の物語は幕を閉じるのであった。


これが本当の最終話です。

まぎらわしい事してすいません。

今回の作品は初めてにも関わらず、たくさんの方に観覧して頂きました。

本当にありがとうございます。次回作もよろしくお願いします!!

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