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戦いの詩シリーズ

詩 時計塔の奇術師戦

作者: 仲仁へび



 ちくたくちくたく


 時が刻まれる


 ちくたくちくたく


「テレビをつけて、ゲームスイッチオン」


「さぁ、ボス戦の始まりだ」


――コードを入力してください


――タイムリミットが迫っています


 焦燥にかられるまま 突き進んで失敗する


 同じレールの上を走っている リトライ決定


 これはもう 何度目だろう リセット確定


 隠されたヒントが見つからないから リスタート思案


 答えにたどり着けない


 ああ もしかしたら駄目になるかも


――順番通りに作業してください


――与えられた機会は一度きりです


 瞳と瞳を合わせてタイミングをはかる


 心を通じ合わせるように


「初戦は必ず負けるって、誰か攻略サイトに書いとけよ!」


「何度もトライしちまったじゃねーか」


 ちくたく ちくたく


 ちくたく ちくたく




「ストーリー」

 一度負けた戦いだ。油断するなよ自分。

 確かに頭を使う事は得意じゃないけど。今度は一人で挑むわけじゃないからな。

 頭脳担当が傍についてる。

 というか同時操作のギミックなんて一人じゃ無理だろ。

 初戦は敗北確定戦闘だったのかよ。



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