第七話
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
もうテストの時期がやってくる。
はぁ〜たまんねぇよテストなんてだれか教えてくれる人はいないのかぁ、と思う今日この頃ですが、
なんと、なんとですよ!
あの、パブリックと、プライベートの境がないあの!君島さんはとても勉強ができるそうなのです!
なんで今日は僕図書室で教えてもらうんです!
え?いつもと変わらない?部室だって?
そんなもん知るか〜!
なんで君島さんとやるかっていうと、この前の一件で自分のメンタルにダメージが入ってそれから朝の登校くらい2人で入れるけど、それ以外は、厳しいからね。
なんたって俺は好きなのに彼女はおそらく俺のことを長年を共にしてきた戦友、家族くらいと、しか思っていないだろうからね!ハッハなんか泣きたくなってきた。だから俺は、君島さんと勉強することにしたんだが、
なぜだ、なぜ君島さんと鮫宮で、すごい険悪な雰囲気になっているんだ。
そして何故、鮫宮は、いるのだ?まぁ2人きりじゃないから良いけど。
はぁ、なんかやっぱり片想いって考えるだけで、心が痛いし、彼女は勉強もできるからなにもかっこいいところ見せられないな…
どうやったら付き合えるのだろう。
あっ、ヤベェテスト1週間前でみんなで集まって勉強してるのに俺だけやってないじゃん、ぼーっと考え事してる場合ねぇぇ!!
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
テスト結果
集中できなかったけど良い感じだな!
今井祐希 32位
鮫宮美香 1 位
君島美玲 25位
てか、あいつら高くね?俺は鮫宮に追いついて
彼女の恋人にならなくてはならないのに、
いつになったら追いつけるのだろうと今日も憂鬱になる、今井祐希であった。
今展開を少し考えています