表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
88/359

第88話これを最後の仕事に

新会社設立ということで、5人でささやかに飲み会をしました。{/beers/}

「専務どうぞ」

私は専務ということになり、相棒は部長ということになりました。

どうやらこの単位までまとめれましたが、社長や現場の幹部とはまだ彼女らは軋轢が厚いようです。

今日飲み会をするということで、女房から久しぶりに尿漏れパンツをはかされています。

「家賃の引き下げの話はどうなりましたか?」

主任の女性が聞きます。

「その話は現場の支配人の中で持ちきりなんですよ」

「どうして?」

「それは何年も前から支配人から社長に提案されていますが、社長は逃げに逃げまくっていますから」

「確かに首が飛ぶかもしれません」

そう覚悟して本社の社長室で話しました。

「それは不味いですよ。社長は気に入らなければすぐ首を切るタイプですから」

相棒の部長が心配そうに言います。

「でもね、それしかホテルの再生はないのだよ」

「社長は?」

「考えさせてくれと言ったさ」

「珍しい反応ですよ」

私は宮仕えはこれで最後にしようと思っています。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ