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第68話空気が読めない

親会社に出かけてホテル運営会社が赤字である説明を幹部会議で行いました。

幹部社員は眠そうに聞いています。

私は少し緊張しているのかトイレが我慢できるか不安です。

何とか1時間半で話し終えたいと思っています。

私は社長の表情だけ見て喋ります。

「息子から聞いているが、順調だということだが?」

相変わらず子会社の社長に任せているという感じです。

でも当の社長が昨日電話で実情を話してくれと言ってきています。

どうも今月は資金繰りがつかないようです。

専務はもともとホテル経営には反対なので先に帰ってしまっています。

「経理課長がみてどうなんだ?」

「毎月家賃と貸金の返済があるので時間の無駄だと思いますね」

息子はわざと目を合わさないでいるようです。

1時間過ぎた時から、痛みが走りだしています。

どうも緊張するとダメなようです。

自分でも血圧と血糖値が上がってきているのが分かります。

「ならどうして家賃と返済が滞らない?資金を持っているようには見えないのに」

空気が読めない!そんな顔で幹部がみているようです。

ダメです。尿漏れパンツに排尿痛とともに血尿が漏れ出しました。

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