第30話抗がん剤の副作用
痛みとトイレの回数は相変わらずですが、これを受け入れようという気持ちが出始めました。
抗がん剤治療中でも生活に張りを持とう!奈良行は大きな前進です。
でも現状の症状をまとめてみようと思いました。
これは抗がん剤の副作用に間違いないです。
注入当日、37~38℃程度の熱が出る。2日で下がる。
排尿時の痛み、尿の回数が多い、赤味がかった尿が出る。残尿感がある。
「尿意切迫感・切迫性尿失禁・頻尿」が重要な3つの症状の過活動膀胱状態に。
1日30回を超える頻尿で睡眠不足。間質性膀胱炎の症状がみられる。
睡眠不足のためボルタレンサポ25mg 、痛み止めを服用。
今日は内科の1か月に1度の診断日です。
「抗がん剤治療で腎臓の方はどうなんですか?」
日頃気になることを質問してみました。
「そうですね。数値的にはよくありませんが、まずがんを治すことから腎臓の長期治療に入るしかないと考えています。抗がん剤の注入は後何回ですか?」
「後1回と聞いています」
「もう少し頑張ってください。副作用の弱い睡眠薬を出しておきましょう」
「抗がん剤治療が終わるとこの状態は終わりますか?」
内科の医師の方が話しやすいのです。
「専門外なので分かりませんが、抗がん剤の副作用が強い人の方ががん再発が少ないと聞いていますよ」
この言葉が救いです。




