第27話傷病手当
セカンドオピニオンといっても相談する医師が見当たりません。
取敢えず痛み止めの服用で夜に睡眠をわずか確保しているのが現状です。
服用前は一晩に7度も起きてトイレに行く始末で、痛みは排尿時だけではなく動くと痛みが走ります。
病気の前はベランダ菜園を手掛けていましたが、今は草ぼうぼうです。
僅か仕事の作業している時だけ痛みを忘れるというのは悲しいですね。
「仕事を続けるというのも…」
と息子が珍しく声をかけます。
仕事人間の親父に話しかけてくることは珍しいことです。
息子も去年から働き始めています。
それで思わず傷病手当をネットで調べています。
医師の診断書(働けない理由明記)*診断書依頼時に用紙記入を同時依頼。
傷病手当記入用紙(医師の記入欄あり)を会社に提出。
請求期間にかかる出勤簿の写し及び賃金台帳の写し(第1回のみ)。
これは総務の私が用意しよう。
1年以上厚生年金保険を加入しているこれはOKだ。
「4日以上の連続した休み」を在職中に確保しているはもう一つ分からない。
調べているけれど、心はもうひと頑張りと叫んでいます。
もう1回抗がん剤注入を辛抱してみてからだ。