表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
16/359

第15話膀胱内注入法

通院するということで、7日で退院することになりました。

翌日会社に出ましたが、総務部は何の反応もなくほとんど課長が仕事をこなしています。

「何かすることは?」

課長は同じ時に入社してよくお昼を一緒に出掛けていましたが、

「ゆっくりしてください」

と冷たく言われ、私は透析食の弁当が始まりました。

さっそく昼から泌尿器科の通院が入っていて、少しきまり悪く会社をでました。

1時間ほど待合室で待たされ泌尿器科の診察です。

「急いで退院されたので、作業は途中になっています」

頑固そうな泌尿器科の医師がレントゲンのフイルムを見ながら言います。

「前にも言っていた膀胱温存療法を今日から開始します」

そう言うなり泌尿器科特有のベットに寝かされます。膀胱温存療法をネットで調べておくのだった。

局部に早速痛み止めのゼリーを塗られてドキドキです。

尿道に太そうな棒を差し込まれます。これは痛い!

それから内視鏡が入って、

「今のところ再発は認められませんね」

再発という言葉を聞くとドキ!としてしまします。

「今回は膀胱の内部に直接抗がん剤を注入する膀胱内注入法を採用します」

この時はBCGだと思い込んでいましたが、CMV療法というシスプラチン+メトトレキサート+ビンブラスチン

の注入だったようです。

医師の話を後でネットで調べてみるとよく分かります。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ