表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
141/359

第141話相棒の退職

職業訓練の面接にシニアNPOに出かけます。

最近は会社を辞め睡眠を長くとれるようになり、体の調子は何とか維持できているようです。

この頃は第二の仕事としてシニアNPOを考え始めていました。

面接に来る人を見ると30歳代から70歳まで様々なようです。

面接中携帯のバイブレターが鳴ったのでまた警察かと思いました。

表に出て携帯を見ると元相棒だった部長からの2度の着信でした。

「こちらから携帯を入れても・・・」

最近はあてにならない相棒だというイメージになってきています。

「いやすいません。元専務のホテルの支配人に頼まれてついつい・・・」

「またいい話に引っかかった?」

「それです。自分でも呆れてしまいます」

「それで何をさせられていた?」

「専務のパソコンの中身の復元です」

「大半の重要な情報は消してあっただろう?」

「ええ、でもそれがすべてと報告しました」

それはそれでよかったという気がしました。

「それで?」

「今日総務課長が来て、自己都合退職の引き継ぎ期間が終わったと離職票を持ってきてサインを要求したのです。元専務は姿が見えません。どうもまた罠にはまったみたいです。私は頭にきてそのまま会社を出てきました。不当解雇は無理ですか?」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ