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第132話刑事告発?

足のつりが続いているので痛み止めを常用してしまっています。

それでも夜中に4度は起きてしまいます。

慢性の寝不足と便秘に悩ませれています。

弁護士に連絡を入れると、初めて専務が電話に出てきたようです。

「わしの入院中のことで総務課長から報告もない。社長は詳しい事情が分からないと言っている」

と言うとんでもない回答だった。もう一度離職票と解雇理由書の提出を念を押したとのことです。

今日は解雇後初めてホテルの社長と会います。

ホテルから少し離れた喫茶店を指定してきました。

「売り上げが下がっているそうですね?」

「あの元専務が支払いを止めているので、支配人が自衛で売り上げを送金しなくなっているんだ。また専務派が現場を牛耳ってしまっている。親会社に話をするが、社長が電話に出てこない」

「女性陣も首になったようです」

「専務が作った新しい仕組みを動かせる人間がいない。それにボイラーが3か所予定通りに破裂して営業停止になった。工事業者も支払いを止めているので応急処置もしてくれない。困ったことになったよ」

いつもダンディな社長ですが、髭が生え放題です。

「裁判をしている親父に会ったことがあるだろう?」

不備の書類を貰いに行きました。なかなかの太っ腹な社長です。

「親父が刑事告発をしたようなんだ」

「あの民事訴訟は?」

「あれは専務が解雇になってから新しい弁護士を立てて色々と反論を出している」

「これは長引きますよ」

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